2012年10月31日水曜日


ミニ・フォーク
此れは、だいぶ前、合羽橋のアウトレット屋で見付けた。
アレッシーのデザインを真似たものの様な気もするが
それでも、さてデザートをと云う時に
来んな笑顔があると嬉しい。
私は自分専用のスプーンとフォークが有るが
それにも此の笑顔が付いている。
チョットした事だが生活の中に
”遊び”や”ゆとり”を持つ事は大切だ。
ところで今夜はハロウィン
前回の「今日の一品」でカボチャの代わりに柿に
顔を描き”ジャックランタン”というシンボルを
作って飾っていたが、こうして
当日を待たずに柿は食べられたという次第。





すき焼
海無し県(栃木)に生まれた私は、子供の時は
父が毎晩、魚屋から出前で取っていた刺身に憧れたものだが
こうして海の前に住んでみると、それは当たり前になってしまい
今度は肉が無性に食べたいという衝動に時々駆られる。
昨日、伊東駅前の肉屋で100g800円のすき焼用牛肉を奮発
ついでに白滝、焼豆腐、長葱、椎茸、春菊を買いそろえ
すき焼を作る。
割り下は鰹ダシと醤油と酒と味醂少々、
それぞれ程よく火を通し、当然、生卵も割って絡める。
此れに頂いた京都の実山椒をかけたら
もう・・・ウフフ。
冷えた赤ワインをグビグビ、熱い肉をホッホッホッ
締めには、一口ご飯に此れ等を載せて”ミニ牛丼”。

まあ此れで暫くは肉が食いたい症候群は納まるだろう。




Moon Songs (月の歌)#31
The Moon Of Manakoora, 1943-Dorothy Lamour 
昨日登場したドロシー・ラムーアも”月の歌”を歌っている。
ジョン・フォードの映画「ハリケーン」(1937)の
主題歌で ”マナクーラの月”
ハワイアンの様だが実は「西部開拓史」の作曲家
アルフレッド・ニューマンのオリジナル。
沢山の歌手や楽団に愛されてカヴァーは31曲あまり。
映画「ハリケーン」は南海の孤島が舞台のスペクタクル。
西部劇専門になる前、初期の監督ジョン・フォードの
才能を流石と感じさせる見事な作品だ。

ドロシーは日本女優・原節子に似ている・・・というより
原節子が日本人離れしていたというべきか?
とにかく官能的な肢体と美しい瞳は今でも輝いていて眩しい。

此のシリーズ#11で登場した細野晴臣の“Honey Moon"の
入っていたアルバム「トロピカル・ダンディ」の中にも
”ハリケーン・ドロシー”という曲があって
♪ドロシー俺の負けだ〜と、その想いを込めている。

しかしハリケーンと云えば過去最大級の”サンディ”が
米国で凄い事になってるらしい。

2012年10月30日火曜日


中華料理店は何んとか飯店とか、酒家そして樓に園、軒
と後ろに付くのが多いが、その違いは何なのだろう?

南国酒家と似ているが天国酒家
(ネエちゃんはキレイで酒は飲み放題だとか)

龍園と似ているが窪園
(千枝子という女主人が昔、潮吹きで有名だった)

北京飯店と似ているが陰金飯店
(多分、不潔そうで流行らないだろう)

ごめんねジローと似ているが痔樓
(これも又、誰も入らないだろう)

浅草には来集軒というラーメン屋があるが
高倉軒
(不味くても不器用なもんで・・・と開き直られそう)

先日、蔵前駅近く、いつの間にか出来ていた博多ラーメン店に入ったら
中国人のお姉さんが「スコシ・マテ・クタサイ」と。
暫くして店長らしき髭面の男がジャ〜ッと大きな音をたて
トイレから週刊誌を持って凄い匂いとともに
ウットリとした表情で登場!
ちゃんと手を洗ったか?不安になった私は
「あっ、時間が無いのでゴメン!」と店を飛び出た。



