骨付きハムの頂き物
此れをカプレーゼとワインで(o^^o)
歴代アカデミー賞作曲賞1970年代 その3
英国俳優列伝#5
チャールズ・ダンス(76歳)
彼も前回のボブ・ホスキンスと同じく遅い俳優デビューである。
デザイナーをしながらシェークスピア・カンパニーの
舞台に立っていたという変わり者。
デビュー作「007ユア・アイズ・オンリー」では目立たなかったが
イタリアのダヴィアーニ兄弟監督の「グッドモーニング・バビロン」で
ハリウッドの大プロデユーサーのD.W.グリフィス役でブレイクした。
「エイリアン3」「ラストアクションヒーロー」「チャイナムーン」と
悪役は多いが、ただの悪役ではなく知性的なキャラクターを演じ
フランス映画「スイミングプール」では、
あの女優シャーロット・ランプリング相手に出版社社長を堂々たる貫禄で演じてた。
ドラキュラやバンパイヤ役まで演じているが、
そこに英国人らしい気品な様なものが感じられるのが
貴重な存在、もっと活躍してほしい俳優だ。
彼はハゲでチビでデブで所謂アカデミックな演劇学校も出ていないが
ニール・ジョーダン監督の「モナリザ」で、いきなり
カンヌ映画祭主演男優賞となった。
彼は下積み時代、サーカスの団員や英語教師など様々な職業を経ていたらしい。
それでもブレイクする前、話題作と言われる作品には起用されていた。
ジャン=ジャック・アノー監督の「スターリングラード」では
フルフチョフの役もやっているしアラン・パーカー監督の
ピンク・フロイドの「ウォール」では主人公ピンクのマネージャー役等、
その存在感は監督達も認めざる得なかったのだ。
此の後、ロバート・ゼメキスの「ロジャー・ラビット」では
全編アニメのキャラクター達と見事に違和感無く共演、
英国訛りまで封印し主役のアメリカ人探偵役を演じきった。
スーパーマリオ役迄演じてもっと活躍するはずだったが
パーキンソン病になり引退、惜しくも71歳で亡くなっている。
野生のエルザ(1967):ジョン・バリー
此の作品、映画としては所謂”動物愛護もの”で
別にオスカーを獲るほどの映画ではなかったが
この音楽"Born Free"が素晴らしかった。
作曲家ジョン・バリーは「007殺しの番号」の編曲から
「ロシアより愛こめて・危機一髪」そして「ゴールドフィンガー」と
編曲だけでなく全編の音楽を任されカンヌ映画祭グランプリの
リチャード・レスター監督「ナック」に「さらばベルリンの日」と
その美しいスコアで人気を博し此の受賞につながった。
”ナック”で知り合ったか?英国時代のジェーン・バーキンと
結婚したのも此の頃。
とにかく、これ以降ジョン・バリーはオスカーノミネートか
受賞というくらい絶好調の時代が続き、此の続きも又。
嗚呼、時間がいくら有っても足りない!
前回上京した折、乗ったタクシーの後席にモニターが付いて居て
"シン・ウルトラマン”を見せられた。
なにコレ?と聞いたら、その運ちゃんよくぞ聞いてくれましたと
”プライムヴィデオ”で 今何でも観れるんですよ。
ワタシャ、此のi-Phoneから飛ばしてるんですがね
I.Tオタク系のお兄さん運転手。ふーん、そんなら私も
やってみようと始めたのがAmazon Prime
最初はC.G.の恐竜のショート・ストリーを集めた1時間近い作品から
家のホームシアターに繋げたら本物の大きさの巨大な恐竜に成ったよ!
その次はデビッド・ボウイの最後の5年間を追ったドキュメンタリー。
2枚のアルバムを作るメイキングだが此れは何だか悲しかったなあ。
そして今、観てるのは ”ブラウン神父”シリーズ。
シャーロックやポアロと並んで3大探偵と言われる推理物。
だいたい神父が探偵をやるなんて面白すぎる。
一気に見ると寝不足になるから一晩3話ときめているのだがキリが無い。