2022年2月28日月曜日

 


世界音楽旅行フランス編ミュゼットその2
Antonio "Tony" Murena - Indifférence - Paris, 30.05.1942
昨日のギュス・ヴィズールと当時人気を二分した
アコーディオン弾きがトニー・ムレナ。
イタリア生まれで、甘い顔をしているから
おそらくパリジェンヌ達を、その音色とともに
メロメロにした事だろう。
ところで昔調べた資料によると”ミュゼット”はナポレオンが
当時のパリの街を大きくするために外国人の移民を進んで受け入れ
それによりヨーロッパ各地から様々な国の人々がパリに流入し
それと共に持ち込んだ楽器でフランスの大衆音楽も多様化したと。
ドイツからは”ポルカ”がイタリアからは”カンツォーネ”が
所謂フランスのシャンソンが出来上がるまでの紆余曲折という訳だ。






 

昨夜の焼肉のギアラ(牛の第四胃)の残りと

此れまた、その前の牛筋のトマト煮の残りを

茹で置きパスタと炒めたナポリタン風。

更にパルミジャーノチーズを擦ってかけたら

ちょっとしたイタリアンレストランの味になった。

コーヒーにトリフチョコレートも付けて

(o^^o)


2022年2月27日日曜日

戦争と平和(1956年):監督キング・ヴィダー

今、戦争を始めたロシアのトルストイ原作の此の映画化を観るのは

何の意味があるのだろうか?と自問自答しながら

3時間半の超大作を一気に観てしまった・・・というのも

ヒロインナターシャを演じたオードリー・ヘプバーンの可憐な魅力に惹かれ

イタリアの2大プロデューサー、カルロ・ポンティとディノ・デ・ラウンティスに米国パナマウントの巨大製作費。

C.G.がない時代、画面の隅々までエキストラを埋め尽くしたフランス兵とロシア兵の合戦画面に、ただただ圧倒され続けた。

そう此れは70mmスペクタクル映画全盛の映画界に元気があった時代の作品だ。

オードリーは「ローマの休日」でブレイクし

「麗しのサブリナ」と「パリの恋人」の間、名実ともに絶頂期の美しさ。

その無垢なロシア貴族の娘ナターシャが恋をし

それがフランスとロシアの戦争に振り回され女性として人間として成長していく姿を原作トルストイは描いた。

オードリーは此の作品で相手役のメル・ファーラーと結婚している。

役の上で女たらし将校に誘惑され、婚約したメル・ファーラーを裏切る事で

更に彼女の想いが屈折してメルに増したのだろうか?

私はヘンリー・フォンダが演じるピエール役の方が誠実で、彼女にふさわしく感じたが、ヘンリーの役は先にアニタ・エクバーグ演じるエレンという肉感的な女性を妻にしてしまう。

果たして彼女は財産目当てで不義密通を働くとんでもない女であったのだが。

此の時のアニタ・エクバーグは、後のフェリーニ映画のグラマーと違い、元ミス・スウェーデンだけにスリムでその美貌は流石のオードリーも負ける。

此の映画には、もう一人ユニークな俳優が出ている。

後にピーター・セラーズの「ピンクパンサー」のクルーゾー警部の上役ドレフェスのハーバート・ロムだ。

外国版怪優列伝に入れたいくらい危ない役者だが、狂気に満ちたナポレオンを見事に演じて実際、絵画で見るナポレオン、そのままの風貌だ。

それにしても前半のモスクワの街のオープンセットの凄さ、後半の大部分を占めるロシアとフランスの戦闘場面は実際に1万8000人のイタリア軍兵士を雇い、当時の軍服を着せて、高地からスペクタクルなアングルで捉えた映像は流石のアカデミー撮影賞ノミネート・カメラマンのジャック・セットカーディフ。

