2014年12月31日水曜日

2014 BEST-10(ウチ飯)
 ムール貝のビール蒸し
リニューアルした御徒町の吉池に
大きくて安い奴が入る。
そのタイミングを見計らって行くのがコツ。
ムール貝はオランダも日本も新鮮ならば同じ味。
一度食べたら病み付き。

鶏と新玉葱の炊き込み御飯
TVでやっていたのを直ぐ真似した。
ニンニクを使うから一応,中華になるが
炊飯器で出来るから簡単。
びっくりする程,美味しい。

 シラス納豆ご飯
宇佐美で採れるシラスを納豆をかけた
温かいご飯に載せるだけ。
ハマって暫く続けたら尿酸値が上がった。
シラスも納豆もプリン体が多いのだ。

 栃木・焼きそば
ジャガイモの茹でたやつをサイコロ型に刻んで
挽き肉の焼きそばに絡めるだけだが
彩りに竹輪を刻むのが正式な栃木スタイル?

夏場の 糠漬け野菜
茄子の色が此んな風に漬かると
もう何に増しても美味い御馳走だ。

 スープ・ド・ポワソンのリゾット
本当は具を食べた後のブイヤベースの残りだが
地元の魚、イカ、アサリから出たダシが
何とも複雑な旨味となる。

 トリッパのトマト味煮込み
圧力釜を使うと簡単に出来るイタリアのモツ料理
ドクターXでは無いが「ワタシ失敗しないので!」
とウチの定番。
 イカの塩辛ピザ
古くなったイカの塩辛を青菜類の載せ
溶けるチーズをかけてオーブンで焼く。
これも一度食べたら癖になる。

 生ハムの原木スライス
一度はやってみたいと個展で使った。
沢山余ってしまい、少しづつ削っては食べているが
飽きない味。

フレンチ・トーストの柚子ママーレードかけ
牛乳と生タマゴに浸したパンをフライパンで焼き
自家製の柚子で作ったママレードを付けると
宇佐美湾がニースかカンヌの海岸に変わる。

2014 BEST-10(外食編)
熱海・利休庵
此処は押上の朴仙を抜いて
私の蕎麦屋ランキング1位になった。
蕎麦も良いが天婦羅の揚げ方にボリューム
文句の付けどころがない。
何より禁煙なのが嬉しい。
上野キムチ横町リトル・サイゴン
リトルというよりミニと呼ぶべき狭い店。
行く度にメニューも増えて味も進化している。
その割にコックの日本語が巧くならないのは何故だ?
三越前・金子半之助・天婦羅定食
天丼の方ほど混んで無いのが有難い。
専門店のそれを期待してはいけないが
此の値段に行列が出来るのが解る。
それにタダの帆立の塩辛や漬物が美味い。
 八重洲地下・ACORNの生牡蠣
東京駅の行き帰り、ハッピーアワーを狙って飲むワインと、
カウンターで食べる生牡蠣の安さと美味さは格別。
 銀糸町・中華・大三元のシーフード・メニュー
中華なのに旬の魚をあれこれ調理してくれる此の店は
行く度にサプライズが有る。
香草(パクチ)が、ごっそり載っているのも嬉しい。
浅草・栄寿司
此の店は私の寿司屋ランキングに入ったのは日が浅い。
直ぐ近くに「一新」という名店が有るので
不覚にも気が付かなかったのだ、まさに灯台下暗し。
親代々の下町の寿司屋だから、先の銀座から来た
「一新」には風格こそ劣るものの
庶民的な味は上の”栄巻き(トロタク)”に
象徴される様に何処か懐かしさが有り素直に美味い。
押上・とちまるショップの生イチゴかき氷
一度食べたら、普通のかき氷が食べられなくなる
滑らかな天然氷の食感に生イチゴの風味は一夏限定。
それが又良い。
 白髭橋・カタヤマの駄敏丁カット460g
さすがに460gは手こずったが,暫くステーキは
食べたく無い!という贅沢な気分を
あの値段で味わえるのは悪く無い。
 蓮根・清竜丸のフルコース
浅草から遠いのでなかなか行けないが
必ず満足させられる鮮度の良い魚料理は
海の側に暮らす私でも行く度に驚かされる。

駒形・前川
鰻が高騰の時節柄
夜行くとびっくりする様な値段だが
ランチ・サービスの此れは本当にお得。
ご飯も良く炊けていて鰻も喜んでいるだろう。

四谷・嘉賓
名物の牡蠣ソース和えソバにハマり通い出した。
年中無休というのも有難い。
でも禁煙でないから席を選ぶ必要がある。
他にもハチノスの炒め物等,紹興酒の肴には事欠かない。

こんな処が私の今年の外食BEST-10
此のブログをずっと遡ると去年のBEST-10も
見られるからどうぞ!

