2022年12月28日水曜日

歴代アカデミー賞作曲賞1970年代 その2
「ある愛の詩」(1971:フランシス・レイ
クロード・ルルーシュ監督の「男と女」がカンヌ映画祭でグランプリを取り
フランシスの主題曲♪ダバ・ダバ・ダが世界中で大ヒットしたが
その後も彼は「パリのめぐり逢い」や「個人教授」に「白い恋人たち」と
主題歌は何もヒットし、此のオスカーに至った。
甘すぎるほどのメロディーが此のメロドラマに合った。
この前の象のアルプス越え「脱走山脈」の、チターを使った主題曲も
素晴らしかったが私にはルネ・クレマンのハードボイルド映画
「狼は天使の匂い」のミステリアスなムードも捨て難い。
ルルーシュとはピッタリの呼吸で「レ・ミゼラブル」等、
彼と寄り添う様に甘い曲をつけて居たが
クラシックやジャズの要素が必要な「愛と悲しみのボレロ」だけは
ミシェル・ルグランと共同制作した。
パリのアコーディオン奏者上がりのフランシスの音色は独特で
フランス料理には良く合う!なんて言うと失礼かな?



 

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