武満徹の映画音楽 その2
他人の顔 武満徹 (1996)
安部公房の原作脚本で勅使河原宏が監督した作品。
先の「砂の女」に続いて武満徹が担当した。
よほど相性が良かったのか勅使河原は
TVの座頭市シリーズも含め生涯、武満徹に音楽を任せた。
この作品では人間の存在感を輪舞(ワルツ)として表現し
資生堂のサマーキャンペーンでモデル・デビューした
前田美波里を歌手として抜擢、ドイツ語の発音の
硬い響きを利用した不思議な曲で
主人公が仮面により内面まで変化してゆく
不安定な心情が見事に出ている。


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