英国俳優列伝#4
ボブ・ホスキンス
彼はハゲでチビでデブで所謂アカデミックな演劇学校も出ていないが
ニール・ジョーダン監督の「モナリザ」で、いきなり
カンヌ映画祭主演男優賞となった。
彼は下積み時代、サーカスの団員や英語教師など様々な職業を経ていたらしい。
それでもブレイクする前、話題作と言われる作品には起用されていた。
ジャン=ジャック・アノー監督の「スターリングラード」では
フルフチョフの役もやっているしアラン・パーカー監督の
ピンク・フロイドの「ウォール」では主人公ピンクのマネージャー役等、
その存在感は監督達も認めざる得なかったのだ。
此の後、ロバート・ゼメキスの「ロジャー・ラビット」では
全編アニメのキャラクター達と見事に違和感無く共演、
英国訛りまで封印し主役のアメリカ人探偵役を演じきった。
スーパーマリオ役迄演じてもっと活躍するはずだったが
パーキンソン病になり引退、惜しくも71歳で亡くなっている。
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