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La Califfa:Mireille Mathieu
今日の”La Califfa"はフランスの人気歌手ミレイユ・マチュー
彼女はモリコーネの曲を集めた上の様なジャケットの
アルバムを出している。
歌の巧さでは定評のある彼女だから
チェロのヨー・ヨーマに勝るとも劣らない出来。
特に此の曲は素晴らしい。
それと今日は大晦日
大晦日にミレイユ・マチューと云えば
何度も此処で大晦日には取り上げているが今年も!

・・・と云っても何で此れが?
それは此の映画の原題がLa Bonne anmee
仏語で”あけましておめでとう”だから。
いきなりルルシューのデビュー作「男と女」で
始まる此の映画は、それが刑務所の年末特別上映と判る。
主人公のリノ・ヴァンチュラが仲間と組んで
宝石店強盗を仕組んだものの、その宝石店のマダムに惚れて
捕まって刑務所に入れられていたのだ。
しかし、パンで作った偽拳銃で脱獄に成功
その惚れたマダムに逢いに行くと
彼女は新しい男を連れんこんでいて・・・
その男を追い出し
「判って!男も同時に2人の女を愛する事があるでしょ?」と
実にフランス映画らしい洒落たエンディングに
主題歌がかかり、大晦日の侘しさから
新年への期待に胸が膨らむなんとも素敵な曲なのだ。

浅草 サングストの石窯ピザ
いつもウチで作っている手抜きでは無くて
本格的なピザを食べたいとネットを検索したら
浅草は国際通りを挟んでピザの激戦区
あれこれ迷ったが店の前に薪を積んであり
入った正面には写真の様な大きな石窯
如何にもそれらしくて気に入った。
それにシシリー名物ライス・コロッケ
”アランチーニ”も昨日は有った。
果たして肝心のピザはナポリ風と云うだけに
外はカリカリ、中はモッチリ、まさに
食べたかったものにドンピシャで大当たり。
写真の”帆立とルッコラ”に
トマト風味の”マルゲリータ”と
小さいサイズを2種。
それにトリッパ風の煮込みでグラス・ワイン2杯で
値段もリズナブル。
此の店,押上にも在るらしいが気に入った。
正月3日はサングストの3に因んで
飲み放題が有るらしい、行かなくちゃ!

2014年12月30日火曜日

バッグの修理完成!
修理を頼んでいた
英国製のポーチ・バッグが戻って来た。
ご覧の様に、ほぼ完全に復元された。
壊れていた留め金は勿論,ほつれていた
縫い目も丁寧に縫われ
飴色に皮も磨かれ、
ベルトの色も染色し直したとか
とにかく凄い職人技!
普通のカバン屋でも
此処まではしてくれない。
請け負ったらリサーチ、研究となんでも徹底的にやる
凝り性の彼らしい技だ。
そう、彼こそは、私の個展で照明を担当した
NPO呆人の、さんせっと事
Nさん、その人である。

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La Califfa (Original Soundtrack Remastered):Ennio Morricone
此れはリマスターされたサントラ版
映画「La Califfa」に使われた28曲すべてが収録されている。
そこには”マカロニウエスタン”から”ニュー・シネマ・パラダイス”
に至るモリコーネお馴染みのメロディが網羅されていて
此の映画(1970)で彼の音楽が完成されていた事が解る。
クラシックから現代音楽までの素養から
映画音楽と云うジャンルに革命をもたらした
彼は正に”マエストロ”と呼ぶにふさわしい。


 お好み焼きディナー
久しぶりに、お好み焼き。
ウチのお好み焼きは生地に凝る。
まず、昆布鰹ダシにニラ&キムチを入れた韓国風チジミ
トッピングにイカの塩辛をのせた。
メインの本体は牡蠣やバラ肉まで入った超豪華版
山頂に頂いた濃厚タマゴをかけたら
まるで火山の噴火状態に!
〆には御飯の変わりに餅にイカの塩辛を載せ
鉄板で焼き、海苔で包んだ焼きおにぎり餅。
此れには焼酎のホッピー割りが止まらない。



