2016年10月31日月曜日

モンゴル式レインコート
モンゴルは砂漠が多い位だから、殆ど雨が降らない。
だから、大腿レインコートなど無いのだが
買って置いた撥水の生地が余っていたので
何となくチャリ用のレインコートでも作くろうか?と。

途中までミシンをかけてみて気付いたのが
撥水だから裏地は当然ゴム、流石に此れからの季節寒かろうと
何か裏地を付けようと探したら
だいぶ前に作った木綿のモンゴル服が出て来た。
型紙は同じ、だから多分そのまま内側に縫い込めば
サイズは丁度良い筈と、楽な事を考えた。
しかし、裏地もちゃんと柄が見えたほうが、お洒落だ
そうなると表が裏に、裏が表にしないといけない。
モンゴル服の前は着物の様にシンメトリーでないので
前見ごろを作り直さなければならない。
う〜ん此れは意外と面倒な作業に成りそうだぞ
それでも、ヤルンかい?
レゲエカヴァー特集
Forever Young : S.k.p 
世間の騒動に、やっと出て来たボブ・ディランだが
此の曲はディランの曲としては
誕生日カードに、そのまま使える様なストレートなメッセージ。
カヴァーしてるS.K.P.の詳細は良く解らないが
アスワド風な、しっかりした伴奏も心地よい。
心地よいと云えば、コチラの
優しい声のカヴァーが、何とかなるわよ!と
励ましてくれる。
山六のセールのイカの塩辛
塩辛は自分で作ったものが一番旨いと思っているが
此の処、スルメイカの高騰で無理。
それでも食べたいイカの塩辛に、まあ比較的
あまり余計なものが入っていなそうな、此れをと言う訳。
温かい御飯に載せて焼海苔で包むと、やはり美味しい。
納豆には白菜のキムチを刻んで混ぜてみた。
匂いがキツいと思ったが
朝からラブ・シーンが無いので(どうせ昼も夜も無い癖に)
味噌汁はキャベツにシメジにお揚げ。
昆布だしが効いて野菜が甘い!


2016年10月30日日曜日

ブルドッグ(2003)
此の映画、原題は”a man apart” なんと訳せば良いか?
配給会社も困って結局、噛み付いたら離さない
ブルドッグと付けたらしい。
でも、どちらかと云うと、犬より彼はスッポンに似てるな(笑)
確かに、此の主人公の麻薬捜査官のシツコさは半端では無い。
主人公を演じるのは今や「ワイルド・スピード」や
「リデック」等の人気リーズを持つ、ヴィン・ディーゼル。
イタリアとアフリカ系の血の混ざる変わった風貌は
英国のアクション俳優ジェイソン・ステイサムと
凶暴なイメージが、少し重なる。
監督はミュージック・ヴィデオ出身の F・ゲイリー・クレイ。
同じ黒人のアントン・フークア監督と経歴は同じ。
だから黒人やヒスパニックの描き方に現実感がある。
話は主人公が長年追い続けて来たメキシコの麻薬王を
追いつめ、激しい銃撃戦の末、刑務所に入れる。
此の麻薬王を演じているメキシコ俳優が
スペイン俳優フェルナンド・レイに似て老獪で
メキシコ人はモンゴロイドだから
亡くなった室田日出男にも顔がそっくり。

しかし、その報復に自分の妻を殺され、自分も深い傷を負う。
妻の復讐に燃える主人公は狂った様に妻殺しの犯人を追い
その過程で新しい麻薬組織が出て来て、
それらに麻薬王の妻子まで殺される。
此の二人の駆け引きは名作「フレンチ・コネクション」の
ジーン・ハックマンとフェルナンド・レイを思い出させる。

共に愛するものを殺されたもの同士と復讐を誓う麻薬王から
情報を得た主人公は、新組織を追いつめたか?に思えたが・・・
実は・・・と此れから先はネタバレで内緒!
とにかくスピーディーでリアルなアクション・シーンは
監督 F・ゲイリー・クレイ抜群の巧さ。
先の泥棒コメディ「ミニミニ大作戦」で、私も認めた才能だ。
メイン・ストリートから外れた処に
此んな凄い監督が居るのだからハリウッド=聖林も奥が深い!



レゲエカヴァー特集
Shinehead - Billie Jean
此れはマイケル・ジャクソンのカヴァー
DJのシャインヘッドに依るものだが
イントロにマカロニ・ウエスタンのエンニオ・モリコーネの
口笛を持って来るなぞ、なかなかのキレ者。
確かに此の2つ曲のメロディにはアナロジーが感じられる。
まあ、偶然だろうが・・・。
それを見破ったDJシャインヘッドの才能は
後のRAPミュージシャンに多くの影響を与えているとか?
蛸のアヒージョ
今やスペイン料理屋の定番と成った”アヒージョ”は
オリーブ・オイルを温(ぬる)い温度のまま
素材をじっくり揚げるのがコツ。
揚げると言うよりニンニクとオリーブ・オイルの風味を
素材に移すと云う具合か?
昨日の蛸は、茹でてあったので更にじっくり。
野菜等と同じタイミングで様子を見ながら。
果たして、総てが柔らかく香り良くし上がった。
特にニンニクがホクホクと美味しい。
此のオイルをスープの様にパンに吸わせて頂くと
パンをわざわざ温めなくとも良いし
残ったオイルは味がついているので後で炒め物に使える。
サラダはツマミ菜に先日のクラム・チャウダーの
残りをかけてみた。
もともとキャンベル缶のそれは味が濃いので
丁度良いホワイトソースと成った。
デザートはキウイをヨーグルトに入れて。
食後の映画館は「ブルドック」
此れは後ほど”キネマ通り”に!


