2021年1月31日日曜日
2021年1月30日土曜日
Vangelis-Blade Runner Soundtrack (Remastered 2017)
ギリシャ生まれのボヘミアンにして天才キーボード奏者ヴァンゲリス!
彼の名前を記憶したのは「炎のランナー」の方が先だが
未だに 私のSF映画ランキング1位の座が揺るがないのが
此の「ブレードランナー」
映画の公開25周年を記念した此のアルバムは約2時間余り
まあ、今日は土曜日だし、ゆっくり全部聴かれると良かろう。
映画公開とともに先に出て居た偽サントラ盤と比較して
音の奥行きが、そんなに良くないスピーカーでも分かる。
とにかく若い時から祖国を離れヨーロッパを中心に
イエスのジョン・アンダーソンなどと演奏活動やアルバム制作。
その軌跡を追いかけると凄い。
映画音楽作曲家としては、此の後も「南極物語」「1942コロンブス」と
誰もがメロディーを聴けばわかる見事なスコアを残している。
ヴァンゲリスの音楽は
自分のルーツであるギリシャ地中海東部地域の5音階旋法に基づいているという。
どのアルバムも、そのメロディラインは叙情性に溢れており、
此の近未来のSF映画にはシンセサイザーという
新しい楽器の音色が見事にマッチした。
そしてレプリカントという改造ロボット人間の寿命は、
まさに人間と同じ、いつかは消えゆく命。
その儚さを美しい旋律で人工的に奏でられるから余計に切ないのだ
"くさやの思い出”
新宿の東口の端の方に、かなり昔だが
「五十鈴」という名前の居酒屋が在った。
明け方まで商売して居てゴールデン街からの飲み仲間と
終着駅の様に寄って居た。
お握りが大きく美味しいと評判で、コンビニなど無い時代だから、
新宿から登山に行く者たちが弁当として仕入れていた。
”五十鈴”とは良く名前をつけたもので全員50過ぎの梅干しババアばかり、
何を頼んでもハイハイと返事ばかりで出てくるのが遅くてまいった。
もっと参ったのは”くさや”。
メニューにあるから誰かがそれを頼んだが最後、
店中に焼く臭いが充満し臭いのなんの。
そうなったらコチラも食べるしかないから、頼む。
そうすると益々店は、くさやの臭いだらけになり、
此処は馬小屋か?肥溜めか?状態。
それでも店のメニューから外れないのは
「実はアタシ、くさや大好きなのよ、ちょっと頂戴!」と
小娘の様な可愛い表情で手を伸ばす婆さん。
あの頃、彼女達は50過ぎの菅井きんか浦辺粂子だから
今は、おそらく誰も生きてはいまい・・・合掌。
2021年1月29日金曜日
Oxygene, Pt. 4 :Jean-Michel Jarre
何となく”テクノ”の方向へ向かっているが
クラフトワークの次に”テクノ”にハマったのは
今日はジャン=ミッシェル・ジャール。
カエルの子はカエルで、やはり天才だ。
その昔、プロモーションで彼が日本に来た時
「ダウンタウン」の番組に出て、”此の方のお父さんは
あのモーリス・ジャールさんです”と司会者がふったら
松本は”何やそれ知らんは”とボケたのか?
まあ本当に知らなかったのだろう。
それも知らんで、よう長編映画撮ったな松本!
映画はコケた、吉本に借金返したか?
それ以来、松本が出てくると不愉快いでチャンネルは回す。
ジャン=ミッシェルはライブ好きで
中国の北京を始め、世界各地でコンサートをやっている。
此の曲で、エジプトのピラミッドを背景に
ペンギンの縫い包みを被った無数の人たちが
砂漠を越えてヨチヨチ歩いてくる場面が面白かった。
途中で転んだり、被り物が取れてエジプト人の顔が
ひょっこり出たりして。あのVIDEO何処かにあるかな?
2021年1月28日木曜日
2021年1月27日水曜日
2021年1月26日火曜日
2021年1月25日月曜日
小林旭の世界 その5
小林旭 遥かなる山の呼び声
アキラは、とにかく西部劇が好きだったらしく
此の様な「アキラとウエスターン」というアルバムを出している。
西部劇の映画音楽をカヴァーした物。
「駅馬車」「真昼の決闘」「誇り高き男」etc・・・と
適当に映画の内容を端折って歌詞が付けられ
作曲家ビクター・ヤングにディミトリ・ティオムキン
ちゃんと許可は取ったのだろうか?
まあ、”マカロニ・ウエスタン”でイタリア人が真似をしても
西洋系の顔は同じに見えるが、アキラの顔は無理だったらしく
「渡り鳥」シリーズが真似をしたのはギターを背負っている所だけ
それは”ジャニーギター”の「大砂塵」のパクリだった訳だ。
知らなかったから中学時代は真に受けて
やれ”シェーン”のアラン・ラッドの早撃ちは何秒
アキラはな何秒?と学校の体育館から借りてきた
ストップウォッチを使い、映画館で計ったりしたもんだ。
此の本、昔持っていた様な気がする(笑)
2021年1月24日日曜日
2021年1月23日土曜日
小林旭の世界 その3
熱き心に:小林旭
とにかく彼はゴシップ&エピソードには事欠かない人である。
女性関係は浅丘ルリ子との同棲に始まり、美空ひばりとは
事実婚に理解離婚(なんだそりゃ?)
ひばりの母親は田岡組長に頼んで2人をくっ付けて置きながら、
結局籍を入れさせなかった。
そして青山京子に落ち着く訳だが。
仕事もアクション映画の衰退に日活から東映に移籍
「仁義なき戦い」シリーズに参戦し
その後、監督業まで「春が来る鬼」と、絶えず挑戦を繰り返し
度々多額の借金を背負いながら、何故かタイミング良く
歌がヒットして生き返る不思議なスターである。
此の歌は曲が大滝詠一に詞が阿久悠と、
これで売れなければ可笑しいはずの御膳立て。
それが見事にヒットし、彼の何度目かの復活を果たした。
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