UDJ's WORLD
2026年3月11日水曜日
2026年3月10日火曜日
BS-11海外ミステリードラマ選
BS12ブラウン神父(最終回)”青い十字架”
オープニング・タイトルは自転車に乗った神父姿がシルエット。
ご覧のように”ニューシネマパラダイス”のフィリップ・ノワレに似た面影
此の主人公は探偵でもないのにミステリー好きの神父。
此の回でもラジオの「シャーロックホームズ」から
宿敵”モリアーティ”の名前が出ている。
事件の犯人探しが好きで、地元の警察署長に
”殺人事件”が起きると必ず貴方が居るのは何故?
”いや、私は牧師だから”と涼しい顔。
此の回はシリーズ最終回で彼は最初から出突っ張り。
事件は彼の務める教会のシンボル”青い十字架”を
有名な泥棒が頂くと予告、つまり彼への挑戦である。
それに”受けて立とうじゃ無いの!”と彼。
警察署長や司教が護衛をつけて預かるというのを振り払って
単身、十字架を入れた小箱を持って汽車に乗り大聖堂へ。
そのコンパートメントには既に1人、そして途中で知り合った男2人
果たして大泥棒は此の中にいる、誰だ?
まあネタバレになるからコレから先は控えるが
思ったより犯人は凶暴で拳銃を持ち、しかも子分もいて
ブラウン神父には強敵で怪我を負う
しかし教会に戻った彼に犯人が懺悔に来るというのが
神父が主役らしいドラマ。
なぜ泥棒になったか?なぜ神を信じないか?の、やり取り
此のシリーズの最終回らしいテーマ。
まあ、次のシーズンも有るようなので楽しみ。
2026年3月8日日曜日
「愛と哀しみの旅路」(1990):アラン・パーカー監督作品
思えば此の監督に失敗作は無い。
デビュー作「ダウンタウン物語」以来「ミッドナイトエクスプレス」から
遺作となった「ライフ・オブ・デビット・ゲイル」こそ観ていないが
全て五つ星の作品ばかりである。
特に「ピンク・フロイドザ・ウォール」の映像化は
アルバムの世界を遥かに超えて
自らの少年時代から、現代のカリスマ・ロックスターへと
アラン・パーカーの歴史を描いた。
・・・と前置きはさて置いて此の作品であるが
太平洋戦争時の日系移民家族の過酷な体験を描いたものだ。
日本でも松山善三監督が「山河あり」(1962)で、その悲劇を取り上げ
またドキュメンタリー番組でも米国の彼らの虐待へ補償問題を
何度も取り上げていたが
流石のアラン・パーカー遥かに、その事実を深く掘り下げ
国際結婚をした1組のカップルの歴史を丁寧に追っている。
上映時間2時間13分と、だいたい彼の作品は全て長編だ。
そして映像が美しい!(カメラはコンビのマイケル・セレシン)
此の映画でも戦前のL Aの街並み、そして彼らが無理やり運ばれた
マンザナー強制収容所の完璧なセットの光と影に圧倒される。
そして完璧なのはキャステイング。
特に家族、今はもう居なくなった昔の日本人の顔(母親父親)
オーディションで選ばれたのだろうが
皆、子供たちの芝居が達者で泣ける。
此の監督は”ダウンタウン”以来”アンジェラの灰”と
子役の演出が上手なのだ。
ヒロインのタムリン・トミタの化粧、衣装は日本の古い写真で見たそれだ。
それと此の監督は音楽映画を得意とするから
戦後生まれの私も知らない歌謡曲や、米国のジャズを時代背景として
また戦前にヒットした「雨に咲く花」をメインテーマに使っている。
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