2016年12月31日土曜日


白菜漬が主役
見た目はいつもと変わらないが
宇佐美から運んだ白菜漬が塩鮭に変わって主役
油断すると一度に全部食べてしまうから
気を付けねば・・・。
ケルト音楽 #4
Theme From Harry's Game:Clannad
此の曲は可なり前、TVのドキュメンタリー番組のBGMで使われ
それ以来、メロディーが気になって探したが、
誰のなんと云う曲かずっと判らずじまい。
しばらくして英国へ行った時、ロンドンの靴屋の店内BGMで
此れがかかり、店員に聞いたら
「ロビンフット」と云うTVドラマの主題歌だと。
急いでレコード屋で買って帰国して聴いたら
それは”ガセネタ”で、全然違う曲だった。しかし
”クラナド”と云うケルト音楽のバンドと云う処までは追い詰めた。
まだワールド・ミュージック・ブーム以前で
六本木のWAVEにもケルト音楽のコーナー等なくて
私の手に、此のCDが入るまでナント5年近くかかった。
それから、あのエンヤが、そのバンドから独立し
”オリノコ・フロウ”がパチンコ屋からも流れる大ヒット
イージー・リスニングとして巷ではケルト音楽が
やたらかかる様になった。
でも此の曲は別格!
ケルトの昔話に登場する妖精たちが飛び交う
太古の森の深い霧
神秘的な自然宗教の世界を感じるのだ。

2016年12月30日金曜日

ケルト音楽#3
Alan Stivell- Gaeltacht (Renaissance of the Celtic Harp)
そもそもケルト音楽に興味を持ったのは
此のアラン・スティヴァルのケルティツク・ハープだった。
そして彼が英国人ではなくフランス人で
ブルターニュ地方のケルト族の末裔という事に
更に私の興味は深まった。
そもそもケルト人というのは中央アジアの草原から
馬や馬車でヨーロッパ大陸に移動した人々だと云う。
それならロマ=ジプシーではないか?と思うが
ロマはインド人の末裔で目も鋭く、肌の色も違う。
故・司馬遼太郎に依ればケルトの血が濃い人は
ナント我々日本人に良く似ていると。
波の音から始まる此のアルバム
哀愁のあるメロディーが心の琴線に触れるのは
私たちの遠い記憶の様な・・・。
まんざら、司馬遼太郎説が間違って居るとは思えない。



スピード納豆大根おろし餅
お餅を丼に水を入れ、そのままチンすると柔らかくなる。
湯を捨て、大根おろしと納豆を絡めて出来上がり。
少し醤油を垂らすと、大根の辛味と納豆の風味が
口の中で溶け合い、餅のうまさを実感できる。
これには白菜漬けと、とろろのお吸物が良くあう。


2016年12月29日木曜日

ケルト音楽#1.5
Alalá das Mariñas:Milladoiro
昨日のミジャドイロが1949年のヴォーカリストを
サンプリングして構成した曲を見つけたので追加。
なんとも鄙(ひな)びた歌は
古代ケルト人の世界を感じさせる。


ケルト音楽#2
Luar Na Lubre - Tu gitana (Ao Vivo)
ルアル・ナ・ルブレというバンド名の意味は
”月の光の魔法の森”だそうだ。
昨日のミジャドイロと同じガリシア地方のケルト人。
イベリア半島なのにコチラはフラメンコの匂いは少しも感じられない。
地続きのお隣りポルトガルのドルチェ・ポンデスや
むしろ海の向こう側のアイルランドのエンヤ等に近い。
どちらにしても透き通った声に
何処か懐かしいケルトのメロディーが心にしみる。





朝食のドリーム・チーム!
此の処の温暖な気温も手伝ってか
白菜漬けは順調な仕上がり
いよいよ松本伊代と今朝の食卓に登場。
まだ発酵は浅いが此れは此れで、あっさりした味。
その隣は解凍した宇佐美湾水揚げシラス。
大根おろしで食べればプリン体も減るだろう(嘘)
味噌汁は今年一番のアサリ、蛤より大きい。
(でもホンビノスでは無いよ)
更に、納豆には和布蕪
まさに朝から夢の競演と云うわけ。


