2013年12月3日火曜日



メボウに、おでん
ローテーションでは昨夜は和食
紀文のレトルトに河岸揚げなるものや牡蠣を足し
三つ葉を散らしてヴァージョン・アップ!
冷凍室に”メボウ”を見つけ、酒を振り、焼いた。
それと作り置きの松前漬け。
コイツはもう一品、酒のアテと云う時、便利。
魔法瓶を側に置いて、お湯割り焼酎。

食後の映画館は”鬼平犯科帳”「一寸の虫」
火野正平が、なかなか渋い味を出していた。
彼の様に、きちんと芝居が出来る俳優は今、少ないから
自転車で日本中を回らせるより
もっと役者をさせるべきと思うが・・・。


2013年12月2日月曜日

「シャーロック・ホームズの冒険」
此のサイトで以前、「シャーロック」という
現代のホームズを描いたTVドラマを取り上げたが
此れはコナン・ドイルの原作を極めて忠実に映像化したTVシリーズ。
昔、オンエアしていたものを
デジタル・リマスターして再放送している。
しかし、元がフィルムで撮られているから
画像は鮮明とは言い難いが、それが又、当時の時代考証
建物、部屋、小道具、衣装をリアルに再現するに都合良く
その完璧さにドラマを観ているというより
イギリスはロンドンの美術館や考古博物館に
行っている様な気分にさせられる。
例えばオープニングだが
有名なベーカー街の情景が大ロングで映され、
街角に屯する裸足の浮浪児(オリバー・ツイストの様)や
行き交う馬車に人々が、まず丁寧に描かれ
それをカメラがトラック・バックすると
上の写真、ホームズの横顔が出て来ると云った具合。
今ならC.Gで簡単に合成出来るだろうが
1985年に作られた頃は巨額の費用と手間をかけた事だろう。
しかし、現代の合成技術でも出来ないのが
俳優達の顔、キャスティングだ。
上の写真のホームズ役ジェレミー・ブレット
彼の顔は普通ではない。
原作のコカイン中毒という設定そのままに
青白く、鋭い眼差しは探偵で無ければ犯罪者としか思えない
まさに、はまり役。
ハリウッドには居ない英国人独特の風貌だ。
吹き替えをしている露口茂の神経質そうな声もピッタリ。
名コンビの相棒のワトソン君は私のイメージより
老けているが、それでも人の良い軍医あがりに
違和感は無い。
コチラの声はもう亡くなっている長門裕之
そう、吹き替えをしている声優も今は居ない人が多く
あっ誰の声だ!と当てるのも楽しみの1つ。
余談だが昔仕事でロンドンにロケをした時
セット・デザイナーが面白い物を見せてやると
郊外の大きなスタジオに連れて行ってくれた。
それはスピルズバーグがバリー・レヴィンソンに撮らせた
「ヤング・シャーロック・ホームズ」(1985年)の
オープンセットだった。
実物大のベーカー街だけでなく家の中まで作りこんだ
スケールに圧倒されたが
私が「此れならロンドンの建物は全部そのまま残って居るから
セットにしなくても?」と云ったら
「此れに大雪を降らし馬車を走らすからセットでしか出来ない」と。
まあ、そんな話は、どうでも良いが
最近、オンエアされた第9話「ギリシャ語通訳」では
冒頭のギリシャ人が誘拐される場面に帆船が何艘も浮かぶ
巨大な港のオープン・セットが使われていた。
当時の照明設備そのままの街頭の灯りも見事。
そして通訳が連れ込まれた屋敷の内部など
丁寧な美術はビクトリア王朝時代と思われる
家具の1つ1つ骨董マニアなら涎が出そう。
そして、それを映し出す照明の自然さ美しさ。
レンブラントの絵画やターナーの風景画と云えば
解ってもらえると思う。
もう一つのTVシリーズ「名探偵ポアロ」もそうだが
ハリウッドには真似の出来ない英国映画の実力というものを感じる。
そして物語も決して只のハッピーエンドには
終わらない英国人独特の”暗さ”というか”陰”が
登場人物すべてに感じられ
伝統の裏に隠されたイギリスの階級制度の闇の様なものが
此の物語を包んでいる様に思える。
全部で40話、観てない人に、お勧め。


