ハロウィン！

スカイツリーの下に此んなアーチが作られていた。

私の恰好は、いつもと同じだけれど

モフモフした生地がSTAR-WARSのイウォークと勘違いした

変なメイクと扮装をした子達に仲間と思われ

「ハッピー・ハロウィン！」と云われても

何だかな〜である。

それでも一応，記念に撮って貰ったというワケ。

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悩み多き者よ：斉藤哲夫

私が通っていた頃の日比谷野音で人気が有ったのは

此の斉藤哲夫。

落ち着いた佇まいが此の歌のタイトルではないが

若き哲学者の異名をとっていた。

それでも「バイバイグッドサラバイ」等

メロディ・メーカー＆ヴォーカリストの才能は

ポール・マッカートニーの様だったので

その後、ミノルタのCMに作曲の鈴木慶一君から

ヴォーカルを誰に？と聞かれた時

一番先に彼の名を挙げた。

彼らは”はちみつぱい”以来の仲間だったので

話はスンナリ進み、あの「今のキミはピカピカに光って」が

誕生したと云うワケ。

それにしても悩み多き青春を歌った此の歌

懐かしさと、ほろ苦さが胸に広がる。

押上・サングスト

本格的な石窯ピザが食べたくて、スカイツリー下の此の店に。

それと此の店は肉の炭火焼きフィレンツェ風が有る。

メニューにアスパラの炭火焼も有ったので、それも追加。

それとイタリアンなのに何故か”秋田フェア”をやっていて

白神あわび茸と天使の海老のフリットと云うやつも。

天使の海老とは羽でも生えている海老か？と

聞いたらノリの良いウエイトレスが採れた場所ですと・・・。

炭火焼のアスパラにはパルミジャーノがかかって風味が良い。

あわび茸も海老も甘く、さすがフェアをやるだけの鮮度。

ピザも秋田の比内地鶏のトッピングと

まさに秋田づくし。

しかも、お土産に”秋田こまち”300gx４のプレゼント！

昨日の朝のTV占いでは”凶”と出ていて

１日、ロクな事は無かったが

どうやら此の店で”焼く払い”が出来た様だ（笑）

パルミジャーノ・レッジャーノ

イタリアンには欠かせないチーズ。

此れを探していたところ

スカイツリーの下、”そらまち”の

イタリア食材店が変わって

此のお日様マークの店になった処に置いていた。

ご覧の様に棚の上に一律1850円。

しかし良く見れば、各々グラム数が違う。

此れは、なるべく大きい方が得に決まっている。

それで片っ端から重さをチェック。

だいたい200g平均の中から、一番重い289gをゲット！

それに、２本で更に安く成るヴァージンオイルを買い

両手にぶら下げテクテクと

歩いて言問橋を渡って帰って来た私って偉い？

あ〜腕が痛い（笑）

きょうだい心中：山崎ハコ

そんなワケで流れは日本歌謡史の中でも

とりわけ暗い歌を歌う山崎ハコ。

その昔，私は彼女のプロモーション・フィルムを頼まれた。

カメラを極端に嫌う彼女を撮るのは至難の技であったが

約１ヶ月、山形のコンサートや東京のライブを追って

レコードの音源に被せた。

その時、何度も此のアルバムを聴きながら編集したので

今でもカラオケが有れば全部歌えるのが自慢。

でも此んなに暗い歌はカラオケには無いが（笑）

それでも、九州の大分から出て来て、ヨコハマに住んでいた

彼女のの総てが曲の中に有り

さらに日本の土着的な風土に息づく

怨念や情念を掘り起こし

歌い上げる彼女の才能は寺山修司と同じで非凡なものだ。

代々木上原・蕎麦のごとう

評判を聞いて、わざわざ小田原から小田急に乗り換え此の店へ。

駅からほど近い線路沿いに在る此の店は意外に狭い。

流行の気取った作りでは無く、スナックの居抜きに

無造作にメニューが手描きで学園祭の模擬店の風情。

昼１時半を過ぎていたのに少ない客席は満席。

少し待っている間に目の前の客が食べていた

鴨のつみれ蕎麦が旨そうだったので真似をする。

果たして出て来た、ご覧の様な其れは

想像を超えるもの。

鴨のつみれの食感は柔らかく

浅草、並木の薮とは又、別の物。

浅草の濃い汁と違い、ダシの効いたそれは”まろやか”

蕎麦は更科系の細麺。

”かけ”だから写真を撮っているうちに伸びたか

固めが好みの私には今ひとつ。

それでも「牡蠣のてんぷら」等のメニューに

また、是非お直ししたいと・・・。

 