Moon Songs (月の歌)#30
Moonlight Becomes You - Bing Crosby 
此れは戦前の映画「モロッコへの道」(1942) の一場面
設定が”ロミオとジュリエット”みたいだが。
珍道中シリーズのヒロイン、ドロシー・ラムーアに
コンビのボブ・ホープ。そしてアンソニー・クインまで出てるらしい。
面白そうだからDVDに成っていたら是非観てみたいものだ。
モノクロでもハリウッド映画らしいゴージャスな雰囲気は
ジミー・ヴァンヒューゼン作曲、ジョニー・パーク作詞で
ビング・クロスビーの甘い歌は”月光が貴方に”と
ロマンチックな気分を盛り上げてくれる。

2012年10月29日月曜日

Moon Songs (月の歌)#29
Michael Jackson: Smooth Criminal ~ Moonwalker Version 
此れも”Moon”の検索で出て来た。
そんな事を云うと、あの世でマイケルが
「何で俺が一番先に出て来ないんだ?」と
怒っているかも知れない。
まだ漂白をしておらず肌が黒い頃だがフレッド・アステアや
ジーン・ケリー等の歴代ミュージカル・ダンサーに引けを取らない
彼のパフォーマンスは流石。
身体を傾けるポーズは靴と床に仕掛けが有ったらしいが
それでも、誰でも出来る技では無いだろう。

だいぶ前の話だが旦那と子供にカレーを3日分作り置きして
福岡のコンサートを観に行ってしまったマイケル狂いの奥さんは
その後どうしているだろう?

2012年10月28日日曜日

Moon Songs (月の歌)#28
河上的月色:李香蘭
今夜は中国、それも蘇州辺りの川面に映る月を
李香蘭こと山口淑子が歌っている。
香港土産に頂いた「百代.中國時代曲名典: 蘭閨寂寂」と
いうアルバムに入っていた。
戦前の満州鉄道で中国語を教えていた日本人の両親から生まれた娘が
完璧な中国語を話せたので当時の満州映画協会から
中国人スター”李香蘭(リシャンラン)”と偽って売り出された。
天性の美貌と美声は瞬く間に日中両国で人気が出て
沢山の映画とレコードが制作された。しかし終戦時には
中国から祖国を裏切った女として裁判にかけられたが
日本人である事が証明され、刑を免れ母国に戻された・・・と云う
経緯(いきさつ)は劇団四季のミュージカルになっている。

私が彼女を知ったのは、だいたい小学4、5年の時
姉夫婦が連れて行ってくれた映画「白夫人の妖恋」(1956)でだ
既に山口淑子と改名、池部良とのコンビで監督は
「夫婦善哉」「濹東綺譚」の名匠・豊田四郎、その官能的な表現は
此の予告編でも凄いが、子供ながら、彼女の怪しい美しさに興奮して
その夜は、眠れなかったのを此の歌で思い出した。

2012年10月27日土曜日


自家製ハロウィン?
一個98円の柿を買って来て置いていたら
こんな悪戯をしたくなった。
町中でやたら此の飾り付けを観るが
ハロウィンて何時なんだ?

Moon Songs (月の歌)#27
007Moonraker(ムーンレイカー) - Shirley Bassey
此の曲にも”Moon”の文字が入っているので登場。
ロンドン・オリンピック開会式で女王陛下と一緒にパラシュートで
飛び降りたボンドはダニエル・クレイグだが
此の映画のジェームス・ボンドはロジャー・ムーア
そして主題歌を歌っているのは007シリーズでは
最多登場3度目のシャーリー・バッシー。
先の2曲はトップ・チャートを賑わしたのに此の曲は
何故か売れなかった。ロマンチックで良いと思うが・・・。
それでも、その年(1979)の世界映画興行成績は1位
日本では「スターウォーズ帝国の逆襲」の次で2位
ボンドがスペースシャトルに乗って宇宙へ。
世界制覇の為に地上に毒ガスを撒き散らすという狂人を相手に
無重力空間をレーザー銃で撃ち合う荒唐無稽な話だった。
オマケに前回の人気悪役”ジョーズ”ことリチャード・キールが
再び登場、怖いというよりデカい図体(2m18cm)が可愛かった。