2016年12月28日水曜日

宇佐美産リモンチェッロ
柚子ほどではないが、今年はウチの庭のレモンが
そこそこ獲れたので”リモンチェッロ”を作ろうと
森田健作じゃないネットを検索。
レシピによれば無農薬のレモンを使えと云うが
私は農薬どころか肥料は何もやってない。
夏場の暑い時期、水を時々かけてやっただけ。
それにもかかわらず立派になってくれたエライ奴。
だからピーラーで剥くと苦い内皮まで
付いてきてしまう厚い皮なのが難点。
とりあえず6個ほど剥き、ガラスの瓶に入れ
上からウォッカを・・・と言いたいところだが
生憎切らして居たのでホワイトリカーを上から注いだ。
これで1週間、レモンのエキスが酒に移ったら
皮を漉して酒だけ取り出し、そこへ
冷ました砂糖水を適量入れて2.3週間
寝かして置けば完成するはず。
リモンチェッロに成ってしまえば冷蔵庫で1年は持つから
来年の夏は自家製リモンチェッロのソーダ割り
なんてのが飲めるかな?



ケルト音楽特集#1
Milladoiro - O bruxo da montaña
ケルト人は現在、アイルランドに多く住むが
その昔、古代ローマ帝国が誕生する以前は
ヨーロッパ全土に住んで居たらしい。
そのローマ人などに追われて、各地に散らばり
此のスペインの北西部の自治州ガリシア地方にも
その末裔が住んで居る。
彼らの文化遺産としてケルト音楽が受け継がれ
此のミジャドイロも、そのバンドの1つだ。
ドーバー海峡を挟んだ仲間と同じ楽器だが
どこかイベリア半島らしい香りも漂う。
今夜はタコのガリシア風でも肴に
スペイン・ワインでも飲もうかな?


何かとお酒を飲む機会が増える此の時期
白井良明氏の真似をして昨日は休肝日にしようと
1日のメニューを決める。
まず朝は
コストコの海老スープに
ポテチを載せたサラダ
そして昼は
四谷・嘉賓の牡蠣油焼きそば
目玉焼きにベランダのパクチをたっぷり
そして夜は
粕漬けにして居た1切れ100円の鯖
鯖を粕漬けにしたのは初めてだがイケる。
納豆にはメカブとオクラ。
春菊の味噌汁は”アゴ”だし。

さあ、しばらくは安心して飲めるぞ!


2016年12月27日火曜日

藤沢周平TVドラマ・シリーズ
「遅いしあわせ」
これまで藤沢作品は海坂藩を舞台にした
武家社会ものが映画やテレビで何度も作られているが
此れは町人が主役の2本立て。
どちらも地味な内容ながら見応えのあるものだった。
まずは壇れい主演の「遅いしあわせ」
原作に近い年齢の壇れいがイメージに良く合って無理がない。
話は、めし屋の女房が
小さい頃から面倒を見ているグレた弟(柄本佑)の博打の借金で
嫁ぎ先に居られなくなり、夫と別れ
貧乏長屋で母の面倒を見て居るが
弟が再び借金をこさえ、その元締めのヤクザに追われ
彼女も肩替りで売り飛ばされそうになるが
いつも側で彼女を見守っていた桶職人が
身体を張って助け出す。
此の桶職人を加藤雅也が高倉健の様に好演。
弟を本気で心配してくれる男の想いに
やっと気づいた女は心を開く
それは彼女に、やっと訪れた”遅いしあわせ”
脚本は勝新のTV座頭市シリーズを多く手がけた中村努
そして監督は池広一夫と同じ大映の生き残り80歳のベテラン井上昭。
これまでも「鬼平外伝」等を手堅く演出して居る。
そして2本目は
「冬の日」
此の役者の「レモンハート」は脚本や演出が酷すぎてアウトだが
「前進座」の血を引く梅雀は時代劇でこそ生き返る。
話は、ある冬の日
男が幼い頃に憧れていた奉公先のお嬢さんと
何十年ぶり居酒屋で再会する。
しかし彼女の落ちぶれた様子に可哀相で声もかけられない。
(女を演じた高岡早紀が哀しげで、とても良い)
後日、店の女主人に
(女主人を演じた藤田弓子の優しさが光る)
彼女を食い物にしているダニの様な男の存在を聞き
居ても堪らず、男を追い払うが
ヤクザな男は腹いせに彼の店を壊してしまう。
殴られ気絶した彼が目が覚めると女。
男は、女に此の店をずっと一緒にやらないかと・・・。

