2013年6月30日日曜日

おウチで楽しむカルテル口座#63
スロー・テキーラ
Sloe Tequila
<レシピ>
テキーラ-30ml
スロー・ジン-15ml
レモン・ジュース-15ml
胡瓜のスティック-1本
全部の材料をシェイクして、クラッシュド・アイス
で満たしたゴブレットに注ぎ
胡瓜のスティックとストローを添える。

スローの意味は、ゆっくりのSlow =スローでは無くて
英国のスモモのリキュールSloe Gin =スロー・ジンを
使うところから。
それでも冷たくて飲み易く
つい、ゆっくりしてしまうから同じか?
程よい甘酸っぱさが有り、胡瓜もツマミに成る。


続・男と女 @-55
<追記>
TSUTAYAの発掘良品の中にジェームス・カーン主演の
「ザ・クラッカー真夜中のアウトロー」(1981)を見つけ早速観てみた。
監督は「ラスト・モヒカン」のマイケル・マン。
彼がTVシリーズ「マイアミ・バイス」で名を挙げた後、
長編劇映画の第2作目の作品だ。
自分でシナリオも書く彼は大胆な映像感覚に緻密な構成で
エモーションを盛り上げ、息も付かせぬテンポは
先頃亡くなったトニー・スコットより、ずっと先んじていた。

実際にハリウッドやロンドンの映画学校で、今
彼の作品が撮影や編集の教材として使われているらしい。
その演出に引き出されてジェームス・カーンが
素晴らしい演技をしている。
演じるのは長いムショ帰りの車のディラー
それは表向き、実は宝石専門の凄腕の金庫破り
やっと愛を見つけた女と、家庭を持ちたいばかりに引き受けた
最期の大仕事は街の黒幕ギャングの罠だった・・・。
リー・マーヴィンの「ポイント・ブランク」ばりに
自分の分け前は取り返す、仲間を殺された恨みは
はらしたい、と往年の東映ヤクザ映画の様な
”おとし前”の付け方に男気があり、観客はカタルシスを得られる。
此の凄い作品をジェームス・カーンがルルーシュの超大作
「愛と哀しみのボレロ」の合間に撮っていたとは、とても思えない。
「ゴッド・ファーザー」の短気な長男役で
ブレークした彼はイタリア系と思っていたが
実は東欧ユダヤ系移民の子、その確かな演技力には定評が有る。
「シンデレラ・リバティ」(1974)以来、私はファンだ。


レゲエ・カヴァー#3

Knocking on Heavens Door - Eric Clapton 
クラプトンのライブで人気が有るのが此の曲「天国の扉」
原曲はボブ・ディランがサム・ペキンパーの映画
挿入歌として作ったもの。
名場面に付けられた名曲として”ガンズ&ローゼズ”等カヴァーも多い。
クラプトンはブルーズがメインだがレゲエも得意で
ボブ・マーリィの“I shot the sheriff"のカヴァーも大ヒットした。
しかし此の曲をレゲエでカヴァーする発想
そこがクラプトンの凄いところだ。





茄子の味噌炒めに小アジの刺身
久しぶりに晴れ上がったので伊東までペダルを漕ぐ。
梅雨の割には空気が乾いていて汗もかかない。

スーパーで安売りの小松菜と茄子を買う。
いつもの坂上の魚屋も周り、アサリとシジミを購入
店先に並んだ刺身の中から親父が勧める小アジを。
銀色の扇状に奇麗に並べられた小アジは
刺身にするのに、どれだけ手間がかかったろう
親父がイチバンに勧めたい訳だ。
それを私は家で皿に移す時にグチャグチャに、嗚呼。
それでも鮮度は良く、生姜醤油で
少し御飯に海苔で包んで。

小松菜は茹でて、ダシ醤油に鰹節をかけて
(鰹節は上京した折、御徒町の安藤鰹節店で購入して来た)

茄子は油を少なめにするのに、まずチンしてから
鶏挽肉の味噌炒めと絡めた。
酒に味醂を足すのだが生憎、味醂が切れていたので
目の前に在った蜂蜜を代わりにしたら
此れが意外にコクが出て良かった。



