2017年9月30日土曜日

カルロ・ルスティケッリの映画音楽集 #
鉄道員 Il Ferroviere (1956):Carlo Rustichelli 
コレは私の中学時代から始まった
映画音楽コレクションの最初の曲。
映画より先にラジオで聴いて
その哀愁メロディに夢中になった。
米国のポップスとも違うイタリア音楽は
日本人と心の琴線が似てるのかもしれない。

イタリア映画は戦後、ネオリアズムモ運動が興り
此のピエトロ・ジェルミにロベルト・ロッセリーニ
ヴィットリオ・デ・シーカ
そしてヴィスコンティやフェリーニの初期作品など
ドキュメンタリーを基礎にファシズムからの解放
戦後社会の貧困を描いたものが多く撮られた。

最近の朝食3種
一昨日、トロ鯖の干物
少し高いがスーパーには出て居ない。
地元の干物専門店の特別割引。

昨日、此方は1枚100円以下のスーパーの安い奴
でも東京で買ったら倍以上はする。
徳島から頂いたスダチを搾って。

今朝、昨夜食べ忘れた鯵の刺身。
ホットプレートの準備にチルドルームに
入れたのを忘れて居た。
伊東港水揚げだから、一晩ぐらいは、大丈夫だった。

2017年9月29日金曜日

浅利と蛸でイタリアン
伊東のスーパーに春先でも無いのに大きな浅利。
それと、やっと値段が落ちついて来た蛸
此の二つを使ってイタリアン。
最近はあらかじめ砂抜きをして居るので
家でやっても砂は出ない。
旨味を出すために少し水揚げ
フライパンにアーリオ・オーリオで浅利を入れ
透明な蓋をして貝が開くのを待ち
大方、開いたら火を止め余熱で。
そう、火を入れ過ぎると身が硬くなるからネ。
茹でたパスタのアルデンテを待ち
二つを絡めホワイトセロリを絡めれば完成!
味付けは茹でたパスタの残り湯に黒胡椒。
それと並行して
ぬるいオリーブ・オイルにニンニク
そしてエリンギ、ピーマン、最後に蛸
これも温めたら直ぐ、あげないと硬くなる。
味付けは蛸の塩気と黒胡椒。
それに並行して冷凍バケットを
アルミホイルに包んで温める。
サラダは最初に作り、レモン&ビネガー&アンチョビの
ドレッシングは食べる直前に。
本当はシェフが居て、次々に作って欲しいが
此のブログの写真があるので
冷めないうちに全部作らないといけないのが
少し辛いところ・・・。

2017年9月28日木曜日

ウォーリィを探せ柄長袖シャツ完成!
ポケットの位置合わせは、多めに生地を買ったので
余裕で、左右とも此のように見事にシンクロ。
縫い糸の後を辿らなければ恐らく分かるまいよ。
ところで肝心のウォーリィだが、前身頃には居ない。
此の背中の何処かに居るのだよ。
そして、此の左袖にも居るのが分かるかな?
そして専属モデルに着せると此んな風

"Duet"その40 (最終回)
Tony Bennett, Amy Winehouse - Body and Soul 
だいたい此のシリーズは、映画「AMY」を観て
”デュエット”を思い立ったのだ。
長命(なんと91歳)のトニー・ベネットは、
驚くほど沢山のデュエット曲を残している。
だから此のヴィデオでも、エイミー・ワインハウスが
子供の頃から憧れたスターを前に
あがってしまったか?ドラッグが切れたか?
ちゃんと歌えないのを
孫娘を労わるようなトニーが、とても良かった。
でも此のあとすぐエイミーは27歳で亡くなっている。
出会いがあれば、別れもある。
デュエットには、そんなドラマが感じられる。
全く人の命は分からないものだ・・・。

さて、キリの良いところで
此のシリーズも今日で終わりに
長い間、お付き合いありがとう。


おあかとジャガイモ料理2種
おあかの刺身は伊東港水揚げ
脂がノッていて、何より安いのが助かる。

雨の予報に作り置きをとジャガイモを茹で
一つはメガドンキの和牛と玉葱を炒めたもので
ミック・ジャガーもとい肉ジャガー
もう一つは、やはり玉葱と胡瓜をマヨネーズで和え
サラミを入れ、マスタードを効かしたポテトサラダ。
同じジャガイモでも全然違う料理になる。

味噌汁は前日の残りをと思っていたら
冷蔵庫に入れるのを忘れたのでアウト。
急遽、とろろ昆布の即席に三つ葉を。

秋とはいえ、此の陽気まだまだ油断がならない。






2017年9月27日水曜日

"Duet"その39
Somewhere:Tony and Maria
そろそろ此のシリーズも終盤になってきたので
ミュージカルのデュエットという奥の手を出すが
此の曲ほど哀しい二重唱は無いだろう。
死を予感しながら歌う
”Somewhere=どこかに” は
さくらと一郎の「昭和枯れすすき」と同じだ。
男女が”愛”を歌い上げるのと同時に
”死”をも感じさせるのだから。
シェークスピアの「ロミオとジュリエット」が
いつの時代にも受け入れられるのは
そこに男女の普遍的な主題があるからだ。


