2017年4月3日月曜日

Big Bands & Ballrooms Music
Think Of Me - Will Bradley Orchestra
アル・ボウリィの続きで
戦前のビッグバンドと歌手のシリーズへ
まずは、ウィル・ブラッドリー楽団。
トランペッターのウィルとドラマーのレイ・マッキンレーが
結成したバンドで、歌手はフレディ・スラック。
彼らは当時、発明されたばかりの
映像付きジュークボックスに最初に登場した楽団だった。
その時代のその場所に居た筈もないのに何処か懐かしく
甘いサウンドは、聴いていると頭の上をクルクルと
ミラーボールが回っている様な気分。
👆クリックするとミラーボールが回ります。

2017年4月2日日曜日

英国にはロイヤル・シェークスピア・カンパニーという
シェークスピア劇専門の劇団が在り
そこから育った俳優はローレンス・オリビエに始まり
ピーター・オトゥール、リチャード・バートン
デヴィッド・スーシェ(ポアロ)ジェレミー・アイアンズ、
イアン・マッケラン、チャールズ・ダンス、アラン・リックマン
女優ではジュディ・ディンチ、ヴァネッサ・レッドグレイヴ
ヘレン・ミレン、エミリー・ワトソンと
女王陛下から”サー”の称号を与えられた名優ばかり。
彼らは当然、英語圏内のハリウッドに呼ばれて活躍した。
それ以外にも
一度観たら、その演技に注目せざる得ない英国俳優を
今日は紹介したい。
彼らは、その演技力から何故か悪役が多い。
まずはマイケル・ガンボン
ハリー・ポッターで故リチャード・ハリスの後を受け
ダンブルドア校長を演じていたが、その個性的な風貌と貫禄で
ピーター・グリナウェイやバリー・レヴィンソン
ティム・バートン等の名作に度々起用されている。

そしてコルム・ミーニイ
彼はアイルランドのダブリン出身
既にスターとなっているガブリエル・バーンや
スティービン・レイと一緒に舞台に立っていた。
一見、愛嬌のある顔だが悪役となると狂気を放って怖い。

もう一人若い俳優だがベン・ウイショー
頼りなさそうな風貌でも英国王立演劇アカデミー出身
映画「パフューム」で主役に抜擢され
広場を埋め尽くす男女の乱交の中心にいた。
「007スカイフォール」ではPCオタクの新しい”Q”を作り上げた
・・・と脈絡がない3人と思われるだろうが
ダニエル・クレイグが007に起用される直前に
主役を演じた「レイヤーケーキ」という
ブリテッシュ・フィルム・ノワール(英国ギャング映画)に
されぞれ悪役として登場しているのだ。
J・J・コノリーの小説の映画化、
題名は、カステラを何層にも重ねた状態のスポンジ・ケーキを
組織の構造に例えた、麻薬ディーラー達の集団抗争劇
それぞれのキャラクターが実によく描かれていて
監督はガイ・リッチーのプロデューサーをしていた
マシュー・ヴォーン。
初めての演出とは思えないシャープな映像感覚と
テンポの良い編集は最後まで飽きさせなかった。
勿論これでジェームス・ボンド役を得た
ダニエル・クレイグの魅力もさることながら
彼ら悪役達の個性が楽しめ、やっぱり
映画は、悪役が強ければ必ず面白いの定説通り。


春だというのに・・・
昨日は一日中、宇佐美は氷雨
小雨になったのを見て近場のスーパーへ。
魚売り場に伊東港水揚げのハマチとイカの刺身
それに牡蠣の小分けパック
生わかめにメカブ等を購入
夕方、居酒屋の仕込み・・・と言っても
紀文のレトルトおでんに
塩で洗った牡蠣を入れ、三つ葉を散らし
生わかめに熱湯をかけ、胡瓜を刻んで
マヨネーズと和えただけだが。
此のところ、直ぐ酔いがまわるので
酒は焼酎を香りづけ、ほとんどホッピー。
それでも此のメニューには合う。

