2012年11月7日水曜日




トリッパにベーグル
<トリッパ>
まず、モツを熱い湯に入れ長ネギの葉や根生姜を
一緒にして臭みを取り、トスカーナ料理”トリッパ”の下ごしらえ。
本当は”ハチノス”と呼ばれる内蔵を使うが此処では
手に入らんからね。
まあニンニクとトマト・ソースで煮込む料理だから
そんなに臭いに神経質に成る事は無いが
10分程したら水洗いして水を切り
今度はアーリオ・オーリオのフライパンで
野菜(ピーマン、人参、玉葱)と軽く炒め
其処に赤ワイン、ホール・トマト1缶をドボドボと注ぎ
ゆっくり煮込む。
スーパーで見付けた”コプリーヌ”という変わったキノコを入れてみた。
ボーリングのピンを逆さにしたような形
ヨーロッパでは高級品というが地物で100円。
食感はミニのエリンギというカンジかな?
煮込んでいるから、それ自体は旨いのか不味いのか解らん。
<ポテトサラダ>
ジャガイモはジップロックに3個ほど入れ電子レンジ。
昔はちゃんと茹でていたが文明の利器は使ったほうが良い。
チンと鳴っても暫くそのままにして
冷めて中まで熱が通るのを待つ、そのほうが皮が剥き易い
胡瓜と玉葱のスライスと混ぜ
マヨネーズ&マスタード&アンチョビ・ペーストで
ポテトサラダの出来上がり。
<ベーグル>
東京駅大丸の地下食品売場で新しいベーグル屋を見付けた。
ベーグルと云うとパサパサの固いイメージがあるが
冷凍してチンすれば何時でも出来立ての様なモチモチした
食感が味わえる。フランスパンだとこうは行かない。
此れを”トリッパ”に浸けてワインと共に。
フィレンツェの大聖堂の鐘が聴こえて来そうな・・・
ワケは無いか。




Doris Day - I'll See You In My Dreams
今日、此の歌を歌っているのはドリス・デイ。
彼女の甘い声と夢見るような緩いテンポが戦前の歌を復活させた。
映画が先か後か解らないが此の曲の作詞者ガス・カーンの
ドリス・デイが、その妻を演じ劇中で歌った。
彼女は、もともと歌手だから
歌が巧いのは当然だが、映画の中で歌うと
その魅力が倍増し、数々のヒット曲を生んでいる。
「二人でお茶を」「ケ・セラ・セラ(知りすぎた男)」「先生のお気に入り」
彼女の歌は子供の時からラジオで聴いていたが
リアルタイムで観たのは映画「夜を楽しく」が始めて
 ”ピロー・トーク”が主題歌だった。
それは中学生の時、担任教師と映画館でバッタリ!
「お前マセてるな〜」と云われた。
だって、あの映画は艶笑コメディだったからね。




2012年11月6日火曜日


サハラに舞う羽
録画したものの暫く放って置いた此の映画をやっと観た。
物語は此の予告編で何となく掴めると思うが
19世紀末、大英帝国が世界の四分の一を支配下にしていた頃の話だ。
英国領スーダンの反乱軍を鎮圧するべく派兵される前日
将軍を父に持つエリート仕官の青年ハリーは
その派遣に疑問を持ち除隊してしまう。
連隊の仲間達から臆病者の象徴とされる羽を送られ
婚約した恋人からも更に羽が届いた彼は
何故か連隊を追って、ひとり戦地スーダンへ向かう・・・

此の青年を演じているのが夭折したヒース・レジャー。
私は「ダークナイト」のジョーカー役しか知らなかったので
此の映画で端正な顔立ちのナイーブな青年から
「ミッドナイト・エクスプレス」の様なワイルドな汚れ役まで
幅の有る演技をこなしているのに驚いた。
彼の死をファンが惜しんでいるのも解るような気がする。

そして、もっと驚いたのは監督のシェカール・カブール。
此のインド人監督はケイト・ブランシェット主演の
「エリザベス」で、そのダイナミックな映像作りを見せていたが
此の映画では更にサハラ砂漠を「アラビアのロレンス」ばりの
スケールで描いて見せている。
砂漠の光の陰影を巧みに使い、迫力有る戦闘場面ですら美しい。

カメラは誰だ?と調べたら、ロバート・リチャードソン。
オリバー・ストーンと組んで「プラトーン」「JFK」
レッドフォードと「モンタナの風に抱かれて」
タランティーノと「キル・ビル1&2」と見事なキャリア。

もう一つ記憶に残ったのが主人公を助ける
黒人奴隷役のジャイモン・フンスー。
このアフリカ系の原形を完璧に留めている俳優は
西アフリカのペナン・コトヌー出身
「アミスタッド」「グラディエーター」そして
「ブラッド・ダイヤモンド」と、いつも主役を食ってしまう
出て来ただけで存在感を漂わせ、映画に不思議な魅力が出る。
13歳でパリに来て、ホームレスまでしていたところを
デザイナー、ティエリー・ミュグレーに見いだされ
ファッション・モデルになってアメリカに渡り
先の「アミスタッド」で性格俳優として注目された。