2012年10月26日金曜日

Moon Songs (月の歌)#26
The Moon from "Urga": Eduard Aremiev
今日はモンゴルの月
「黒い瞳」のロシアの名匠ニキータ・ハミルコフが
モンゴルの大草原に住む羊飼いの家族を
ロシア人運転手の目を通して描いた作品。
モンゴルに行った方は解ると思うが其処は見渡す限りの大平原
空が視界いっぱいに広がって、夜の月も美しいが
昼は朧げな白い月に又、何とも云えない味わいが有る。
”ウルガ”とは馬を操る長い竿の事だが、
それを小高い丘の上に立ていたら、それは男女が愛を交わしている印
どうか邪魔をしないでくれという事。
ゲルという狭い移動テントで家族一緒に生活する彼らは
人目を憚らず、愛し合えるのは屋外、温かい日差しが有れば良いが
モンゴルは夏の次に秋を飛ばして冬が来てしまうから
今頃は、もう雪が降って居ることだろう。


2012年10月25日木曜日

Boccaccio(ボッカチオ) '70
最近BSのチャンネルが増えて、1962年公開の此の映画を
ナント50年ぶりに観ることが出来た。
カルロ・ポンテイが製作し
フェリーニやヴィスコンティも参加したオムニバス映画だ。
4話の長編なので前後に分けて放映され、取り敢えずは
マリオ・モニチェリの”レンツォとルチアーナ”と
フェデリコ・フェリーニの”アントニオ博士の誘惑”の前編。
まず1話だが当時の若い夫婦の生活事情をコミカルに描いている。
イタリアらしい大家族に囲まれて中々二人だけの時間が
取れない夫婦が開きなおって新居を構える話。
撮影のアルマンド・ナッツィの斬新なカメラ・アングルが
新しいイタリアの風景と風俗を切り撮って素晴らしい。
まあ無名の男女俳優を使っているから客を呼べないと
公開時は此の1話だけカットされたらしい。
しかし2話のフェリーニ作品は此の映画の目玉というか
フェリーニがカンヌでパルムドールを取った「甘い生活」の
延長上にある作品なので流石に面白い。
「甘い生活」の有名な場面トレビの噴水でマストレヤンニと戯れた
グラマー女優のエニタ・エクバーグが
独身で堅物の老博士を悩ませるというもの。
その博士は最近のイタリアの風紀は乱れていると日頃から
露出度の高い水着ポスターを買い取っては引き千切り
善行をしたボーイスカウト達を表彰したりしている有識者。
ところが、突然、彼の家の前の空き地に
ミルクの広告で豊満な乳房を強調した
アニタが寝そべる巨大な看板が立てられてしまったのだ。
それ以来、彼は昼夜となく、その看板が頭に浮かび、遂には
巨大な彼女が幻覚と成って看板から抜け出してしまった。
今ならC.Gを使い巨大なアニタを作るのは簡単だが
当時の技術では無理だったらしくフェリーニは
カット・バック編集で博士と巨大なアニタを絡ませている。
それでも充分、意図する処が伝わって来て可笑しい。
フェリーニの巨乳好みは映画ファンなら皆知っているが
「甘い生活」以降、彼の作品すべてに、それらしき女性が登場する。
それも”怪女”に近いカタチで。
それを又観客が期待していたものだ。
私も、だいぶ前だがCMで、そのアイディアを頂いた事がある
此の映画の公開から20年は経っていたが
それでも、まだC.G合成は無理で、たった3日間の突貫工事で
久里洋二氏デザインの巨大な女性が完成したのには感激した。
フェリーニならずとも、世の男というものは
大きな女というか、大きな愛に包まれたいという
願望が有るのかも知れない。







