2026年7月1日水曜日
2026年6月30日火曜日
2026年6月29日月曜日
2026年6月28日日曜日
【松本清張スペシャル】
何方もかなり前にオンエアされたTVドラマだが未見だったので
松本清張の原作は過去の犯罪を隠すため再び罪を犯すという
パターンに、アリバイのトリックと言うパターンが多い。
*此の手の推理物の解説は当然”ネタバレ”だから
観てなかった人は、その覚悟で。
先の「Dの複合」は過去の犯罪を隠す為と言うヤツで
それを平幹二朗が演じたので、ほぼ”飢餓海峡”の三国連太郎的展開
それに主人公を、当時人気のあった野村宏伸が演じたので、
2人の間に津川雅彦といしだあゆみを入れて脚本・金子成人でも
話は広がらず詰まらない復讐劇作品と成った。
その後、観た「留守宅の事件」は古谷一行と
内藤剛志という主役クラスのキャスティングに
余貴美子に祠口依子という芸達者な女優を噛ませているので
なかなか見応えがあった。
古谷一行は金田一耕助をシリーズやっているから、
自分が殺人犯と疑われても
地図を広げてアリバイ崩しをするのが自然と言うか
一方、自分の妻に保険金をかけて殺し、その罪を
古谷一行に着せる内藤剛志の演技が、その後彼が
”科捜研の女”などで”良い役”ばかりやっているから
私は騙された。
そんな事より、脚本の大野靖子は原作を離れ
殺された内藤剛志の妻・祠口依子と古谷一行に
”いとこ同士”の恋という関係という加えたのが巧みだ。
その後、古谷一行はTVで「失楽園」(1997)”も演じたからね。
祠口依子との此の作品が予行演習に成ったかも?
私もCMで古谷さんが同窓会で”マドンナ”と呼ばれた女性と再会
少し彼の心がよろめく設定を作ったな(笑)
此の犯人・内藤剛志のアリバイ崩しに
彼の妻・余貴美子が車を使って奔走し、結局それが功を奏して
無実は晴れたものの、”結局あなたの心には
いとこ(祠口依子)が居て、私は”留守番”だったのね”と
書き置きを残して家を出る妻・余貴美子の余韻が
松本清張の原作を超えていた。
2026年6月27日土曜日
エルヴェ・ヴィルシェーズ (1943~1993)
日本の漫才師に似た様な顔だが身長は119cmしか無い。
彼はフランス生まれながら
単身ニューヨークにに渡り、下積みで苦労しながら
俳優になるチャンスを待ち、「007黄金銃を持つ男」で、その願いが叶う。
ドラキュラ役で有名なクリストファー・リーの子分にして
殺し屋兼食事当番シェフ役
しかし黄金銃でボンドの命を狙う極悪人のリーを食う存在感を見せる。
監督ガイ・ハミルトンは
「ゴールド・フィンガー」の興行成績が良かったので
間に「サンダーボール作戦」「007は二度死ぬ」「女王陛下の007」は
有ったもののショーン・コネリーが降板した後、
ロジャー・ムーアのボンドで
「ダイヤモンドは永遠に」「死ぬのは奴らだ」と再度起用された。
此の作品も香港マカオにタイそしてラストはインドシナへと
舞台は目まぐるしく展開し観客を楽しませる。
1973年にヒットしたブルース・リーの「燃えよドラゴン』を
意識した格闘技シーンも出してサービスしている。
しかし此のエルヴェ・ヴィルシェーズを子供の様な”可愛さ”と”不気味さ”を
併せ持つ悪役として登場させたのが此の作品を成功させた理由だろう。
此のシリーズには日系ハロルド坂田や巨人症リチャード・キールと
悪役ながらも笑いを誘うキャラクターが多く出ている。
彼は此の後、人気が出て様々な映画やTVドラマに使われるも
心を病んで50歳で遺書を残し自ら命を絶った
2026年6月25日木曜日
2026年6月24日水曜日
「アウトバーン」(2016) :エラン・クリーヴィー監督作品
此の映画の原題は”Collide=衝突する”
邦題は”アウトバーン”とヒットラーが造った高速道路の事
そこを舞台に繰り広げられるカーチェイス・アクション映画であるが
しかし衝突するのは車の事だけでは無い。
下の写真の通りドイツの裏社会を牛耳る麻薬組織のボス2人の衝突でもある。
演じているのが、どちらも英国女王から”サー”の称号得ているオスカー俳優
左はサー・アンソニー・ホプキンス右はサー・ベン・キングスレー。
その息を呑む衝突はジャガー、ベンツ、ボルボ、シトロエン・・・と
高級車を高速道路で何台も壊すよりも迫力がある。
そう、脚本に現代社会裏の階級制度まで描いているからだ。
麻薬売買を通じて友情の様なものを感じていたヤクザのキングスレーに
上流階級のホプキンスは、お前は育ちも悪く下等な人間だと吐き離す。
此の前提があり
車泥棒でドイツに逃げて来た若者が恋人の難病の手術代に大金が必要になり
麻薬を積んだホプキンスの大型トラックを強奪すると言う
キングスレーの復讐でもある危険な仕事を請け負う。
しかし、流石ドイツの麻薬王、完璧な監視のもと強奪は見破られ
アウトバーンを舞台に無茶苦茶なカー・チェイスが続く。
一応、主人公はドライブテクニックの名人で車が壊されても
次々と乗り換え、車体がひっくり返ろうとも抜け出す。
それも人質に取られた恋人を救う為。
その健気(ケナゲ)な心が物語の中心にありエモーションは高まる。
※ここからネタバレだからラストは書かないでおこう。
とにかく此の映画名優2人の演技の責めぎ合いを観るだけでも価値あり。
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