重厚な音楽はイタリアが誇るマエストロ作曲家ニーノ・ロータ。

後のヴィスコンティ監督の「山猫」とスコアが似てる。

まあ、ディテールを話すとキリがないから、この辺で止めるが。

トルストイが書いた原作は、戦場で大勢の兵士が殺しあう現場を目の当たりに観た民間人ヘンリー・フォンダが、一時は

ナポレオン憎しと、暗殺を試みるが、いざ彼の拳銃の照準にナポレオンが入ると、それは愚かな事と取りやめ、つまり戦争は意味のない事だと悟る。

更に敗退するロシア軍に彼は捕虜として連行され極寒の荒地を国境まで深い雪の中の死の行進で、その悲惨さは強調される。

映画は長い長い回り道をしたオードリーとヘンリー・フォンダが、観客が望む様にラストは結ばれて終わる。

戦争と平和が、ほんの僅かな人間の狂気に左右されてしまう事を此の映画は教えている。

世界音楽旅行フランス編パリ・ミュゼットその1

Douce Joie : Gus Viseur 
ギュス・ヴィズールと舌を噛みそうな名前だが
彼は1930年代のミュゼット黄金時代に一世を風靡した
アコーディオン弾き。
ジャンゴ・ラインハルトと同世代だからサウンドは同じ。
プンプンとパリの下町の匂いがする。
トリフォー映画「ピアニストを撃て」でも
ジョルジュ・ドルリューが沢山使っていた。
ジャン=ピエール・ジュネの「アメリ」にも出てきたね。
その頃のパリに行った筈もないが、とても懐かしい。






わが家は焼肉屋さん
土曜日の朝やってるランキング番組で
焼肉のタレ特集を観ていたら、焼肉が食べたくなり
メガドンキの肉売り場へ。
ホルモンのギアラ(牛の第四胃)鶏肉のぼんじり
そして牛肉の切り落としを購入。
思ったより甘い焼肉のタレはホルモンには合わなくて塩レモン。
それでも安い牛肉には、やはり良く合い
何よりピーマンやナスやエリンギの野菜には向いている。
地元のスーパーで見つけた国産白菜キムチが結構旨い。


 

2022年2月26日土曜日

「ウィンチェスター銃73」:アンソニー・マン監督

西部劇の中でも傑作と言われている此れをやっと昨夜。

果たして、それは噂に違わず素晴らしい出来であった。

監督アンソニー・マンはオーストリアから移住したユダヤ系の両親を持ち、オフブロードウェイの舞台に役者として立った後、ハリウッドに移り、此の作品が彼の監督デビューである。

それなのに鮮やかな俳優演出には舌を巻く。

その俳優たちだがジェイムス・スチュアート主演。

ヒロインにシェリー・ウインタース。

悪役などのキャスティングが個性的だから大勢の出演者でも話が分かりやすい。

後にハリウッドの二枚目としてブレイクする前のロック・ハドソンやトニー・カーティスの顔も見える。

話はウィンチェスター73”という1000年に1つの名銃を巡って繰り広げられる因縁のドラマ。

映画の冒頭、町の射撃大会で優勝したジェイムス・スチュアートに与えられる筈の、その銃が奪われ、先住民インディアンの手に渡り、それが又、ならず者の手にと、丸でラグビーのボールの様に転々とする。

それは無駄のない編集でテンポ良く進み

途中、主人公と酒場女のシェリー・ウインタースとの、かり染めの恋も描かれる。

後に「ポセイドン・アドベンチャー」でオスカーを取った名女優は、この時既に流されるまま生きている女の哀しさを見事に演じている。

そして主人公と敵役の確執の謎を最後まで伏せたロバート・L・リチャーズとボーデン・チェイスの脚本が上手い。

それよりモノクロながら大西部の魅力を多彩なアングルで捉えたカメラワークはウィリアム・ダニエルズが素晴らしい。

特にラストの崖の上下の迫力ある撃ち合いの撮り方が素晴らしい!

ニコラス・レイ監督の「大砂塵」と並んで、甲乙付け難い西部劇の傑作と言えよう。

監督アンソニー・マンは此の後もジェイムス・スチュアートと組んで西部劇を撮っているので全部観たいものだ。

世界音楽旅行クリズマー編その7
「栄光への脱出」:アーネスト・ゴールド
”エクソダス”とくればボブ・マーリィのレゲエを思い出してしまうが
此れはホロコーストで生き残った人々が
パレスチナへ行こうと、収容されたキプロス島から
船で脱出する物語。
監督はオットー・プレミンジャー音楽はアーネスト・ゴールド
どちらもユダヤ系オーストリア人だ。
此の曲、映画音楽としては世界的に大ヒットしたが当時は
メロディーがユダヤの”クレズマー”だと言うことに気づかなかった。







 

深川おじや

此の浅利は北海道産

流石に北海道まで運んで産地偽造はすまい。

昨夜のうちに分けて置いた

汁でご飯を柔らかくして

身は後から入れて柔らかく

浅利の塩気で味付け要らず

納豆は大根おろしで


 