ラッキーな1日
チャリには絶好の日和、伊東のバイク屋の前を通ったら
店先に居た元気な若旦那が
ビアンキのタイヤの空気が甘いと入れてくれた。
お陰でペダルが随分軽く成った。
その先の魚屋へ行くつもりだったがナント水曜で休み。
それなら南伊東のスーパーにも魚は有ったはずと
チャリを飛ばしたらサンマの安売り、ラッキー!
3匹買って2匹は頭とワタを抜き冷凍
残りを塩焼きに。
糠漬けにする茄子が切れていたので駅前のスーパーへ
そこでも茄子が安売り!
ついでに白菜、人参、シメジが総て98円。
どうやら、ツイている日だったらしい。
家には鶏肉の冷凍が有ったので、それらを昆布だしで
煮込んで鶏鍋に。
今回は味噌味にして七味や実山椒をかけて食べた。
飲み物は焼酎のソーダ割り。


Moon Songs (月の歌)#25
 Tonada de Luna llena(満月のトナーダ)  : Caetano Veloso
今夜はブラジルの月、それも満月だ。
トナーダとはベネズエラの民謡のスタイルらしい。
ベネズエラの吟遊詩人シモン・ディアスの曲を
今やブラジルのトップスター、カエタノ・ヴェローソが歌っている。

奔流に逆らって飛ぶ紅の鷺  
そんな風にお前の心は俺の心に恋をした。
満月が出ている。 
月が欠けていく。
小僧、家からカービン銃を持って来い。 
俺の雌鳥にちょっかいを出す、あの鷹の奴を仕留めてやる。
月が俺を見ている。
しかし、俺の何処を見ているんだ。
俺はきれいな服を着ている。昨日の午後に洗った。
俺はきれいな服を着ている。昨日の午後に洗った。
満月が出ている。月が欠けていく。
・・・と翻訳されても難解な詩だがメロディは美しい。
アルモドバルの映画「私の秘密の花」に効果的に使われていた。
ベネズエラ、ブラジル、スペインとラテンの心に共通する
何かが此の曲には在るのだろう。

2012年10月24日水曜日



東京駅の松茸弁当
東京駅がリニューアル、地下食料品売場も拡張され弁当売場も増えた。
昨日、宇佐美に戻るのに昼の弁当をと探して
此の松茸弁当を見付けた。
ご覧の様に松茸が、それも厚切りが沢山!
此れは買うしか無いと。
小田原を過ぎ、車内も空いて来たので、そろそろと
思ったら、ナント箸が無い。
う〜ん以前にもコンナ事は有ったが
仕方ない熱海の立ち食い蕎麦で箸を貰うか?と
乗り換えの熱海駅のホームに上がったら珍しく伊東線が来ていて
発車のベル、此れを逃したら30分後と、あわてて飛び乗る。
来宮、伊豆多賀、網代と松茸の良い香りが袋から立ち上り腹が鳴る。
急いで家に戻り、冷たく成った弁当を電子レンジでチン。
湯を沸かし、トロロ昆布のお吸い物
ついでに糠床から漬物を取り出し
此の様な豪華なランチと成った次第。
それにしても此の値段(500円)は一体何処の松茸だろう?




Moon Songs (月の歌)#24
Luz de luna -Javier Solis 
イタリアからメキシコへ。
今夜の月はハビエル・ソリスという歌手が歌ったもの。
張りのある声と甘いマスクは日本でも有名なトリオ・ロス・パンチョスに
見いだされ、たちまち人気が出て国民的映画スターになったが
34才の若さで急死してしまった。
タイトルの“Luz de luna"とは月の光という意味で
貴方が去ってから私には月の光がそそがない・・・という歌詞が
そのまま彼の死と重なり、未だに此の歌のリクエストは多いと云う。



2012年10月23日火曜日

Moon Songs (月の歌)#23
 Tintarella di luna(月影のナポリ) : Mina
お月様は何処で観てもお月様。
イタリア語の"Luna"で検索したら出て来た曲
♪チンタ・ルーラ ・デ・ルナと
いわゆるカンツォーネ、イタリアはナポリの月を歌っている。
ナポリと云えばピザが美味しい。
それもトマト・ソースにモッツァレラ・チーズそしてバジルの
”ピッツァ・マルゲリータ”発祥の地とか。
おっとコチラは今日の1食では無かった。
とは云え、ナポリ湾に浮かぶ黄色く丸い月に
ピッツアを想い出す食いしん坊も多かろう。
ミーナの曲ではC.Cの映画「鞄を持った女」で使われた
”幸せがいっぱい”が好きだったな。
しかし、あの頃はジャケットだけで聴いていたから
こうして動画で観るとモニカ・ヴィッティばりの
濃い〜顔のお姉さんだったのね。