2013年6月29日土曜日

おウチで楽しむカルテル講座#62
モッキングバード
Mockingbird
<レシピ>
テキーラ-30ml
クレーム・ド・メント-15ml
レモンorライム・ジュース-15ml
此れ等の材料をシェイカーに入れシェイクし
カクテル・グラスに注ぐ。
スライスしたライムをグラスの縁に飾る。

ご覧の通り、ライムとミントの爽やかさが楽しめる。
名前の由来はテキーラの産地メキシコに
多く生息する小鳥モッキングバードから。
日本ではマネシツグミと云う名前である。
グレゴリー・ペックがアカデミー主演賞をとった
映画「アラバマ物語」の原題は
「To Kill a Mockingbird」であった。


 蛸のアヒージョ
アヒージョはスペイン語でニンニク風味という意味らしい。
とにかくオリーブオイルにニンニクのスライス&唐辛子
それにシェリー酒ティオペペを入れ熱いところに
魚や肉を入れれば出来る簡単な料理だ。
ウチの柳川鍋いや土皿はそのまま火にかけられ
おあつらえ向き。
夕べは少し干したシメジに蛸を入れた。

アサリは冷凍をそのまま鍋に入れ、白ワインをかけて火に。
口が開いたら直ぐ食べる。
載っているのは三つ葉ではなくイタリアン・パセリ

サラダは玉葱を刻んでヨーグルト&マヨネーズ&
アンチョビ・ペーストのソース。

ジュージュー煮えたぎったアヒージョのオイルを
バケットに吸わせると何とも香ばしい。
連日、赤ワインだが、日が経つと又
味が変わって面白い。


レゲエ・カヴァー#2

Wish You Were Here-Alpha Blondie
此の曲はピンク・フロイド1975年のアルバム
「炎・Wish You Were Here」に納められたもの。
ロジャー・ウォーターズが作詞作曲
旧メンバーだったシド・バレットへの想いを歌った
と云われている。
それをアフリカはコートジボワール出身の
アルファ・ブロンディがカヴァーした。
米国留学中レゲエにハマりミュージシャンに成ってしまったか。

アフリカン・レゲエの代表格としてフランス語、ジェラ語と

様々な言葉でレゲエを歌う彼は
あのボブ・マーリイそっくりな声だ。


2013年6月28日金曜日

おウチで楽しむカルテル講座#61
ドン・キホーテ

Don Quixote

<レシピ>

ギネス・ビール-30ml
テキーラ-30ml
先にタンブラーにビールを入れ、
静かにテキーラを同量注ぐ。

英国産の黒ビール”ギネス”と
メキシコ産のテキーラで
何故”ドン・キホーテ”と成るのか?
ネーミングの由来は謎だが
でも此のカクテルというか、組み合わせはヤバイ
旨い、馬過ぎ!
網走の鮭トバなんぞをツマミにしたら
此の時間から”ハッピー・アワー”
作者セルバンデスも鮭トバは知らなかったろう。


外人部隊フォスター少佐の栄光 @-54




キャベツのベーコン蒸し
自家栽培をしている先生からキャベツを頂いた。
「無農薬だから虫が食ってるけど・・・」という
断りが付いていたが
穴の開いた部分の葉を取り除いて行ったら
出るは出るは毛虫に昆虫はてはナメクジまで
キャベツが彼らのアパートに成っていた。
小学生なら夏休みの宿題に観察するには、もってこいの
素材だが生憎わたしには食料。
どんどん葉を剥いたら幾らも無く成ってしまった。
それでも折角、先生が一生懸命育てた物だから
虫(ムシ)さん達にあやかって、
シメジとベーコン蒸し(ムシ)にした。
ドレッシングは此れ又、別の友達から頂いた自家製のポン酢。
サラダはトマトとモッツアレラ・チーズの
バジル&オリーブ・オイルがけ。
残っていたタイ・カレーもパンにつけて。
明治屋から取り寄せた1箱5000円ワインの
此れは大当たり!1本約850円位なのに
大昔、飲ませて貰った”ロマネ・コンティ”を思い出させた。

レゲエ・カヴァー#1

Ain't No Sunshine - Horace Andy 
そんなワケで今日からレゲエ・カヴァーのシリーズ。
まず最初に登場するのはホレス・アンディ
ホレス・アンディはジャマイカはキングストン生まれ。
少年時代からスタジオに出入りし早めにレコード・デビュー
現在はイギリスに拠点を移し、マッシブ・アタックや
マッド・プロフェッサー等とのジョイントで活動している。
此の曲はマイケル・ジャクソンやトム・ジョーンズ等も
カヴァーしている隠れた名曲だ。