2022年2月25日金曜日

「ミスト」(2007) :フランク・ダラボン監督

「ショーシャンクの空に」の監督だから原作スティーブン・キングでも

又温かいヒューマン・ドラマか?と思いきや、

とんでもないド・ホラー映画であった。

出だしは天気も良い静かな湖畔に住む三人家族が

いつからともなく立ち込めた霧に

そう、霧に覆われ恐怖の正体が中々見えないのが

此の映画のポイントだ。

停電し外界と遮断されたアメリカの田舎町のスーパーに

閉じ込められた人々は、血だられで逃げ込んで来た男を見て

恐怖に慄き泣き喚くばかり。

子供と買い物にきた父親はイラストレーター

非力だが、冷静な神経は備えていて

目の前の現実に立ち向かう・・・と。

人間の妄想は恐怖に対して限りなく膨らみ

ハルマゲドンの天罰だ!と騒ぎ立てる宗教論者の女も居て

何より、それが一番怖いのだとは監督の此の映画の狙い。

それでも私が怖いのはシャッターを潜り抜け襲ってくるのが

巨大なヌルヌルしたイカ蛸の様な触手に始まり

窓ガラスを割って飛び込んでくる巨大昆虫に蝙蝠

これには参る・・・あれよあれよと

ギレルモ・デル・トロ系のクリーチャーの大売り出し。

モンスターに襲われるだけではなく

気が変になった人間どもの殺し合い。

やっと逃げ出した主人公親子の結末もハッピーエンドには程遠い。

つい最後まで観ちゃったが

絶対2度と見ない映画だな(笑)









 

世界音楽旅行クリズマー編その5
Sunrise, Sunset"Fiddler On The Roof”: Topol 
ユダヤの世界を描いた映画の代表は
「屋根の上のヴァイオリン弾き」だろう。
此れはブロードウェイのヒット・ミュージカルの映画化。
帝政ロシア時代に迫害されるユダヤ系の家族を描いている。
監督のノーマン・ジュイスンは「夜の大捜査網」「華麗なる賭け」と
脂の乗った頃、主役のトポルは「フォロー・ミー」の探偵だね。
此の曲”サンライズ・サンセット”はスタンダードになっている。



 

昨夜は居酒屋メニュー

チキンカツで煮カツ玉子綴じ

鯨のベーコン刺身

生ワカメと新玉葱のマヨネーズ和え

金宮焼酎のホッピー割り


 

2022年2月24日木曜日

世界音楽旅行クリズマー編その4
Shalom Aleichem:The Yeshiva Boys Choir
イェシーバー少年合唱団はユダヤ人宗教音楽を歌う合唱団。
レパートリーは勿論ユダヤの曲ばかり
ウィーン少年合唱団がキリスト教の歌を歌うのと同じ。
ボーイソプラノの子もいるが変声期の子も混じってる。
一生懸命な先生に対して、緊張してる子も居れば
伸び伸びと遊びながらの子も居る。
君達、良かったね現代に生まれて、少し前だったら
貴方たちの先輩はガス室に入れられて皆殺しになっていたんだよ。




 

牛すじ肉のトマト煮込み

伊東のスーパーに牛筋肉を見付け

今夜のメニューが決まる。

先ず圧力鍋で肉を柔らかくしてから

セロリ、エリンギ、人参を更に煮込み

ホールトマトの半缶にアンチョビペーストで味付け。

サラダには豆の茹でたヤツも。

菜花の茹でたのはスモークサーモン味のマヨネーズ。

此れには赤ワインの残りを。


 

2022年2月23日水曜日


世界音楽旅行クリズマー編その3
𝑳𝒐𝒏𝒈𝒊𝒏𝒈𝒔:Yamma Ensemble
彼らはイスラエルを本拠地にするグループだ。
自分たちの歴史に誇りを持っていて
なるべく本物をと、古代から続く楽器を使って演奏する。
此のヴィデオは砂漠で撮られているが
何やら、先祖の道を辿っている様で興味深い。



イワシの味醂干し定食
山椒の粉をかけると
限りなく鰻の蒲焼きに似てくる。
味噌汁の具は昆布出汁に
干したエノキ茸とお揚げ。
漬物の代わりにセロリの昆布の佃煮和え
納豆には和布蕪。


 

2022年2月22日火曜日

 

