Vibraphone players-８

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Arthur Lyman-Yellow Bird

先にマーチン・デニーを出したが、

彼にスカウトされたのが此のアーサー・ライマン。

家計を助けるためハワイでホテル・ボーイと

クラブ演奏を掛け持ちしていたアーサーをマーチンが

”もっとギャラを出すからウチの楽団に”と口説いたと言う。

アーサーは14歳でプロも舌を巻く様な

ヴィブラフォン・テクニックを持ち

”ロコボイ”らしい様々な血の混じった容貌は

さぞかしステージでも様になった事だろう。

その後、彼は独立して
レパートリーもマーチンと可成りかぶっている。

まあ、エキゾ・サウンドの本家は

マーチン・デニーに譲るとしても

何せ彼はハワイ生まれのホノルル育ち
本家に負けず劣らず”らしさ”で人気があった。