丸香うどん
自転車で行くのは、かなりの距離だが
”都内最強の讃岐うどん”と評判の神保町「丸香うどん」
どうしても食べたいと浅草からベダルを漕いだ。
昼時の学生街を考慮し早めに着いたはずが
店の前には既に100mの行列
私の番が来る頃には後ろに更に200m
まったく凄い人気だ。
それでも、うどんで長居をする奴はいないし
並んでいるうちにオーダーを取ってくれるから座ったら直ぐ出て来る。
それが下の”イカの下足天かけうどん”
(かけうどん350円+イカ下足200円)
本当のイカだよ!と云わんばかりに足10本そのままが
ゴロッと上手に揚がっている。
此の大きさでは器に乗らないから、まず、うどんを食べ、
汁を減らして、下足を載せ、ガブリと齧り付く。
それにしても此のうどんのコシとモチッとした食感
本場、讃岐以上かも知れない・・・と思いつつ
アッサリした濃厚なダシの汁を飲み干せば
隣と向かいの人がカレーうどんを食べていて何とも良い匂い。
追加して食べようか?と迷ったが,店先に並んでいる客たちが
早く出ろ!と睨んでいるので、又次回と云う事に。



2012年10月22日月曜日

東京自転車
此れは東京で使っている自転車
ご覧の通り,真ん中で半分に折れ、ハンドルも折れる。
一度六本木まで地下鉄で運んだが、階段の上がり下りに
意外に重くて肩を悪くした。
それ以来,銀座でも、お茶の水でも乗って行ってしまう。
車輪が小さいのでスピードも出ず、漕ぐのが大変だが
町中を走るには小回りが効いて良い。
ただ私の身体とのバランスがボリショイ・サーカスの
熊が自転車に乗っているようで格好良く無い。




おウチ居酒屋
上段の写真は、ぎんなんを焼いたもの
いや本当に焼いた訳ではなくて茶封筒に入れチンした。
入れて暫くするとバンバンとはじけてくる。
しかし全部そうならない、誰か別のやり方をご存知だったら
教えて欲しい。
中段は納豆にネギを刻み油揚げの中に挟んで焼いたもの。
納豆は夜食べた方が栄養価は高いそうだ。
下段は
浅草千束通りの鶏肉や「竹松」の
”なか焼き””マスタード焼き”
前回も紹介したが来んな新鮮な鶏肉がいつも食べられるのは
観光地から外れた裏通りだから。



Moon Songs (月の歌)#22
How High The Moon:Les Paul & Mary Ford
此の曲は1951年全米1位の大ヒット、日本でも
ラジオのFENかS盤アワーという番組で良くかかっていた。
独特なエレキ・ギターの音色はレス・ポールが開発したもの。
彼は楽器の発明家であり、多重録音の祖であるのだ。
妻のメアリー・フォードの歌も此の映像で解るが
プレスコ(音を出しながら収録)でかなり重ねている。
おしどりコンビでTVショーを7年も続けていたが
エルビス等のR&R流行と共に彼らの人気も下火となり
夫婦仲もうまく行かず離婚。
レス・ポールは交通事故や難聴障害と幾度もダメージを
受けながら、その都度見事にカムバック。
今もその演奏は勿論だが、ギターのギブソン社の
名機ソリッドギター”レス・ポール”として
その名は音楽史上に渾然と輝いている。


2012年10月21日日曜日



中華・大三元の新メニュー
上の写真は蟹と水菜の山椒風味サラダ
山椒は先日の”ためしてガッテン”で味覚を鋭くさせる!と
効用をうたっていたが
此のドレッシングは、まさにそれで、蟹の美味さは勿論だが
水菜に隠れた香草(パクチ)の味を引き立て、レモンか黒酢か
酸味が又食欲を誘い、是非、我が家でも作りたいと思った。