世界音楽旅行 クリズマー音楽その2
↑クリック
Mazel Tov:Giora Feidman
此の曲は昨日と同じだ。
演奏してるギオラ・ファイドマンは世界的に有名なクラリネット奏者
勿論ユダヤ人でスピルバーグの映画「シンドラーのリスト」の
サントラにも参加している。
ところでユダヤ人というのはユダヤ教の信者の事で
別に人種ではないからユダヤ系スペイン人とかユダヤ系ドイツ人となる。
まあ日系ユダヤ人というのはあまり聞かないが
統計的に優秀な人が多く
原子爆弾を発明したアインシュタイン、広島長崎に落としたやつを
製造したのはユダヤ系アメリカ人オッペンハイマー、
広島の原爆ドームの設計者はユダヤ系チェコ人ヤン・レッツェル。
芸儒家にも多くクラシックではレイナード・バーンスタイン
ジャズでもガーシュインをはじめとしてベニー・グッドマン
ボブ・ディラン、キャロル・キングにルー・リード
サイモン&ガーファンクルのコンビは有名だ。
意外なのはTVで良く見かけるディブ・スペクター
多分小さい頃は、あの小さな丸い帽子を被されていたんだろうな。





蛸とイカと蟹爪のアヒージョ
此れをバゲットに吸わせて
新玉葱のサラダのドレッシングには
グレープフルーツの残りを絞った。


 

2022年2月21日月曜日

世界音楽旅行 ロマ編 番外その1

Shalom Alechem:Barcelona Gipsy Klezmer Orchestra
此のバンドは先に一度登場させた。
ロマとクレズマーというユダヤの音楽を演奏している。
思えば、どちらも世界を放浪している人達だ。
”ディアスボラ”という、植物の種が遠くに飛ぶ様に
世界各地に広がる生き方を選んだ
ユダヤ人は結局イスラエルという国を持ったが
長い歴史の中でロマと同じ様に絶えず迫害されて来た。
彼らの音楽からは、その喜びや哀しみが伝わってくる。

マキの子守唄:作詞寺山修司
此の曲、その昔カルメン・マキが寺山修司と作った
アルバム「真夜中詩集ロウソクの消えるまで」に
”マキの子守唄”という題で入っている。
曲のイントロでマキはスペイン民謡と言っているが
実は”Hevenu Shalom aleichem=平和は貴方と共に
ユダヤ人が金曜日の夜の礼拝に歌うものだ。
マキのお父さんはアイルランド系ユダヤ人
彼が日本人の妻に教えたものと思われる。
しかしマキが生まれて間もなく彼は肺結核の妻を残して
アメリカへ帰ってしまった、
マキは子守唄だと言っていたが
マキの母は、その夫を偲んで歌っていたのかも知れない。

鰯の梅煮定食

未だ南伊豆では鰯が豊漁らしく安い。

味噌汁は茄子とシメジと春菊。

モヤシのお浸し

納豆で、いつものレギュラー。


 

2022年2月20日日曜日

 

世界音楽旅行ロマ編インド

Marta Chandra Kabeliya‬ North Indian Rajasthani Folk and Gypsy Dance 
いよいよ”ロマ”を追いかけて、そのルーツの北インドへ
確かに此れを観る限り、全てが此処から始まっている。
彼らは何かの理由で国を離れ放浪の旅へ出たと思われる。
それにしても複雑なリズムにカラフルな彼らの衣装は
さぞかし異国の人達の興味を引いた事だろう。



町中華ならぬ家中華

蟹肉春雨サラダ

中華おこわは粽の皮無し

買って来た餃子の具と皮を

包んで焼いたハンドメイド餃子

スープはAJのフリーズドライ


 

2022年2月19日土曜日

世界音楽旅行ロマ編ハンガリー
Besh o droM : Pira Mange
”ベシュ・オ・ドロム”=ロマ語で”道に乗れ”の意で
”旅に出よ”という意味もあるらしい。
1999年ハンガリーのブタペストで結成されている。
メンバーはロマ出身では無いが、東ヨーロッパの
真ん中だからバルカン音楽やロマ音楽をレパートリーに
出したアルバムはハンガリーでプラチナ・アルバム
その後もアジアや中近東の音楽にもレパートリーを広げ
ワールドミュージック全般を演奏している。







 


おウチ居酒屋
くさやの干物は臭いので
焼いたのを瓶に入れ替え

蓋を開け閉めしながら。

ほうれん草のお浸し

鰻は浜松産を温め直して。

本当は中国産かも知れないが

重箱に盛り込んだのは

私の鰻重偽装(^^)