第一容疑者8姿なき犯人(後半):トム・フーパー監督作品
さて、その続きだが、前半”第一容疑者”に被害者の姉を殺させてしまったが
それは此の事件の本当の黒幕が彼では無いからだった。
彼は”操り人形”で本当の犯人は、やはりヤサ男の通訳で眼医者の男。
その男が大量殺人者に豹変するのは殺された妹が話していた。
テニスンはボスニアに何か?有ると
上司にボスニア行きを願い出るが断られる。
それ以前に彼女は上司より更に上の英国政府の幹部に呼び出され
此の事件の終結を言い渡され
それでも引かないテニスンは警視をクビになる。
落ち込んだ彼女を立ち直らせたのは
実家に戻り、実の父親の「お前は昔から納得の行かない事は
トコトンやらないと気が済まない娘、それを私は誇りに思っていた」の言葉。
この辺りのテニスンを演じる女優ヘレン・ミレンの感情描写が
何とも切なくて巧い。
そしてテニスンは戦場カメラマンの彼氏を案内に自費でボスニアに行く。
果たして現地は彼女に冷たく、調査は無駄に見えたが
彼が学んでいたと言う大学で学友から意外な事実を掴む。
”眼医者”の男の写真を見せると「此の男は違う!」と言うのだ。
それからロンドンに戻ったテニスンの反撃が始まる。
先ずは”眼医者”の妻を訪ね、彼が政府に内通し
ボスニアの犯罪者を密告して保護されている男だと言うことを録音し、
刑務所に妹の殺人者を訪ね、そのテープで彼が庇っている男の本当の姿を暴く。
そう大量殺人の事実を隠すため、ロンドンで偶然出会った姉妹の
口封じに先ず妹を拷問末殺し、姉は刑務所の男に殺させたのだ。
そして刑務所の男から”眼医者”の成り済まし男が殺され、埋められた
場所を特定する。
その間に殺された妹の埋葬にテニスンの代わりに行った
戦場カメラマンの彼氏から事実を聞いたボスニアの仲間達が
”眼医者”をボスニアで裁こうと誘拐する。
それを知った警察とボスニア人の追跡がサスペンスを盛り上げる。
そして埋められた男の歯型から”眼医者”の殺人が特定され、彼の家に逮捕に行くと
何と自分の娘を盾に逃げようとする。
あくまでも卑怯な”眼医者”の本性が露呈される。
いやはや前後編合わせると4時間の長編ドラマ
映画館なら当然インターミッションが入るところ。
1作に1年かける制作態度にも感心するが
何より、その完成度に観た後、思わず拍手を送った。
0 件のコメント:
コメントを投稿