2013年4月24日水曜日

おウチで楽しむカクテル講座 #-9
ダイキリ
<レシピ>
ラム 45ml   ライムジュース15ml  砂糖少々
氷を入れたシェイカーに材料を入れシェイク。
カクテルグラスに注ぐ。

”ダイキリ”の名はキューバのダイキリ鉱山で働いていた
ジェニングス・コックスという米国人がキューバの酒ラムに
ライムや砂糖や氷を入れたのが始まりとか?
上の材料をミキサーでシャーベット状にすると
フローズン・ダイキリと成る。
ヘミングェイはラムをWにして、レモン・ジュースの代わりに
グレープフルーツ・ジュースを入れて作らせた。
此れをキューバやフロリダの人が”パパ・ダイキリ”と
呼んで今も真似をして居るという。
余談だが、動物写真家の岩合光昭さんが
キューバやフロリダでヘミングェイが愛した猫の末裔を撮った
「世界ネコ歩き(キューバ篇)」という番組がオンエアされたが
その猫たちは皆、足の指が6本、中には7本の奴も居て
さながらカクテル・グラスを逆さにした様で不気味。

そんなワケでダイキリは猫のぬいぐるみを絡ませて撮ってみた。


ホタルイカのピザ最高!
庭の草刈りで疲れたが昨日は南伊東のスーパーの特売日
それに今日は雨と云う予報だったから、重いペダルを漕ぐ。
嘘の様に安い野菜に、魚売り場でホタルイカの太ったのをゲット。
先日、イカ墨パエリヤはやったから
ホタルイカのピザはどうじゃと試みる。
ピザを上手に仕上げるのはオーブンを高温にして置くのと
オリーブオイルをピザ生地にスプレーするのがコツ。
約7分で、ご覧の様にカリッと焼き上がる。
溶けたチーズとイカわたが口の中で混ざり、ヴォーノ!

ニンニクと白魚を多めのオリーブオイルで揚げ、サラダの上にジュッ。
レモンを絞って、バルサミコ・スプレーもシューッ。

アボガドは前の特売日で固い奴を買い、油断していたら
中はギリギリ、でもセーフ。
明太子とマヨネーズ&ヨーグルトを混ぜて種を取った穴に。
結果的に全部シーフードだった。

Pascal Comelade - Le Soir Du Grand Soir

フェデリコ・フェリーニの映画を思わせる
サーカスのジンタで始まる此の曲は
まさにパスカル・コムラードの世界だ。
時代に迎合する事無くマイペースで自由に音楽を楽しんでいる。
そして此の曲なんかは古い写真集を捲っている様な
何とも云えない郷愁が漂う。
そう云えば「ムーンライダース」が玩具の楽器を使って
ピエール・バルーと昔、こんなライブをやったのを思い出す。
クジラさん、良明、かしぶちくん、徹さん、フーちゃん、慶一くん
みんな、どうしているだろう?

2013年4月23日火曜日

おウチで楽しむカクテル講座 #-8
リモンチェッロ
此れはリキュールだからカクテルのジャンルに入れるかは疑問だが
そのままで飲むには強すぎるし甘過ぎるので
普通はソーダで割ったりするからカクテルに入れても良いだろう。
とにかく新鮮な、もぎたてのレモンの皮をピーラー等で薄く剥き
ウォッカ系の透明な蒸留酒に浸けてから
砂糖水を加えて1週間から1ヶ月程で完成。
冷蔵庫か冷凍庫に入れてギンギンに冷やして置くと
イタリアン・ディナーのデザートとしてイケる。
レモンの採れる南イタリアやシシリー島で作られ
上の三日月の形をした瓶は中身を飲んでしまって入れ替えた自家製。
宇佐美産のレモンで無添加・無農薬だが、気のせいか線香臭いのは謎。


和洋どちらの朝食がお好き?
母がフランス人だったので、私は目が青く髪は金髪だが・・・(嘘)
たまには洋食をと、ベーコンにサニーサイド・アップの目玉焼き
クロワッサンにコーヒー&ジュースと”ブレックファースト”
を取る事もあるが、基本的に朝は和食。
納豆、味噌汁が無いと物足りない
特に此の時期、擦った和布蕪入りの納豆やシジミの味噌汁
そして糠漬けを朝の食卓に並べると
さて今日も頑張るぞ!と元気が出てくる。
さあ今日こそ庭の草刈りだ!

Pascal Comelade - I Can't Control Myself
今日は彼のライブを。
ご覧の様に彼はトイ・ピアノだけでは無くギターを弾いている。
しかし、そのギターもウクレレか玩具の様でアンプも子供用みたいだ。
仲間の演奏も風船を膨らまして出す音や何やらヘンテコリン
アヴァンギャルドと呼ぶには全体に緩くて力が入らない。
アカデミズムには程遠い”遊び”の世界だ。
それでも、大のオトナが全員、真剣にやっているのが可笑しい。

2013年4月22日月曜日

おウチで楽しむカクテル講座 #-7
ギムレット
<レシピ>
ジン3/4 ライム・ジュース1/4
氷を入れたシェイカーに上の材料を入れ、シェイクしたら
カクテル・グラスに注ぐ。
シェイクせず、氷を入れたグラスに同じ材料を注ぐと
ジン・ライムというポピュラーな飲み物に成る。

英国海軍の軍医だったギムレット卿が
艦内の将校に支給されていたジンが強すぎるので
ライム・ジュースで割って飲む様に勧めたのが始まりとか?
ギムレットは大工道具の錐(キリ)の意味も有り
突き刺す様に強い飲みごこちに付けたと云う説も有る。

此の下段の”キネマ通り”の映画「ロング・グッドバイ」と
偶然(いや作為的に)重なったが
チャンドラーのハードボイルド小説「ロング・グッドバイ」の中に
”まだギムレットを飲むには早い時間だ”という台詞が出て来る。
そんなに強いカクテルでは無いにしても
一応ジン・ベースだから何杯も飲めば足下はフラつくだろう。