2013年6月27日木曜日



今や私のライフワークみたいに成っている
名曲のカバー集めで、必ず目立つのがレゲエ・ヴァージョン。
どんなスタンダード・ジャズでもロックでも強引に
♪ ン・チャカ、ン・チャカの
レゲエ・リズムにされると
曲の中からマリファナの匂いが立ちこめ
もうマッタリ、ノンビリしてしまうのだ。
そんなワケで暫く”レゲエ・カバー集”
一応、お品書きは上にのせているが
途中で、又新しいヤツが見つかるかも
まあ夏向きだし・・・。





おウチで楽しむカクテル講座 #60
アドニス
Adonis
<レシピ>
ドライ・シェリー-45ml
スィート・ベルモット-15ml
オレンジ・ビターズ=1dash
オレンジの果皮(香りづけ)
氷を入れたミキシング・グラスで3つの材料を混ぜ
氷が入らない様にカクテル・グラスに注ぎ
香りづけにオレンジの皮から香油を飛ばす。

アドニスはギリシャ神話に出てくる美少年だが
此のカクテルは1884年のブロードウェイ・ミュージカル
「アドニス」に肖(あやか)って誕生したらしく
結構、歴史のあるカクテルだ。
口当たりも良くアペリティフ向き。

同じシェリーでベルモットをドライにすると
”バンブー”というカクテルに変わる。
そちらは日本の横浜ニューグランド・ホテルで誕生。
何故か”バンブー=竹”と名付けられた。

驢馬のメモ・スタンド
最近の文房具は優れものが多い。
海外で文房具屋を覗くとあれもこれも欲しく成って困る。
でも此れは上野の店で見つけた輸入物。
背中にメモ用紙が入り
驢馬の口がクリップに成っている。
丁度、眼の位置がクリップの要で
赤いシンプルなデザインもデザイナーのセンスを
感じさせる。”MORRIS"という名が付いている。
物忘れの多い私には、用をメモに書いて
口にくわえさせたら流石に忘れないだろう。


ACABO ARRIBA DE LA BICI


此れを自転車の歌シリーズに入れて良いものか迷ったが
音楽は、ともかく、意外に完成度の高い映像と
何より自転車に乗っている女の子が可愛いので
朝からなんだけれど
此のシリーズ最期のサービスとして・・・
でも此の子は事故にならないか心配だな(笑)





 

 蟹御飯が待っていた!
昨日の嵐の中、ベランダのハーブたちが心配で
急遽、宇佐美に戻る。
バジルとパセリは何とか元気だったが
パクチは花が咲き、実の様なものがなり
ミントは暑い日差しを避けて内側に入れていたら
水不足で萎れて居た。
果たして再生成るか?危うい。
それでも
冷蔵庫の野菜室に入れておいた糠漬けは
古漬けには成っていたがご覧の様にセーフ。
キャベツが丁度ザワークラウトの様に美味しかった。
例の蟹御飯も冷凍庫に、まだ沢山在るので安心。
鱈子は心配なので少し炙った。
豆腐が最近は少量パックで保存が利くので
冷凍エノキ茸と長ネギと一緒に味噌汁。
納豆も冷凍を夕べの内に自然解凍。
納豆の解凍はチンより、時間をかけた方が旨いとか?


2013年6月26日水曜日

おウチで楽しむカクテル講座 #59
トム・コリンズ
Tom Collins
<レシピ>
ドライ・ジン-45ml
レモンorライム・ジュース-20ml
シュガー・シロップ-1tsp
ソーダ- 適量
ソーダ以外の材料をシェイクして
氷の入ったグラスに入れ
ソーダを注ぐ
トッピングにレモンやチェリーを。

ネーミングの由来は最初に”ジョン・コリンズ”を作った
同名の作者が、ジンを
”オールド・トム・ジン”に変えた事から。
因に今のジョン・コリンズは
ベースがウイスキーに変わっているとか。
ジン・トニックに似ているが
コチラの方が酸味が強い。
それでもカクテルとしては人気の高いものである。