原題“The Four Feathers"4枚の羽に取り憑かれ
自ら招いた過酷な運命とはいえ
サハラ砂漠を単独で横断するは
敵中にスーダン人に化けて同僚を救いに行くはと
彼は卑怯者どころか怖いもの知らずの男だったというワケ。
それを繊細なヒース・レジャーがやるから危なっかしくて
観ている方は面白い、まさにハマリ役。


英国文学の古典的名作の映画化だから流石に
現代感覚からするとモラルなど理解し難い部分もあり
シナリオも強引に感じるのはオンエアで
何処かカットされた部分もあるようだ。
それでもサハラ砂漠を舞台としたスペクタクルな展開は
アクション映画として充分楽しめた。
だからラストの甘いエンディングも許そう。









居酒屋 うさみ
<牡蠣鍋>
まず、鍋は昆布と冷凍のシメジ等でダシで採り
(こうするとシメジが溶ける間にユックリ昆布のダシが出る)
牡蠣と豆腐そして深谷ネギを入れた。
此れをポン酢と実山椒で頂く。
<鰈の干物>
鰈の干物は朝の干物類と一緒に酒の肴として
いつもチルド・ルームにストック。
平べったいから早く焼けて便利なのだ。
<松前漬け>
御徒町の吉池で購入した切昆布と切イカを
ピーラーで細さを揃えた人参と混ぜ、唐辛子を少々
酒、醤油、味醂そして水を入れ、糸を引くほど掻き混ぜて
冷蔵庫に2.3日寝かせたら完成。

・・・というワケで此の居酒屋の親父は仕込みに忙しい。
今夜は豚モツを味噌煮込みにするか?
トマト煮でトスカーナ料理トリッパにするか?


Isham Jones - I'll See You In My Dreams
取り敢えず此の曲のルーツを辿ってみると
今日の此の曲を演奏している
アイシャム・ジョーンズという人が1924年に作曲。
作詞はガス・カーン(何だか臭うような名前だな)
お聴きの様にジャグ・バンド様式で楽天的なカンジだが
後日スロー・テンポのジャズ・スタンダードとして定着した。
ちゃんとバース(前詩)も付いて
英語の韻をふんだ、とても素直な詩だから
いっちょ頑張って訳してみようかね。
I'll See You In My Dreams
Though the days are long twilight sings a song
of the happiness that used to be
Soon my eyes will close Soon I'll find repose
And in dreams you're always near to me

I'll see you in my dreams hold you in my dreams
Someone took you out of my arms 
Still I feel the thrill of your charms

Lips that once were mine Tender eyes that shine
They will light my way tonight I'll see you in my dreams
They will light my lonely way tonight I'll see you in my dreams

あれから、だいぶ日にちも経ったけど
夕暮れ時に僕は歌うのさ
あの幸せだった頃を・・・
もうすぐ目を瞑って、もうすぐ眠るだろう
そしたら君は夢の中で、いつも僕の近くだね

夢の中で君と逢うのさ、夢の中で君を抱きしめる
誰かが腕の中から君を連れ出してしまったけれど
僕は、まだ君に夢中なんだよ

以前は僕のものだった唇 やさしい瞳が輝いて
今夜、僕の前を照らしている
だから夢の中で君と逢うのさ
今夜、寂しい僕を照らしているから
夢の中で君と逢うのさ・・・。


*
此の歌が誕生したのは
所謂 ”ローリング’20 ”狂乱の20年代だ。
1929年ウォール街の暴落で世界恐慌の始まる前
第一次世界大戦が終結し人々が解放的になり
ジャズや文学に映画と様々な文化が花開いた時期だ。
夜な夜な男女がダンスホールに集い
此の曲でチャールストンを踊った事だろう。

2012年11月5日月曜日

2012.11.5 NEWS
木村沙織の行ったトルコの”ワクフバルク”の試合が
BSフジで観れる様に成った。
日曜日の午後、時間は不定期。
現在ヨーロッパ選手権中とかでイタリア、ドイツ、ロシアの
多分皆さんも顔を覚えている各国のエース・クラスの
有名選手に囲まれて、我が”サオリン”は、かなり戸惑っている様子だ。
名セッター竹下佳江のトスで育った、お嬢さんスパイカーだからね。
それでも1億円移籍と噂される彼女の実力が
本物かどうかが試されている。
とにかく周りは皆、背も高いし、パワーが凄いのなんの。
一時、心配した肩の調子も良い様だし早くチームに溶込んで
”イチロー”みたいに活躍して欲しいもの。

日本でも久光製薬の監督になった、あの中田久美に今
狩野舞子がセッターとして仕込まれているらしい。
次のオリンピック迄に間に合えば日本は
念願の大型セッター(186cm)で、世界と五分に戦えるはず
なんちゃって
勝手にネットから日本及び世界の女子バレーの情報を収集
そして分析するコーナーを新設。



The Mills Brothers-I'll See You In My Dreams
お月様のシリーズもネタが尽きたので今日からは
此の曲 ”I'll See You In My Dreams”の短期連載
此の歌、和訳すると殆ど永六輔の”夢で逢いましょう”になる。
それでも中村八大のメロディが良いので誰にも気付かれなかった。
此の曲、米国では昔から皆に愛されているらしくカヴァーが多い。
取り敢えずDooWapコーラスのミルス・ブラザースから始めたが
男女どちらが歌っても、それぞれしみじみとした味があり
なんとも心地よい眠りを誘ってくれる。