インドの魔法のスパイス
普通のサラダだが、ソースにマヨネーズ&ヨーグルト
それにアンチョビ・ペーストとクミンを入れてみた。
パスタもかなり前に茹でたやつの解凍だが
サラミ・ソーセージとピーマン、玉ねぎを
アーリオ・オーリオで炒め
カレーパウダーで仕上げたもの。
インドのスパイスの魔法が新しい味となる。

2017年9月26日火曜日

「われらが背きし者」(2016)
「寒い国から帰って来たスパイ」で有名なジョン・ル・カレ原作の映画化。
ジョンは英国情報機関MI6の出だから
この映画でも、それが絡んでくる。
主演はユアン・マクレガーだが
彼はスパイではなくて唯の大学教授。
結婚七年目に浮気をして、弁護士の妻と上手く行かなくなり
その夫婦関係修復のためモロッコへ観光旅行。
女房役のナオミ・ハリスが知的で良い。
「007 スカイフォール」にも出てたらしいが・・・。
そこで出会ったロシアのマフィアの幹部から
MI6との接触を頼まれる。
MI6とは何の関係もない筈の大学教授が
マフィアから亡命を図る彼らに夫婦もろとも
巻き込まれる羽目となる。
巻き込むロシアン・マフィア役のステラン・スカルスガイドの
演技が巧いので、その強引さも自然に見える。
彼の接触はマフィアの世代交代で、その二代目に
殺されるから自分の持つ情報を引き換えに
家族ごと英国に亡命をしたいというもの。
こんな人の良い役は米国ならトム・ハンクス
英国なら、ユアン・マクレガーに、ぴったり
早速、彼は英国に戻りMI6と接触する。
しかしロシアン・マフィアはマネーロンダリングの為
英国に銀行を設立するのに、元MI6で今は大臣にまで
なっている男を買収していた。
これに、その大臣の悪を暴こうとするMI6が立ち上がり
行きがかりで、その亡命を手伝う主人公夫婦は
何とパリからアルプスまでの大活劇となる。
何しろ此のユアンはSTAR-WARSのジェダイと違い
拳銃も持ったことのないひ弱なインテリ大学教授。
その彼が凶暴なマフィアの組織と戦う展開が面白い。
手際の良い演出はスザンナ・ホワイトという女性監督。
ル・カレの原作は、どうなのか分からないが
ラストのオチも効いていて楽しめる。

それにしても先に観たポランスキー監督の
「ゴーストライター」と言い、ユアン・マクレガーは
追われる役が、とても似合う。



"Duet"その38
Dulce Pontes & George Dalaras - O Mare e Tu
今日は珍しいデュエット。
左はポルトガルの現代ファドの女王ドゥルス・ポンテス
右はギリシャ歌謡のベテラン、ジョージ・ダララス。
間にイタリア、フランス、スペインと国境が入っているのに
何故か曲調、旋律が同じなのは、
船のルート、地中海が繋げているのだろうか?
どちらにしても”ファド”、”レベティコ”と
両国の民族歌謡が重なるのは
人間の持つ歴史的な哀しみの様なものなのかもしれない。


腰塚の牛肉弁当
日暮里・繊維街のセールの帰り
駅構内の腰塚の出店で購入した弁当。
押しの強い店員の”叙叙園の焼肉が食えなくなる”との
呼び込みに負けて買ってしまった高いやつ。
東海道線の中で食べたい誘惑に駆られたが
昼は馬賊の冷やし中華を食べていたのだった。

晩酌を兼ねて、その弁当をチンして
生卵ですき焼き風にして浸けて食べる。
果たして”叙叙園を超えた”かどうかは疑問だが
取り敢えず肉は、とろける様に柔らかい
しかし甘〜い!だから七味をかけて。
野菜室に入れていた糠漬けの古漬けも。
酒は、ビールの氷割り。
それにしても、しぶとい夏だな・・・。




2017年9月25日月曜日

 
 
吾妻橋 そば居酒屋 恒(つね)
蕎麦が食いたくなり、口開けを予約して
早目に店に行ったらTVの収録中だった。
それでも時間には始まり
ぬる燗で鴨のレバーと砂肝の塩焼き
レバーなど、ほぼホアグラ。
牛筋の煮込みに銀杏のから揚げで
天婦羅蕎麦を待つ。
出て来た蕎麦の相変わらずの味に満足
しかし、やっと見つけた此の店も
TVに出ては、お終いだなぁ(())
"Duet"その37
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Desert Rose : Sting with Cheb Mami
イスラム圏には”ライ”という歌謡ジャンルがあり
その代表的な歌手のシェブ.マミと
ロックのスティングのジョイントを
デュエットと呼ぶべきか悩むが、とにかく
地図的にも歴史的にも異なる二つの文化が
見事に混ざり合った此の名曲の魅力を
放っては置けない。
ワールド・ミュージック・ブームとは距離を置く
スティングのグローバルなセンスは
まさに彼の思想とも云える。