社会の底辺で辛酸を舐めながらも
健気(けなげ)に生きて来た男女に
最後に希望を与える此の結末は
藤沢周平作品の中でも特に素晴らしい2作だ。

贅沢なキャスティングは脇役に
本田博太郎、酒井敏也、山田純大など適役。

もはや時代劇は死んだと言われながらも
こうして確かな時代考証で見事な映像を作れる
撮影、照明、美術etc...
BBC制作の「名探偵ポアロ」シリーズにも負けない
優れたスタッフが居ることが日本人として、とても嬉しい。




ファンク特集 その26
james brown greatest dance moves ever-there was a time live
J.B.からプリンスまでの流れで辿った
ファンクの歴史も今日で本当の最終回。
すべては此の踊る教祖様J.B.が始めた事だった。
ブルースのピッチを早めたら
ソウルになったと簡単に云う御仁もいるが
J.B.は、その中に”火の玉の様なもの”を放り込んだ。
そして、それは時代とともに巨大な花火となって
弾けて飛び散った。
ドラムが聴く者の腹をドコスカと直撃し
ギターのリフがチャカスカと心をかき乱し
時としてホーンの厚い壁が城砦を築きあげた。
”ファンク”それはソウル=魂の中で
繰り広げられる永遠の祭典なのかもしれない。


名古屋名物
昨日、名古屋の友達が土産に持って来てくれた2品
左は「風来坊の手羽先唐揚げ」、右は「千寿の天むす」
唐揚げはアルミホイルに包んでロースターで温め
天むすは、そのままチンした。
どちらも名物だけあって他とは違うレベル
”名物に美味いもの有り”だネ。

2016年12月26日月曜日

暮れも押し迫った処で難易度の高い”ネメス”のズボンに挑戦!
ほとんど立体裁断のような曲線ばかりのシルエットは戸惑うばかり
型紙を起こすのも一苦労。
でも考えようでは、逆にイイ加減にやっても
他人が見ても判らないだろうと・・・ファジーな私。
さて大晦日までに完成するか?

「今日の1食」の総括(外で食べたもの)

東京駅グランルーフ地下のシーフード・レストンGIGAS
此処の生牡蠣は食べれば食べるほど安くなるシステム。
だから食べ過ぎないように気をつけなければいけない。
そして海の幸のシチューが上手。

今年開拓した鰻屋は入谷の野田屋と浅草観音裏のたてのや
どちらも可なりのレベルだがランチの鰻丼が、お得。

浅草は老舗が多いが、此の”泥鰌のひら井”と”とんかつのゆたか”は
昔の味をそのまま保っていて安心して食べに行ける。
どちらも好きなだけネギとキャベツが食べられるのが此の時期、有難い。

上京しても昼は麺類が多い。新しく開拓した蕎麦は駒形の居酒屋・恒。
ラーメンはギンザラーメン共楽の未公認支店・浅草橋の幸貴。
うどんはダシが神田の丸香に迫る、日暮里の”いりこや”。

開拓といえば灯台下暗しの宇佐美の民宿・大塚のふぐ
温泉付きでたらふく、ふぐが食べられるのは16年も住んでて知らなんだ。
なんか他にも沢山、店は在ったような気がするが
だんだんボケて来たらしく店を思い出せないのが今日の問題点(笑)