2017年9月27日水曜日

"Duet"その39
Somewhere:Tony and Maria
そろそろ此のシリーズも終盤になってきたので
ミュージカルのデュエットという奥の手を出すが
此の曲ほど哀しい二重唱は無いだろう。
死を予感しながら歌う
”Somewhere=どこかに” は
さくらと一郎の「昭和枯れすすき」と同じだ。
男女が”愛”を歌い上げるのと同時に
”死”をも感じさせるのだから。
シェークスピアの「ロミオとジュリエット」が
いつの時代にも受け入れられるのは
そこに男女の普遍的な主題があるからだ。


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