中段の写真の春巻きも、その山椒のお陰で
(口は痺れたまま)巻き込んであった
海老の味覚も食感もひと際、鋭く感じられ絶品であった。

下段の写真はホタテとキノコのクリーム煮
此れに至っては以前に食べたときは薄味だったものが
山椒のせいか濃厚過ぎると感じられた。
塩気を制限されておられる方は山椒のメニューを
まず最初にされたら良かろう。

それにしても此の店のコックの腕は素晴らしい!


Moon Songs (月の歌)#21
Shine on Harvest Moon : The Ink Spots
此のシリーズでは先にミルス・ブラザースを
出したが、今日のインク・スポッツもドゥーワップの草分けだ。
どの曲も伴奏はギター1本。
1コーラスが終ると超低音の語りが入るスタイルで
そのノンビリとした雰囲気に戦前戦後人気が有ったが
その間にメンバーは入れ替わりと分裂を繰り返し
本家と元祖が何組も誕生し,その中には
94歳のヴォーカル爺さんが居るのも有るそうな。
とりあえず彼ら最大のヒット曲は此れ
すんごく渋いでしょ?

2012年10月20日土曜日



昼の 麺三種
上段の写真はパスタの残りをキャベツとシメジと炒めたもの。
味付けはイカの塩辛、それに日本酒。
揉み海苔でも載せれば和風スパゲティの完成!

中段の写真はサッポロ一番が出しているチャンポンに
白菜、シメジを炒めて、此れもイカの塩辛が隠し味。
あっそうそう、牡蠣まで入れたデラックス。

下段の写真は中華麺と野菜を紹興酒とナンプラーで炒め
上にはパクチをトッピング。
ベランダのパクチは寒さでアウトに成ったが
御徒町の吉池のものを刻んでタッパに入れて置くと
10日くらいは保つ。
見た目は三つ葉と変わりないが香りが独特
レモンを搾ってかけるとアジアンな気分が盛り上がる。





Moon Songs (月の歌)#20
Old Devil Moon : Jo Stafford
昨日のパティ・ペイジと並んでジョー・スタッフォードの
声には母性愛を感じる。
(私の青い目と金髪は母譲りかも知れない・・・嘘)
彼女の性格はどうだか判らないが、とにかく美人で声が良い。
此の歌 “Old Devil Moon”は
”あなたの瞳に悪魔の月が映ってる
もう私は貴方に夢中よ、魔法の絨毯に乗せられたみたい”と
思わせぶりだ。
Long Ago and Far Awayという曲なども
夢心地で空を飛んでいる気分にさせられる。
戦前の曲(1944)だから私が懐かしいと云うのは変だが
きっとFENのラジオから流れて居たんだろう。



2012年10月19日金曜日



やりくりイタリアン
先日の自家製ピザ・ソースの残りをどうしようか?と
無添加だから日持ちしないのだ。
茄子を薄く切り、オリーブ・オイルをかけてレンジでチン
その上に、ピザ・ソースをかけ、蕩けるチーズを載せて
フィッシュ・ロースターで焼く。
まあピザ生地の代わりに茄子を使ったワケ。
柳川用土皿が何故かイタリアンやスペイン料理に大活躍。

ショート・パスタの”コンキリエ”は貝殻の意
カラフルなのでホワイト・ソースが良く合う。
牛乳を温め、ベーコン、ピーマン,エリンギを入れ
少し鶏ガラ・スープの素と粗挽き胡椒そして
パルミジャーノを摺って生クリームの変わりにして
ホワイト・ソースの完成

鍋のときは和風だったブロッコリーの残りも
ヨーグルト&マヨネーズを溶かしてかけ
電子レンジでチンすればイタリアンというかワインに合う。
残り物を、何とか別のメニューに仕立てようとする
まったく涙ぐましい努力だね。