2016年10月29日土曜日

SONG TO SOUL 永遠の1曲「やさしく歌って」
オープニングに上の寂しげな風景が出て来る
此の番組の設(しつら)えが好きだ。
此の回はロバータ・フラックの”Killing me softly”
インスタント・コーヒーのCMで嫌というほど聴いた曲だが
此の曲のエピソードに泣けてしまった。

話はロリ・パーマンという名の当時は若かった女性シンガーが
L.A.のトラバドールというライブ・ハウスで
此れも無名だったドン・マクリーンの歌を聴き、感動し
その印象をナプキンにメモして
プロの作詞家ノーマン・キャンベルに渡し
作曲はチャールズ・フォックに依頼した。
それでレコーディングしたのが、此の曲のオリジナル。
しかし、それはそれほどヒットに成らなかったものの
国内線の飛行機内のBGMとして採用された。
それを、たまたま聴いたロバータ・フラックが
気に入り、レコーディングしたと言う訳。

彼女はクリント・イーストウッドの映画「恐怖のメロディ」
の1シーンで使われた”愛は面影の中に”が、全米1位、
そしてグラミー賞の最優秀レコードを得ていた。
その翌年という勢いもあったろうが瞬く間に此の曲は大ヒット。
2年連続でグラミーの最優秀レコード
そして最優秀楽曲賞、最優秀女性ヴォーカル賞と3部門に輝いた。
オリジナルを歌っていたロリ・バーマンは当時
ロバータの此の曲が自分の運転するカー・ラジオから流れて来たのを
ハイウェイで聴き、ショックで車を路肩に止め
ハンドルに身を埋めたと言う。

それを今、明るく語る彼女は意外にサバサバとしていて
観ていて、コチラも救われたが、負けず嫌いの私には
ロリ・パーマンの”想い”が痛いほど伝わって来た。
人は生きて行く過程に、勝ち負けは必ずある。
勝つ人が居るなら、負ける人も当然居る
その負けた悔しさを、どう乗り越えて行くのか?
その負けた悔しさを糧として
次のチャンスに勝てた人は救われるだろう。
しかし、負けたままで終わってしまった人は
自分にどう”落とし前”を付けて生きて行くのだろう?

此の番組では、それ以上ロリ・パーマンには触れず
ロバータ・フラックが、ピアニスト兼アレンジャーとして
如何に才能の有るミュージシャンか
という構成で終始していた。
確かにロバータ・フラックは素晴らしい。
音楽一家に生まれ、高いレベルでクラシックを勉強して
ポスト・モータウン・サウンドとして時代に受け入れられた。
私も彼女のレコードや CDを沢山持って居て
ダニー・ハザウェイとのデュエットなど特に良く
いつも聴いている大好きな歌手の1人だ。

しかし、それでも此の歌の"his"を"her"に置き換えると
Singing my life with her song  
Killing me softly with her song
”私の人生を彼女の言葉で歌って
私を彼女の歌で、やさしく殺して”
と繰り返される此の歌は
ロリ・パーマンの、それからの気持ちを考えると
生きることの切なさを、しみじみと感じてしまう。
カサゴの干物に、里芋の鶏そぼろ炊き
山六の安売りデーで纏めて買った干物類から
カサゴ・・と言っていたが小鯛の様だな。
淡白で上品な味だった。
上品と言えば料理人に似て、ウチの味は皆、上品。
でも実は血圧高めに塩や砂糖を使わないだけ。
里芋もカボチャも砂糖を使わず醤油も少なめ
日本酒の風味を効かして高級料亭の味。
でも麦焼酎のホッピー割りは、下町の居酒屋風。

レゲエカヴァー特集
The Wally Brothers - Man Who Sold The world
昨日に続いてボウイのカヴァー
此の”世界を売った男”はボウイの初期(1971)のアルバム。
原曲はプロデューサー兼ベースの
トニー・ヴィスコンティの存在が強く感じられる
T-レックス同様グラム・ロックの曲だが
恐れ多くも此の名曲を
レゲエのリズムでノー天気に歌って居る
此の”ウォーリー・ブラザース”は何者なのか
あれこれ検索したが、結局解らん。
それでも原曲の持つ”哀しみ”の様なものを引き出している。
ボウイの3年後の1974年に
45回転のドーナツ盤レゲエ・カヴァーだけ
どうやら1発で消えたらしい。

