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時には母のない子のように カルメン・マキ
カルメン・マキは演劇実験室・天井桟敷を主宰した
寺山修司の作品である・・・と云い切って良いだろう。
当時は、まだ珍しかったハーフの素人少女が
此の曲でデビューし、NHK紅白に素足にジーンズで
登場した時は衝撃的だった。
彼女のファースト・アルバムの構成を寺山がしたものを
私は大事に今でも持っているが
詩人としての寺山の叙情性が強く出ている。
寺山は一方では少年少女に
”書を捨て家を出よう”と勧めていたので
彼女も家−劇団を早く出てロック歌手として様々な
バンドを結成しては解散と繰り返しているが
それは正に、生前の寺山が望んだ様な
自由な生き方をしているのでは無いかと私は思う。
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