宇佐美の夕飯

御飯が炊ける間にオカズを3品。

まず、大根とジャガイモを茹で

大根は茹でた湯を、鰤のアラにかけ、

臭みをとり、一緒に酒醤油で炊く。

それと並行して、牛肉と玉葱を炒め、

茹で上がったジャガイモと煮る。

こちらも酒醤油だが味醂を少し。

少しと言えば、ぶり大根には

山椒の実を少し入れて味にアクセント。

砂抜きした浅利を水から茹で、

貝が一つ開いたら火を止め、

自然に全部開くのを待つ。

こうすると身が柔らかくなる。

ガスコンロは３つしか無いから、

やりくりして小松菜を茹でる、

それも茎と葉を分け時間差で。

御飯の炊き上がる様子をみて

味噌汁の味噌をとき、

三つ葉を散らして出来上がり！

その間、約45分。

私にしては時間のかけ過ぎだが、

煮物は味が染み込む間を

持たなければならないからね。

ハーモニカが使われた映画音楽　その２

Midnight Cowboy  : John Barry

007ボンド・シリーズの音楽で人気のあった

ジョン・バリーだがアカデミー作曲賞をとったのは

「野生のエルザ」「冬のライオン」「愛と哀しみの果て」

「ダンス・ウイズ・ウルブス」等ナント５回も受賞している。

此の作品はオスカーは取れなかったもののグラミー賞。

同じ英国の監督ジョン・シュレジンジャーが

初めて米国で評価されたものであり

”アメリカン・ニュー・シネマ”の代表作にも成った。

ジョン・バリーの作品には珍しいハーモニカのメロディーは

主人公２人の大都会N.Y.での、やるせない孤独感を

見事に表現している。

内視鏡ラマダン明け

ミゾオチ辺りの鈍痛に念のため

あれこれ検査を受ける。

先生の話ではCTスキャンの大動脈瘤は白。

内視鏡での胃や腸は、やや問題はあるものの、

直ぐ手術を要する事は無いという結果。

内視鏡のモニターを見せられていた最中、

我ながら旨そうな内臓色に

向かいの浅草駅の中の焼肉屋が

29の日で特売日だったのを思い出し、

クリニックから直行！

和牛の4種盛り、我慢していたサラダ、

更にホルモン2種を追加

ニンニクスープに御飯を入れて満腹(￣(工)￣)