のら猫の日記（1996）

出演者にスカーレット・ヨハンソンの名が出ていたので

録画して置いた、此れは彼女が11歳の頃の作品。

子役時代の彼女は映画「モンタナの風に抱かれて」で

ロバート・レッドフォードを食う、演技の巧さに舌を巻いたが

此れは、それよりもっと前。

話は両親を失くし、里親に預けられた妹を奪い返した姉の

少女姉妹が、車で万引きを繰り返しながら旅をする

ロード・ムービーとして始まる。

奔放な姉はガソリン代を稼ぐため身体を売るが

妊娠してしまい、臨月が迫るも子供を産む知識が無いので

マタニティ・ショップの女店員に目を付け、誘拐し

人里離れた空き別荘に３人で暮らし出す。
此の辺りから誘拐映画「ミザリー」の様相を呈する。

上の写真、中央が女店員。
最初は逃げ出そうと必死だが

いつしか幼い彼女達に同情、足を縛られながら
食事まで作り出す人の良さ。

挙げ句は戻って来た別荘の持主のギャングを
殴って縛る始末、一体何を考えているやら・・・。

此の女店員を演じる中年の女優

メアリー・ケイ・プレイスが何とも飄々として巧い。

アカデミー賞を貰わなくても此んな凄い女優がザラに居る

米国演劇界の裾の広さを感じる。

演技と言えば姉を演じたアレクサ・パラディノは

16歳で妊娠してしまう難しい少女役を演じた後

何処にも足跡は無いが今は、どうしているのだろう。

一方、奔放な姉にあきれ果てながら

何かと面倒をみる妹役のスカーレット・ヨハンソンの

その後の活躍は目を見張るばかり。

「真珠の耳飾りの女」「ロスト・イン・トランスレーション」で

様々な賞にノミネート＆受賞と評価を挙げ

その蛹が蝶に成ったが如くの美貌を

監督ウッディ・アレンに惚れ込まれ

「マッチ・ポイント」「タロットカード殺人事件」に

「それでも恋するバルセロナ」と３度も主役に起用されている。

此の映画の面白さは巧い演技者の個性にリアリティが有り

物語の展開の意外性で先が読めないシナリオ。

監督は女性でリサ・クルーガー。

女性らしい繊細な心理描写の演出が的確で、そして瑞々しい。

此の作品はサンダンス映画に上映されただけ

彼女の他の作品が観たいものだ。

夜が明けたら：浅川マキ

昨日のカルメン・マキとマキは同じ名前だが

彼女も寺山修司に見いだされた歌手だ。

新宿アートシアターの地下に在った蠍座公演で

世に出たと言って良い。

当時の新宿は”アングラ”と呼ばれる怪しげな小屋＆

小劇場が沢山出来て、私は務めた会社が新宿三丁目に

在った事もあり、好奇心をそそられたものだ。

”サイケ””ヒッピー””ドラッグ”とアメリカから

輸入されたカラフルなサブカルチャー文化に

日本らしいオドロオドロした匂いが混ざって

新宿がソドムとゴモラの様な形相を呈していた。

此のアルバムは、マキの詩が多いが

フォーク・クルーセーダーズの北山修・作詞の「赤い橋」

寺山修司・作詞の「かもめ」等

編曲者・山木幸三郎のツボを得たアレンジに

”あの頃”が、よみがえり、胸がいっぱいになる。

チーズ削りはヤバイ！

とにかく此の新兵器チーズ削り

此れだけで御馳走に成ってしまう。

食べ慣れたサラダもアサリのボンゴレも

これを削り出すと霞んでしまう。

ワインは直ぐ空き

チェリー酒が又、此れに良く合う。

此れをBARのカウンターに置いていた

新橋のママさんの気持ちが良く解る（笑）

 そんなワケでリフォーム・パーカー

結局、肩から腕にかけた処に落ち着いたポケット。

意外に坐りが良い。

一応モデルに着せてみたが・・・。

 狙いとしては民族風と近未来的なイメージのミックスなので

もう一度、フードを被り写真を撮り直してみた。

それでも黒人ラッパーの様な

腹の出具合が気になる・・・ブツブツ。

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時には母のない子のように　カルメン・マキ

カルメン・マキは演劇実験室・天井桟敷を主宰した

寺山修司の作品である・・・と云い切って良いだろう。

当時は、まだ珍しかったハーフの素人少女が

此の曲でデビューし、NHK紅白に素足にジーンズで

登場した時は衝撃的だった。

彼女のファースト・アルバムの構成を寺山がしたものを

私は大事に今でも持っているが

「戦争は知らない」「山羊にひかれて」等、何れも

詩人としての寺山の叙情性が強く出ている。

寺山は一方では少年少女に

”書を捨て家を出よう”と勧めていたので

彼女も家−劇団を早く出てロック歌手として様々な

バンドを結成しては解散と繰り返しているが

それは正に、生前の寺山が望んだ様な

自由な生き方をしているのでは無いかと私は思う。

満月に鯛の尾頭付き

昨日の夕方、近所のNさんに、ご覧の様な

鮮やかな色の小鯛を頂いた。

「刺身も良いけど、捌いて手を怪我すると

いけないから焼くのをお薦め！」との

アドバイスに従って塩焼き。

小振りだから裏表、火の通りも良く

 絵に描いた様な塩焼き。
同じく頂いた徳島のスダチを絞る。

此れにいつもの肉豆腐

肉が見えないのは、入れた豚バラが少なかったから

安い白菜をたっぷり食べるのが目的だった。

醤油に七味をかけてサッパリと。

糠床が、まだ好調で茄子が此の色。

白菜漬けの登場は、まだだいぶ先だな。

ふと窓の外を見れば満月

月影に潮騒の風情

秋も深まる・・・と云いたいが

なんだか夏の様に温かい夜。

此んな良い天気の日に

家でミシンをかけて居るのは、自分でも変だと思うが

此のスエットのパーカーの袖が長いのでちょん切った。

此れは宇佐美の高級店”ひらやま”の

バーゲンで500円で買ったもの。

だからポケットも何も付いていない。

i-Phoneを携帯するのに不便で

何処かへポケットを付けようと

切った袖の端切れを活用。

ついでにデザインとして

少しファブリックに変化を付けるため

生地を裏返しに使ったらどうか？と。

さて、そのポケットの場所を何処にするか？

今、あれこれ思案する。

パーカーなら当然、お腹の辺りだが

それでは当たり前

宇宙服の様に肩に付けたらどうか？

しかし此の場所、縫うのに難易度が高いな。

まっ、トライしてみっか？