歴代アカデミー賞作曲賞1960年代 その9
冬のライオン(1969) : ジョン・バリー
「野生のエルザ」に続きジョン・バリーは2度目の受賞。
中世イングランドの国王ヘンリー2世と王妃エレノアの
愛憎ドラマの舞台劇を映画化した作品。
監督は映画編集のベテラン、アンソニー・ハーヴェイ。
主演はピーター・オトゥールとキャサリン・ヘップバーンに
此れが映画初出演だったアンソニー・ホプキンスと
ティモシー・ダルトンが演技の火花を散らした。
此れに合わせて音楽のジョン・バリーはスケールの大きい
ドラマチックなスコアを書き、見事オスカーを得た。
ジョン・バリーは007シリーズも絶好調、この後も「真夜中のカーボーイ」
「フォロー・ミー」「イナゴの日」「ロビンとマリアン」「ハメット」と
次に「愛と哀しみの果て」で3度目のオスカーを得るまで
それぞれの作品に素晴らしい音楽を付けた。
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