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2026年3月10日火曜日

 BS-11海外ミステリードラマ選

BS12ブラウン神父(最終回)”青い十字架”
オープニング・タイトルは自転車に乗った神父姿がシルエット。
ご覧のように”ニューシネマパラダイス”のフィリップ・ノワレに似た面影
此の主人公は探偵でもないのにミステリー好きの神父。
此の回でもラジオの「シャーロックホームズ」から
宿敵”モリアーティ”の名前が出ている。
事件の犯人探しが好きで、地元の警察署長に
”殺人事件”が起きると必ず貴方が居るのは何故?
”いや、私は牧師だから”と涼しい顔。
此の回はシリーズ最終回で彼は最初から出突っ張り。
事件は彼の務める教会のシンボル”青い十字架”を
有名な泥棒が頂くと予告、つまり彼への挑戦である。
それに”受けて立とうじゃ無いの!”と彼。
警察署長や司教が護衛をつけて預かるというのを振り払って
単身、十字架を入れた小箱を持って汽車に乗り大聖堂へ。
そのコンパートメントには既に1人、そして途中で知り合った男2人
果たして大泥棒は此の中にいる、誰だ?
まあネタバレになるからコレから先は控えるが

思ったより犯人は凶暴で拳銃を持ち、しかも子分もいて
ブラウン神父には強敵で怪我を負う
しかし教会に戻った彼に犯人が懺悔に来るというのが
神父が主役らしいドラマ。
なぜ泥棒になったか?なぜ神を信じないか?の、やり取り
此のシリーズの最終回らしいテーマ。
まあ、次のシーズンも有るようなので楽しみ。



2025年12月29日月曜日

 

第一容疑者8姿なき犯人(後半):トム・フーパー監督作品
さて、その続きだが、前半”第一容疑者”に被害者の姉を殺させてしまったが
それは此の事件の本当の黒幕が彼では無いからだった。
彼は”操り人形”で本当の犯人は、やはりヤサ男の通訳で眼医者の男。
その男が大量殺人者に豹変するのは殺された妹が話していた。
テニスンはボスニアに何か?有ると
上司にボスニア行きを願い出るが断られる。
それ以前に彼女は上司より更に上の英国政府の幹部に呼び出され
此の事件の終結を言い渡され
それでも引かないテニスンは警視をクビになる。
落ち込んだ彼女を立ち直らせたのは
実家に戻り、実の父親の「お前は昔から納得の行かない事は
トコトンやらないと気が済まない娘、それを私は誇りに思っていた」の言葉。
この辺りのテニスンを演じる女優ヘレン・ミレンの感情描写が
何とも切なくて巧い。
そしてテニスンは戦場カメラマンの彼氏を案内に自費でボスニアに行く。
果たして現地は彼女に冷たく、調査は無駄に見えたが
彼が学んでいたと言う大学で学友から意外な事実を掴む。
”眼医者”の男の写真を見せると「此の男は違う!」と言うのだ。
それからロンドンに戻ったテニスンの反撃が始まる。
先ずは”眼医者”の妻を訪ね、彼が政府に内通し
ボスニアの犯罪者を密告して保護されている男だと言うことを録音し、
刑務所に妹の殺人者を訪ね、そのテープで彼が庇っている男の本当の姿を暴く。

そう大量殺人の事実を隠すため、ロンドンで偶然出会った姉妹の
口封じに先ず妹を拷問末殺し、姉は刑務所の男に殺させたのだ。
そして刑務所の男から”眼医者”の成り済まし男が殺され、埋められた
場所を特定する。
その間に殺された妹の埋葬にテニスンの代わりに行った
戦場カメラマンの彼氏から事実を聞いたボスニアの仲間達が
”眼医者”をボスニアで裁こうと誘拐する。
それを知った警察とボスニア人の追跡がサスペンスを盛り上げる。
そして埋められた男の歯型から”眼医者”の殺人が特定され、彼の家に逮捕に行くと
何と自分の娘を盾に逃げようとする。
あくまでも卑怯な”眼医者”の本性が露呈される。
いやはや前後編合わせると4時間の長編ドラマ
映画館なら当然インターミッションが入るところ。
1作に1年かける制作態度にも感心するが
何より、その完成度に観た後、思わず拍手を送った。

2025年9月15日月曜日

 