Milt Jackson - Flamingo 
昨日のジミー・スミスがオルガンの巨人なら
今日のミルト・ジャクソンはヴィブラフォンの巨人だ。
モダンジャズで、その楽器の可能性を広げた人だ。
此のアルバムはM.J.Qと呼ばれた
”モダン・ジャズ・カルテット”を結成する前と思われるが
深海の蒼さを感じさせる金管の響きに
フラミンゴの紅い炎が揺らぎ
何ともミステリアスなムードが漂う。
私のイチ押しのカヴァー。

明日からは同じフラミンゴだが
”Where Flamingos Fly?”という曲のシリーズに。



トリッパ・アンコーラ
アメ横で買って来たハチノスを半分冷凍していたので
解凍し、圧力鍋で下茹で、冷めたのを1cm位に刻み
玉葱、人参、エリンギ等の野菜と一緒に炒め
ホール・トマト1缶、チキン・スープとローリエの葉
白ワインを足し、煮込んだ。
20分ほど経ったところで味見、塩・胡椒
仕上げにはパルメザン・チーズを擦って。

サラダは高い胡瓜トマトを避け、ベビーリーフに
ラディッシュのスプラウト、それに
猪鍋の残りの春菊を刻み
ドレッシングはシラスをニンニク&オリーブオイルで炒め
熱いのをサラダの上にジュ〜ッと、レモンも絞る

オーブンで温めたバケットをトリッパに浸けて
TVのイタリア・ワイン紀行を観ながら頂く。
トリッパは牛の内蔵(モツ)全体の総称
ハチノス以外にもギアラ、ハツ,フア等
フィレンツェでは何でも食べてしまうとか?

2013年12月1日日曜日


カー・ステレオ
昨日今日と陽射しは暖かいが
オープン・カー、つまりチャリに乗っていると
さすがに風は冷たい。
それで外に出るのが億劫に成る。
そこで私を奮い立たせてくれるのが、此れ
カー・ステレオ
秋葉原で(ナント600円!)見付けた。
単3電池2個、中にi-Phoneを繋ぎチャックを閉め
マジック・テープでハンドルに固定
なるべく元気の出る曲をかけて走る。
ちなみに今日は映画「マダガスカル」から
“I Like to Move It"
自然と身体が弾んで来て一気に伊東に到着
帰りは、又別の曲
"My Way"


Jimmy Smith-Flamingo
今日はオルガン・ジャズの巨人
ジミー・スミスでフラミンゴを。
一応バンド・リーダーは彼になっているが
参加しているのが何れ劣らぬ匆々たるメンバー
トランペッターがリー・モーガン
ギターがケニー・バレル
ドラムがアート・ブレイキー
これだけ揃えば正に”夢の競演”
座長大会みたいなもんだね。
それぞれのパートでフラミンゴの飛ぶ様を
独自に表現しているのを楽しめる。




イカの塩辛で朝ご飯
先日、新鮮なイカを見付けたので
ワタと身を捌いて塩辛に。
びっくりする程、太ったワタが入っていた。
それを別々に塩をして
(浅い塩は冬場だけしか出来ない)
次の日に混ぜ合わせ寝かして、3日目が今朝と云う訳
ワタが多い程、塩辛はコクが出る。
温かい御飯の上に大葉、それを焼海苔で包むと
口の中に至福の時が訪れる。
味噌汁は昨夜から昆布と煮干しでダシを採っていた
キャベツとお揚げ。
漬物は野沢菜。
まだ良い白菜が見つからず漬けられない。