2019年1月9日水曜日

赤魚の粕漬けとほうれん草のお浸し

箸置きだけ、尾頭付き(^ ^)



2019年1月8日火曜日

武満徹の映画音楽 その4
青幻記 : 成島東一郎監督作品
一色次郎の原作を、大島渚作品のカメラマンで知られる
成島東一郎が映画化した第一回監督作品である。
サブタイトルに”遠い日の母は美しく”とあるように
幼い日に母を亡くした男が30年ぶりに故郷の沖永良部島に
戻り、母の面影を偲ぶ物語。
題名の”青”はあくまでも青い沖永良部島の海
”幻”は幻しのように蘇る美しい母の面影から来ている。
武満徹の音楽は、とにかくヴィデオクリップの様に
青く美しい映像にひたすら酔わせる事に終始。
私事ながら、此の曲を時々家でかけていると
目の前の宇佐美海岸が沖永良部島の海に見えてくる。
そう、私が海の見えるところに終の住処を決めたのも
此の映画があったのかも知れない。
私もそうだが、早くして母を亡くした者には
特別な想いが此の映画には入ってしまい、
此の作品で映画界から引退した
主演の賀来敦子の美しさは、当に幻しとしか思えない。

2019年1月7日月曜日

武満徹の映画音楽 その3
不良少年 武満徹(1961)
この映画の監督は羽仁進。
彼は岩波映画というドキュメンタリーを製作する会社の
成立に関わっていて此の作品は一応、劇映画ではあるが
素人の少年を使いドキュメンタリーの手法が多く使われている。
その頃、私は武蔵野美術大学商業デザイン科の学生で
グラフィック以外に、映像という授業があり、
松竹ヌーベルバーグの大島渚作品の脚本で知られる
石堂淑朗氏が講師であった。
その授業は、まず映画の歴史。
エイゼン・シュテインから始まり現代映画へと続く筈であったが
当初10人以上は居た受講生が、どんどん減ってゆき
授業の中頃では、殆ど私一人になってしまった。
それで石堂先生は、途中をはしょり
映画の歴史は、図書館か本屋で売っているからと買って読めと。
そしてモンタージュなどの手法は羽仁進の著書が
一番新しいと推薦し、此の「不良少年」を観ろ!と言い
いきなり当時人気のあった東映ヤクザ映画の構造分析を始め
マキノ雅弘や山下耕作、加藤泰など監督の作風を丁寧に解説してくれた。
夏の合宿で映画評論家の斉藤龍鳳さんも紹介してもらった。
とにかく偏った映像の授業だったが
私が監督を職業にした時、石堂先生からマン・ツーマンで受けた
此の授業は、とても勉強になったと今は思っている。
話は横にそれたが、此の映画で武満徹の音楽は
その繊細なギターのトレモノは傷つきやすい少年たちの
夢や挫折を表現して余りある。
コチラの挿入曲も素晴らしい。
〇と△の歌(羽仁進『不良少年』1961 より)









"失敗しない鰤の照り焼き"
鰤の切り身は熱海の魚屋で買って来たもの。
晩、経っているので昨夜のうちに
塩を振り水抜きして表面をキッチンペーパーで拭いていた。
フライパンに匙一杯のサラダオイルを敷き、
強火で鰤の表面を表裏焼き、火を中火にして、根生姜のスライスを足す。
ここで酒と醤油。贅沢に昨夜の獺祭の残りをつかった。
どちらも切り身が浸るくらい多めに入れるのは
後で煮汁をタレとして使うから。
蓋をして鰤の中まで火が入ったら取り出して、皿に載せる。
此れで皮はパリパリ、中はトロトロの鰤となる。
残った煮汁を照りが出るくらいフライパンで煮詰めるのがポイント。
そう鰤の照り焼きになる様に此の詰めた煮汁をかけて照りをだすから
と、まるで私が発明した様だが実は此れ土井善晴先生のレシピ。

2019年1月6日日曜日

武満徹の映画音楽 その2
他人の顔 武満徹 (1996)
安部公房の原作脚本で勅使河原宏が監督した作品。
先の「砂の女」に続いて武満徹が担当した。
よほど相性が良かったのか勅使河原は
TVの座頭市シリーズも含め生涯、武満徹に音楽を任せた。
この作品では人間の存在感を輪舞(ワルツ)として表現し
資生堂のサマーキャンペーンでモデル・デビューした
前田美波里を歌手として抜擢、ドイツ語の発音の
硬い響きを利用した不思議な曲で
主人公が仮面により内面まで変化してゆく
不安定な心情が見事に出ている。
粟津潔先生がデザインした映画の予告編はコチラをクリック!





おめざは虎屋の羊羹
ミシンの先生から、お年賀に頂いた。
本当はコチラから、あげなくちゃいけないのにネ。
やはり虎屋のやつは甘さが別格(o^^o)
七草粥もどき
三つ葉と大根しか入ってないが
縁起ものだから少し早いが
粥にしてみた。
魚は、えぼ鯛の干物。
糠漬けは一夜漬け。
味噌汁は昨日、熱海で見つけた
魚屋の大アサリ。

2019年1月5日土曜日

武満徹の映画音楽 その1
LOVE 愛 : 武満徹
武満徹の音楽は、それまで観ていた劇映画「切腹」「古都」等より
私の記憶に残ったのは此れだったかも知れない。
その頃通っていた武蔵野美術大学商業デザイン科の教授の
粟津潔先生が手がけたポスター(確かモナリザをモチーフにしていた)
草月会館のイベントにショート・フィルム集で上映された此れは
”アイ、アイ、アイ・・・”と繰り返されるだけの
音楽というよりミュージック・コンクレートの様なものだった。
映像だけ見ると剽軽な動きのアニメーションなのに、
その頃、人気があったイタリア映画
「情事」「赤い砂漠」のミケランジェロ・アントニオーニ作品のテーマ
”愛の不毛”との類似性さえ感じさせたものだ。