エルヴェ・ヴィルシェーズ (1943~1993)
日本の漫才師に似た様な顔だが身長は119cmしか無い。
彼はフランス生まれながら
単身ニューヨークにに渡り、下積みで苦労しながら
俳優になるチャンスを待ち、「007黄金銃を持つ男」で、その願いが叶う。
ドラキュラ役で有名なクリストファー・リーの子分にして
殺し屋兼食事当番シェフ役
しかし黄金銃でボンドの命を狙う極悪人のリーを食う存在感を見せる。
監督ガイ・ハミルトンは
「ゴールド・フィンガー」の興行成績が良かったので
間に「サンダーボール作戦」「007は二度死ぬ」「女王陛下の007」は
有ったもののショーン・コネリーが降板した後、
ロジャー・ムーアのボンドで
「ダイヤモンドは永遠に」「死ぬのは奴らだ」と再度起用された。
此の作品も香港マカオにタイそしてラストはインドシナへと
舞台は目まぐるしく展開し観客を楽しませる。
1973年にヒットしたブルース・リーの「燃えよドラゴン』を
意識した格闘技シーンも出してサービスしている。
しかし此のエルヴェ・ヴィルシェーズを子供の様な”可愛さ”と”不気味さ”を
併せ持つ悪役として登場させたのが此の作品を成功させた理由だろう。
此のシリーズには日系ハロルド坂田や巨人症リチャード・キールと
悪役ながらも笑いを誘うキャラクターが多く出ている。
彼は此の後、人気が出て様々な映画やTVドラマに使われるも
心を病んで50歳で遺書を残し自ら命を絶った