2017年4月1日土曜日

アル・ボウリィ物語 その3
The Very Thought of You:Al Bowlly
1930年後半、アメリカでの彼の成功に影をさしたのは
その美しい声に重要な喉の病気であった。
何度かニューヨークで手術をしたものの
なかなか完治には至らず、その影響か人気は落ち
仕方なく戻ったロンドンでも渡米が長すぎ
彼を覚えている人は少なくなっていた。
しかし、私生活では、最初の結婚こそ失敗したものの
再婚した相手とは生涯共にする良い仲であったという。
それでも彼に不幸が追い打ちをかけ
ドイツのロンドン空襲の爆弾を彼は諸に受け
43歳の若さで生涯を終えている。
しかし短くも波乱万丈な彼の人生は、その美しい歌声が重なり
アフリカ、アジア、イギリス、アメリカと背景が変わる
セピア色したミュージカル映画の様に私には聴こえる。

殺し屋映画  選
DVDの整理をしていたら”此の手”の映画が多いのに気がつき
BOXに入れるのにラベルを作った。
まあ、007やM.I.Pシリーズに出てくる奴は
キリがないので除外するとして
まず極め付けはJ.P.メルヴィルの「サムライ」のアラン・ドロンだろう。
その格好よさは今でも伝説に成っている。
そして、オバさんだがジーナ・ノーランズの「グロリア」
此れもガキを連れて逃げ回りながらバンバン撃ちまくり
格好イイのなんの、シャローン・ストーンで
リメイクされたが存在感に可なりの開きがあった。
女殺し屋といえばリュック・ベッソンの「レオン」に始まり
「ニキータ」「コロンビアーナ」の連作
最初こそ少女だったが、後の2作は何れも監督好みの
色けがプンプン”美しい殺し屋”にはシビれた。
スターローンとアントニオ・バンデラスの「暗殺者」
此れはアントニオの”らしさ”が部があった。
殺し屋の別名には「ヒットマン」「アサシン」等が在り
ジェーソン・ステイサム主演の「メカニック」も「殺し屋」の隠語
英国生まれのジェーソンには元ネタの
チャールズ・ブロンソンには無い狂気が感じられた。
MTV出身の監督アントン・コービンが
ジョージ・クルーニーで撮った「ラスト・ターゲット」も
スタイリッシュな映像でスマートな殺し屋だった。
そして夫婦揃って殺し屋というのは、その昔
ジャック・ニコルソンとキャサリン・ターナーの
「男と女の名誉」
また、その焼き直しのブラピとアンジョリーナの
「Mr&Mrsスミス」

以前、此のサイトの「悪役列伝」で
”美しき女殺し屋”特集を組んだが
ご覧になって無い方のために、もう一度。
☝️クリック!
此の後、8人くらい続けた筈。
それから東宝でも加山雄三で昔「狙撃」というやつが在った。
東映では高倉健も、自分の顔がモデルというので「ゴルゴ13」に主演
大映は市川雷蔵で「ある殺し屋」というシリーズ。
まあ、若大将も健さんも殺し屋のイメージには程遠かったが
雷蔵は、”眠狂四郎”風の持ち前の”暗さ”が似合い
表向きは板前、裏で殺し屋というのが効いた。
TVでは「必殺シリーズ」が時代劇の殺し屋だな。
何だか、まだまだ在りそう・・・。

冷凍してあったもので朝ごはん
鶏の炊き込みご飯をチンして三つ葉を散らす。
ワカメとネギとお揚げの赤だしの味噌汁。
アジの干物を焼いて、納豆にはオクラ
漬物は大根を千切りにし
ナンプラーと山椒の実で即席づけ。

アル・ボウリィ物語 その2
Blue Moon : Al Bowlly
彼の生きたのは第一次世界大恐慌時代
売れない頃は生活に追われ
一人で大道芸人も、やったという経歴を持つている。
それで客の心を掴む術(すべ)を覚えたらしい。
世界中を回った挙句、英国に落ち着いて歌手となり
レイ・ノーブル楽団とのレコーディングは500曲。
当時は楽団名義でレコードは発売されたものだが
アルは、初めて歌手が先にクレジットされた。
そして、その録音にも彼は様々なマイクの試みをして
自分の声が生きるようにしたという。
この”ブルー・ムーン”は当時のヒット曲。
その後、様々な歌手や楽団にカヴァーされた。
彼はレイ楽団と共に海外公演したニューヨークで
大成功を納め、1939年には当時のハリウッド大スター
ビング・クロスビーとの共演まで果たしている。