シンデレラリバティー1973ジョン・ウィリアムス

昨日のリー・オスカーの続きでハーモニカの曲。

演奏はトゥーツ・シールマンズ、でも此れは映画音楽。

「ゴッド・ファーザー」で人気のジェームス・カーン主演で

陸に上がった米海軍の甲板長の一晩の休暇

"シンデレラ・リバティー"を描いた作品。

まさに「ジョーズ」や「スターウォーズ」等の大袈裟な

スタイルではなく、むしろジャズの指向を強く感じる。

明日の内視鏡検査に、朝から食事制限。

野菜や海藻、豆類が駄目。

胃と腸の中をクリアにする為か？

それで此んなタラコとアサリの味噌汁の御飯に。

勿論、三つ葉やシソの葉は只の飾り。

まっ食べられるだけでも良しとしなきゃ、

明日は朝から断食だからね。パンダくん！

You and I：Lee Oskar

久しぶりにリー・オスカーを聴く。

ハーモニカの音色が心地よい。

彼はデンマーク生まれ，６歳の頃からハーモニカを弾き

ソウルやブルースに憧れ単身アメリカへ渡り

ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスと

ストリート・ミュージシャンしていたが

エリック・バードンがWARを結成した時に参加

エリックが抜けた後もWARのアルバムで活躍

そして自分の名前のソロ・アルバムを発表し成功する

その中の１曲”約束の地”が日本ではCMに使われた。

今日の曲はアルバム「So much in love」に

入っていたものだが、キャッチーなメロディーに

哀愁が漂い、彼らしさが出ていて好きだ。

ご飯が足りない程のオカズ！

シラスに大根おろし

菜花とお揚げの煮浸し

牛蒡のきんぴらに胡桃を擦って

胡瓜に梅肉とシソの葉を刻んで

納豆には小ネギ。

味噌汁は大根の千切りとキヌサヤ。

さて、此の中で私にはいけない食べ物は？

↑クリック

さくらの唄／美空ひばり

此の時期になると、思い浮かぶのが此の曲。

なかにし礼が実兄の莫大な借金を抱え込み

耐えられず、遺書として作詩したものだという。

それに、三木たかしが感銘、作曲し自ら歌ったものだが

ヒットまでには至らなかった。

しかし、曲を聴いた演出家・久世光彦が気に入り

TVドラマの主題歌として美空ひばりにカヴァーさせた。

センチメンタルと云えば、それで終わりの暗い歌だが

追い込まれた人間の想いが

ひばりの晩年の哀れな境遇と重なる。

今、窓の外から聴こえてくる隅田公園の

満開の桜に浮かれた人々の歓声をよそに

あらためて此の曲をかけてみると

当時より、年老いた自分の身には

その歌詞の１つ１つが心に滲みて・・・。

ウラジミール・コスマ作曲集 #4

My Mother's Castle : Vladimir Cosma

昨日に続いて「プロヴァンス物語・マルセルの城」の音楽。

前作ではマルセル少年の夏休みを描いたが

此処では初恋と母親への想いをテーマにしている。

どちらもプロヴァンスの別荘が舞台に成っていて

その自然の美しさをカメラは捉えているが

更に感動させられるのはマルセルの家族愛だ。

どちらもウラジミール・コスマの音楽が的確で

プロヴァンスの山々のスケール感はもとより

初恋や母親の死に付けた音楽のスコアは特に素晴らしく

涙しない人は居ないだろう。

此れは私の推測だが、此の作品

イタリアのトルナトーレの名作「ニュー・シネマ・パラダイス」に

強い影響を与えていると思うのだが・・・。

"

シラス納豆ご飯

宇佐美から運んだシラスを

ひき割り納豆に混ぜて温かいご飯に。

焼魚は鰆の粕漬け。

これに人参と牛蒡のきんぴらには

エノキを混ぜて。

豆腐とネギの味噌汁。

ネギは魚と一緒に炙って使うと

風味が出る。

ウラジミール・コスマ作曲集 #３

Le Château De Ma Mère ： Vladimir Cosma

邦題では「プロヴァンス物語　マルセルの夏」として

公開された此の映画はイブ・ロベールの1990年の作品。

イブ・ロベールといえば子供達が裸でボタンを奪い合う

「わんぱく戦争」が監督デビューだが、その後に

「ニュー・シネマ・パラダイス」のフィリップ・ノワレ主演で

「ぐうたらバンザイ！」を撮ったが

その音楽で此のウラジミール・コスマと出会って居る。

彼はその後、何故か監督業を休み元来の俳優業に戻った。

しかし20年以上も温めて居たパルセル・パニョル原作を

満を辞して脚本演出したのが此の作品。

２部作だが一挙に公開した。

その素晴らしさは此の音楽とともに私の好きな映画

BEST-10の上位にランクする。

此処に予告編をつけるが、その宣伝文句以上に

あなたは感動するはずだ。

地元スーパーに鰯の竜田揚げ

それを温め直して朝御飯に。

漬物は阿蘇の高菜古漬け。

味噌汁にはオクラ、納豆には茗荷。

骸骨柄3着完成！

それぞれアロハ1着分には足り無いので他の生地とコンビネーションに。

黒が無難に合うが、それも足りなくなって

例のボーン踊りは茶と灰色を混ぜたら

不思議なカンジになった。

ポケットは踊る骸骨たちの柄合わせが

上手く行った。（細かいから判らんだろうが・・・）

"昨夜は牛筋カレー南蛮そば"

解凍したカレーに東丸のうどん汁の素を足して

鰹出汁と醤油のいわゆる蕎麦屋のカレー味に。

勿論、カレー粉も更に効かしてね。

蕎麦はシマダヤの塩分ゼロとかいうやつ。

１分、湯をくぐらせるだけという便利なもの。

やっぱり麺類はシマダヤが鉄板だな。

長葱を短冊に切って南蛮らしく(￣(工)￣)

ウラジミール・コスマ作曲集 #２

Vladimir Cosma - Sentimental Walk (Diva OST)

彼は名前で東欧系だと判るが

ルーマニアはブカレスト生まれ

有名な指揮者やピアニストを家系に持ち

幼い頃から音楽の英才教育を受けて育つ。

ブカレストの音楽院で既に才能は認められ

更にパリの国立音楽院でクラシックのみならず

ジャズやポピュラー音楽の研究を続け

映画音楽の依頼を受けるようになった。

どんな映画でも上手に熟せる職人作曲家として

売れてはいたものの今ひとつ決め手のない彼に

此の「DIVA」はクラシックにジャズと

彼の実力を開花させる絶好のチャンスだったのだ。

ヌーベル・ヴァーグ以来の才能と言われた

監督ジャン＝ジャック・ベネックとの競演は

出会うべくして出あった二人の感がある。

此のセンチメンタル・ウォークという曲など

サティを思わせる透明感が、耽美的な映像と相まって

初めて観た時、強い衝撃を受けたものだ。