下は後年ボウイがセルフ・カヴァー(クラウス・ノミとの競演)


2016年10月28日金曜日

ハロウィン・柚子
昨日、ウチの柚子の話を出したばかりだが
夕方、近所のNさんが此んなものを届けてくれた。
カボチャでは無い、柚子のお化けだ。
右のウチの柚子と並ぶと、その巨大さが判る筈。
カボチャなら中をくり抜いて
ランタンに出来るが此れは柔らかくて無理そうだ。
月末のハロウィンまでは部屋に飾るとして
その後、どう料理したものか、誰かアイディアありません?
お好み焼き2枚
ホット・プレートでお好み焼き。
ウチのは生地にダシや長芋を入れた本格的なやつ。
まずは先日のイカの一夜干しのゲソと葱を入れたので1枚
次は牡蠣や豚バラ肉に高級キャベツを混ぜたもの。
裏を焼き、表にしたところでセンターに
穴を開け、其処へ生卵を入れて青海苔をかけて完成!
好みでウースターソースやマヨネーズ等
脇で野菜等を焼き、ポン酢でお好み焼きが
焼き上がるのを待つ。



レゲエカヴァー特集
Sunshiners - Modern Love
此れは珍しいデヴィッド・ボウイの曲のカヴァー
此の”モダン・ラブ”という曲は当時ミック・ジャガー等の
アルバムも手掛けていた敏腕プロデューサー
ナイル・ロジャースが、ボウイと共同プロデュースした
アルバム「レッツ・ダンス」のA面トップに入っていた。
確かボウイの来日ライブでも、勢い付けに最初に歌われた。
黒人のフィラデルフィア・ソウルを完全にモノにして
白人で初めてTV「SOUL TRAIN」にまで出演したボウイ
それまで存在はカルト的だったが
遂に時代が追いつき、名実共にメジャーと成った。
裏乗りのレゲエ・ビートになっても
充分に、お祭り気分なのは、此の曲の持つ明るさだろう。
そしてボウイ、自らレゲエに挑戦したのは
ソウルの女王ティナ・ターナーと競演した此の曲"Tonight"


2016年10月27日木曜日

柚子の実が大豊作
台風や天候不順で今、野菜が高騰していると言うのに
我が家の庭の柚子の木は、ご覧の様に実が鈴なりです。
此のままでは枝が折れてしまうのではないかと
今日、意を決して収穫する事にしました。
まず、手の届かない上の方から脚立に登り、採り出したものの
たった一回ではとても籠には入らない量に、ギブ・アップ。
まだ全体のやっと三分の一といった処です。
さて、此れをどうしたものか?が、今日の問題点。

近所の人に別けたい処ですが、此の辺りのウチは
たいがい柚子の木を植えているので、まず欲しがらないんです。
宇佐美はミカン園が沢山在って、当然、柚子も植えてます。
一昨年の大豊作の時は親戚や知り合いに
無理矢理、送りつけたのですが
果たして今年は喜んでくれるかどうか?

取り敢えず、欲しい方はコチラに名乗り出て下さい。
此んなレシピを付けて、お送りします。

ユーパックで15個程、送料は着払いにさせて頂きます。




ミート・ソース風ナポリタン
豚バラ肉を玉葱、セロリ、エリンギ、ピーマンと炒め
ホール・トマトとケチャップにアンチョビとワインを足し
煮込んで作ったミート・ソース。
食材をあまり刻まず、ゴロゴロとした食感を残した。
此れをアルデンテのパスタの上に。
食べる時に掻き混ぜれば、何のことは無いナポリタン。
う〜ん、此れは自家製ならではソースだな。
後半、味に飽きて来たからパルミジャーノを削ってかけた。
サラダにはホワイト・マッシュルーム
キノコを生で食べられるのは此れだけか?
ソースはニンニクを擂ってヨーグルト&マヨネーズ。
頂き物のオランダ土産サラミとチーズは常備品。
ワインはスペイン産のオーガニックの赤 ”ホノロ・ベラ”
1000円以下なのに結構イケる、また買って来よう(笑)


レゲエカヴァー特集
sizzla - subterranean homesick blues
此のカヴァーは
ディランのヴィデオのスタイルまでコピーしている。
今ではラップで此の様な言葉の機関銃は
特別なものでは無いが
曲としては新しい音楽、それも刺激的な言葉が並び
映像としてもミュージック・ヴィデオとして
革新的なものでものであった。
左端の髭デブのオッさんはアレン・ギンズバーグとか?
今観ても、さすがディラン!とインパクトが在る。



ボラのショー
夏の置き土産の様な天気に浮かれて
海辺のベランダでランチ。
フレンチ・トーストは卵と牛乳に30分位浸けて
仕上げに生クリームを混ぜたら
フワフワでパンとは思えない、まるでプリンの様。
メープル・シロップが良く合う。
海を見ればピョンピョンとボラが跳ねて
豪華なディナー・ショーならぬ
ボラのランチ・ショー。
(ボケてて少し判りづらいが波の向こうに10匹くらい)