2014年12月29日月曜日

砂漠の流れ者(1970)
此の映画は公開当時ヒットしなくて
後のサム・パキンパー人気で1991年にリバイバルされ
その時は「ケーブル・ホーグのバラード」の題名で上映された。
ハイ・スピードの暴力描写で有名な監督らしくない
叙情的な演出はアメリカン・ニューシネマの
傑作とするファンが多い。
原題の“The Ballad of Cable Hogue"通り
(バラード=ゆっくりしたテンポで感傷的な歌詞の歌を意味する)
ケーブル・ホーグという男の一生を歌っている。
米国西部で、時代に乗り遅れた砂金堀りが
狡賢い仲間に裏切られても毅然と生きて行く姿が
無精髭に砂まみれながら何とも清々しく美しい。
砂漠のド真ん中に身ぐるみ一枚で
放り出された彼は運良く水源を発見し、
其処を駅馬車の中継地点にして成功する。
彼の波瀾万丈な人生を
駅馬車の車輪がくるくる回るように淡々と描き
あの血塗(ちみどろ)な「ワイルド・バンチ」とは別の
ペキンパーの世界は”男の優しさ”に満ちている。
特にステラ・スティーブンス演じる
幸薄い娼婦との触れ合いは
砂漠で転がる枯れ草の如く、くっ付いては離れ
うたかたの恋として儚(はかな)さが観る者の胸を打つ。
此の元アイドル上がりの年増女優は
ペキンパーの抜擢に答え、女優としての”総て”を
此れで使い果たしたかの様な名演技だ。
ペキンパー映画常連の脇役
ストローサー・マーティンにL・Q・ジョーンズの
小悪党ぶりも人間臭く映画を楽しませる。
インチキ牧師役のデヴィッド・ワーナーは英国性格俳優
デビュー以来、渋い脇役として数々の名作に出演
その知的な存在感が映画に深みを与えている。
先日もTVの「ミス・マープル」に出ていた。
主役のジェイソン・ロバーツは遅咲きの名優で
様々な名画に重要な役で起用され
「大統領の陰謀」「ジュリア」で2度も
アカデミー助演賞を取っている。
特に「ジュリア」でのダシール・ハメット役が印象深い。
そして、此の映画のもう一つの魅力は
音楽のジュリー・ゴールドスミス。
「チャイナタウン」「パピオン」「グレムリン」と
アメリカ映画のあらゆるジャンルにスコアを書いている彼は
此の作品そのものの”バラード”を書いた。



昨日の昼頃、郵便局の隣りで
此んな風景に出会った。
「食べてきなさいよ!」と呼び込まれたので
良く見たら料理の上手なカラオケ屋のお姉さま。
それに餅をついていたのが、いつもお世話になっている
ご近所のNさん。
どうやら毎年、此の時期恒例になっているらしい。
”きな粉餅””あんころ餅”、 大根おろしの”辛味餅”と
沢山あったけれど
生憎私は御飯食べたばかりでお腹が一杯
辛味餅を少し頂くのが精一杯。
嗚呼勿体なかったなあ
来年は、絶対お腹をすかせて来よう。
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La Califfa:David Garrett
”Aint No Sunshine”の”David Garrett”で此の曲を発見!
イタリアのマエストロ、モリコーネの名曲として
有名だが、使われた映画は、それほど知られていない。
それでも、その昔NHKの「ルーブル美術館」や
大河ドラマ「武蔵」で、そのまま使われた実績?
を持つ日本人好みのメロディ。
しかし”ゴジラ”の伊福部昭ほどでは無いが
モリコーネも同じメロディーをどんな映画でも使うな。


”在庫整理メニュー”
冷凍庫のアサリを解凍しボンゴレを。
ニンニクと日本酒をたっぷり入れて
一応、冷蔵庫の匂いを消す。
アルデンテに茹で上がったパスタに絡め
パルメザン・チーズを擂って
ベランダで越冬中のパセリを刻んで散らす。
此のアサリ、相当日にちが経った筈だが
ダシが良く出ていて
まったく問題無いのは不思議。
サラダはマッシュルームやラデッシュを
刻んでホワイト・ソース風に。
鶏の唐揚げも冷凍を解凍して
”揚げずに唐揚げ”をまぶしてフライパン。
冷蔵庫の中身を年越しさせないように
在庫整理メニューという訳。
ワインは頂き物のキウイのワイン
観た目は養命酒のようだがフルーティでイケた。


2014年12月28日日曜日

”ミント・ティー”
先日、ベランダから見捨てて庭に移動させた
ミント達が健気(けなげ)に生きていた話をしたが
今日の午後、それでミント・ティーを作った。
それだけではミントの白湯いや緑湯か?で
味が無いので、ご覧の様な蜂蜜を入れてみた。
熊の可愛らしさに甘さが加わり何となく温まるカンジ。
夏のミントを使ったカクテル”モヒート”は
暑さ凌ぎだが、冬のミントも良いね。