2012年12月30日日曜日

NEW YEAR PARTY SONGS
PET SHOP BOYS - GO-WEST
新しい年の幕開けの1曲は勢いのあるやつという事で此れ!
とにかく元気いっぱいでスタートだ。
此のヴィデオ、当時のCGでは,精一杯の技術だが
昔のロシア構成主義スタイルを貫き
レトロ・モダンで面白い。
そう云えばペット・ショップ・ボーイズも、この頃聴かないな。

2012年12月29日土曜日

(日本映画・男優編
左卜全(1894〜1971)
此の人を私は見かけた事がある、それは中学1年生。
稲垣浩監督の三船敏郎の方ではない
三国連太郎主演の映画「無法松の一生」で
九州小倉に見立てた蔵の町・栃木ロケで撮影の合間か、
彼は、うずま川の畔をふらふらしていた。
鼻歌を歌っていて、それは正に”左卜全”そのものだった。
彼が亡くなった後、発売された
彼の妻・三ヶ島糸さんの著書「奇人でけっこう」には
彼の人格は演じた役柄そのものの
幼い時から凄まじい苦労をした人生から滲み出たもの。
その喜びも哀しみも、すべて受け入れた
穏やかな表情は、それが役か地か判らないという。
そこが黒澤明を始めとした
名監督達に彼が愛された理由だろう。
晩年「老人と子供のポルカ」という曲を歌い
40万枚を売り上げるヒットとなったが
20万円の買取り契約のため、印税は入らなかったという。
亡くなった77歳は今の平均年齢から云えば早い方だ。
先に記した女優の北林谷栄と同じで、生まれたときから
老人だった様な印象で最初から最後まで”左卜全”を演じた。
日本映画史には欠くべからざる脇役俳優と云えるだろう。

Victer Young Greatest Hits -42
Love Letters-Nat King Cole
此の”ラブレターズ”という曲にバースが付いているのは
今日のナッキンコールが始めてだろう。
それは、こんなやつだが
The sky may be starless
The night may be moonless
But deep in my heart there's a glow
For deep in my heart
I know that you love me
You love me because you told me so
・・・と丁寧に歌われると”ラブレター”も有り難みが有る。
そして
Love letters straight from your heart
Keep us so near while apart
I'm not alone in the night when I can have all the love you write
I memorize every line
I kiss the name that you sign
And, darling, then I read again right from the start
Love letters straight from your heart
かなり甘めの言葉が並べられているが
恋をしている時は誰もがそんなものだろう。





おでん、イカ刺し、しめ鯖
鶏ガラと鰹ダシでおでんを作る。
大根は生のまま面取りして冷凍して置いたもの。
ご覧の様な具を約半日煮込み、冷まして味を染み込ませた。
勿論、玉葱を1個真ん中に置くのは、いつもの通り。

伊東の魚屋で良いイカを二杯購入
正月用に塩辛を仕込む。
あまりにも鮮度が良いので、少し刺身に。

鯖も鮮度が良かったので3枚に下ろしてもらい
家に戻って1時間ほど塩をして、
その後、酢と昆布で締める。
此れ又ご覧の様に、まだ身が赤いが
甘くて生姜醤油で頂いた。
飲み物は焼酎のソーダ割りを少々。
食後の映画館は
TVドラマ「家政婦のミタ」と「黒い十人の黒木瞳」
どちらも良く出来たシナリオが楽しめた。


2012年12月28日金曜日



ハムのピザとイカのトマト煮
そろそろワインの禁断症状が出て来たので
在り合せのものでイタリアン。
サラダにはレンコンをスライスして入れてみた。
ドレッシングには柚子を搾ってサッパリと。
ピザは頂き物のハムやオクラ等をトッピング。
冷凍のイカを解凍し、シメジ、ピーマン等と炒める。
ニンニク&アンチョビ&ホール・トマトで作った
自家製ピザソースの残りを最後に入れ
イカが半生くらいの処で火を止めた。
タイミング良く、ピザが焼き上がる様にするのがコツ。
やっぱり好きなイタリアンでワインを飲むと落ち着く。

Victer Young Greatest Hits -41
Love Letters-Phyllis Dillon & Alton Ellis
今日,此の曲を歌うフェリス・ディロンはジャマイカで
1966年〜1968年の短い間,流行した”ロックステディ”の女王と呼ばれた。
それは”スカ”よりテンポが遅く、”レゲエ”程リズムが前面に出ていず
テーマも、それらの政治的なメッセージより、
ラブソングが主で、米国のソウル・ミュージックの影響が強い。
彼女のヴォーカルはジャマイカン独特の土着性が有り
その素朴な魅力が売り物だった。
此の曲の様なジャズのカヴァーから
ラテンの名曲とレパートリーも結構広い処も人気の理由だろう。



2012年12月27日木曜日


(日本映画・女優編
東山千栄子(1890〜1980)
彼女は名家のお嬢さん、将来は外交官夫人になるべく育てられ
学習院女学部卒業後、仏英和女学校でフランス語を学び
輸入業者のモスクワ支店長と結婚、モスクワで生活する内
モスクワの芝居を観て、演劇の道を志したという。
帰国後、小山内薫などが創立した築地小劇場に入団し
戦後は千田是也と俳優座を結成、その看板女優として
「桜の園」のラネーフスカヤ夫人を当たり役として活躍する。
まあ、本場に居た経歴そのままを演じて居たというワケ。
しかし映画では木下恵介、溝口健二の作品などで、
誰にも真似の出来ない上品な母親役をおっとりと演じていた。
日本映画ファンには何と云っても
小津安二郎の「東京物語」で笠智衆との夫婦役が忘れられない。
「にっぽんのお婆ちゃん」では何故か老人ホームに居る
元華族様のお婆ちゃん役がハマって、その言葉使い
立ち振る舞いが何とも優雅で、他のお婆ちゃんとの
コントラストが効いていた。

村瀬幸子(1905〜1993)
彼女は先の東山千栄子より若いが築地小劇場から
俳優座を旗揚げのコースは全く同じ。
東山同様、戦後の日本映画に沢山出ているが
今井正の「にっぽんのお婆ちゃん」では
ボケて自分で食べたのを忘れ、盗まれたと騒ぐ
婆ちゃんを、とぼけて演じて面白かった。
代表作と云えば晩年の黒澤明監督の「八月の狂詩曲」だろう。
オチョコに成った傘を持ち台風に向かう姿が印象的だった。
撮影当時、彼女は86歳を越えていて、その二年後に亡くなったから
正に命をかけた演技だったと云うべきだろう。

岸輝子(1905〜1990)
東山、村瀬と同じ築地小劇場から俳優座へのコース
彼女も戦前から左翼の反戦運動で弾圧された過去を持ち
戦後はもちろん演劇でも活躍したが,
黒澤明の「野良犬」小林正樹の「人間の条件」
今村昌平の「にっぽん昆虫記」と
巨匠達が描く社会の底辺に住む女性(それも農民)の
リアリズム演技で名を残している。
虐げられても強かに生きる女性を演じさせたら
彼女の存在感はピカイチだろう。
今井正の「にっぽんのお婆ちゃん」では
ラストに学生帽を冠り北林谷栄と踊る姿が
グロテスクで気持ち悪かったが・・・。
熊井啓監督の「サンダカン八番娼館・望郷」が
遺作と成った様だ。

此の3人は日本映画の黎明期、演技力を買われて
演劇畑から映画に起用された女優たちだ。
その存在は巨匠たちの作品のみならず、
出演した、あらゆる映画に深みや奥行きを出し
その時代を描くのに欠かせない人達だった。