英国TVドラマ「もう一人のバーナビー警部」

「女警部 ヴェラ」が終わって新シリーズの此れが始まった。
英国では人気があって長く続いたので主役の従兄弟が交代して
同じ名前だから、こんな新シリーズに成ったらしい。
相変わらず前編後編と週を跨いでオンエアだから
こちらは、しっかり構えて観ないと犯人は分からなくなる。
その2回目オープニングのタイトルロールに
”エドワード・フォックス”の名が出ていたので
ああ今回は彼が犯人だな!と私はピーンと来た。
前回は此のサイトにも出した”デヴィット・ワーナー”がそうだった。
大体、1990年代に作られている此の手の刑事ドラマの犯人は
名優揃いの英国でも演技力があり個性的な俳優が演じていた。
日本の昔のTVドラマの犯人は松尾嘉代か野川由美子で
出て来ただけで、ああ犯人か!と観るのが失せたものだが

そのエドワード・フォックス(左)だが、
そっくりなジェームス(右)という弟が居て


両方とも当時の名画に出ていたが、どちらがどちらだか見分けがつかない。
「ジャッカルの日」でズル賢い殺し屋ジャッカルを演じたのが
兄の方のエドワード・フォックス。
「召使」でダーク・ボガート共演していたのがジェームス・フォックス。
二人は2つ違い。よく見ると微妙に顔は違うのだが
果たしてエドワード?ジェームスか?
古い映画を観る度に此れからも迷うことだろう。

2023年9月10日日曜日

海外TVドラマ傑作選

B S松竹東急 「グッドドクター」シーズン4#11「駆り立てるもの」

先日も此のドラマを紹介したが、相変わらず面白いので

今回は2つの手術が持ち込まれる。

1つは脳動脈瘤破裂で10年間昏睡状態の妻の生命維持装置を

夫の承諾で外そうとした途端に指が動いたのを目付け

医師たちは何故か?と検査するが

脳の傍神経節腫が原因と分かり、その腫瘍摘出を行うと

オペ中に患者は覚醒する。

しかし、その覚醒は24時間が限度で再び元の植物人間に戻る事が

分かり、医師たちは残酷にも先ず妻にその事実を伝える。

そして妻は尊厳死を選び、夫に別れを告げて

生命維持装置を外させる。

此の愛し合う夫婦のやり取りは涙無くして観れない。


そして2つ目の手術は脊椎が固まって車椅子でしか

生活できない青年の脊椎を全部組み替えると言う大手術。

これまで9人の外科医に断られていて

青年自体が生きる事を諦めているのを最後の仕事と

病院長が自ら彼を説得してして取り組む。


此のドラマ「グッドドクター」の特徴は、医師が医師である前に

人間として、それぞれの悩みを抱えて生きていて

それが、また丁寧に描かれている事だ。


前回にも書いたが大体サヴァン症候群の若い医師が

その豊富で的確な情報を元に医師団に参加している事が面白い。

しかも今回はパートナー女性医師が駐車違反に腹を立て

レッカー車で運んだ奴を脅して車を取り返そうとするのを

彼が子供のような正義感で彼女の否をいさめると言う意外な展開。

そしてオチは彼女の妊娠!えっ彼はサヴァンなのにやるねえ(笑)


2023年9月3日日曜日

海外TVドラマ 傑作選

BS松竹東急『グッド・ドクター』名医の条件
「ER」「ドクターハウス」とか病院ドラマは見たことが無かったが
此の所入院していていたので興味を持って観た。
ドラマの場所はL.A.聖ボナベントゥラ病院。
その地域性もあるが、働く医者たちが人種の見本市
海外ニュースによれば米国の有色人種2世3世は学歴を積んで
此れまでの肉体労働者階級は減り、医者や弁護士などの
知識人階級に移行しつつあるんだとか。
そして患者も色黒黄色と欧米アジアにヒスパニックとカラフル。
宇宙人が居ないのが不思議なくらいと思ったら此のドラマには
ほぼソレみたいな自閉症でサバン症候群の執刀医が
「アストラッドとラファエル文書係の事件簿」で
主役が自閉症でサバン症候群というのはあるが
メスを持った外科医がソレなのは観ていて可成り危ない
でもドラマだから・・・結構面白い。
例えば患者を前に、他の医者がなんとか手術すれば治りますに
その彼だけ綿密なデータを元に無理だ!と言い切っちゃう。
正直でいいんだが、ソレでは先に進まない。
昨日、見た回は病院のインターネットがハッカーに乗っ取られ
医療データを全部消去すると脅されるという現代的なサスペンス。
院長は保険に入っているからハッカーの要求通りの金額を
払えば収まるというが、先のサバンの医者と同棲している
女医がムキになり、分断されたケーブルを繋いで回復する。
そのサスペンスは最近のアクション・ドラマと同じ。
1分を争う命が掛かっている患者ばかりの病院だからね。
まあ、とにかく昨日まで同じ様な景色の中にいた自分には
緊迫感が、もろに伝わる訳だが
先の「アストラッド・・・」と同じで、自閉症でサバン症候群という
キャラクターは何処か危なかしいが子供のように可愛いところもあって
つい観てしまうドラマだ。