2025年5月31日土曜日

市原悦子(1936~2019)
此のコーナーでは先に俳優座の先輩・野村昭子を出したが
此の二人、「家政婦は見た」では良く喧嘩をしていたが
住んでいた所が近くて実際には仲がよかったらしい。
私が最初に観たのは紀伊國屋ホールの演劇「トロイアの女」(1974)
およそギリシャ悲劇とは程遠いキャラクターだったが
彼女の少女の様な声に魅せられた。
そう彼女は芝居の国から芝居を見せに来たような女優だった。
身体の小ささもあって声は可愛いが、芝居が大きい!
だから見方によっては臭くもなるのだが
写真の「家政婦は見た」の彼女は所謂、当たり役。
大沢家政婦紹介所から派遣された家政婦として
上流階級の家庭に入り込み、その裏の悪事や情事を覗き
終いにはその家を破滅に追い込むシリーズは
1983年から2008年まで四半世紀続く長寿番組となった。
つい先日は当時の受験生を食い物にする”大型予備校”を
経営する家族とそれを乗っ取ろうとする者たちを描いた。
そこで市原悦子の役は、幼馴染の弱小予備校の経営者(前田吟)に恋をして、
大型予備校の情報を盗むと言う犯罪者のような綱渡りをするのだ。
その恋をする家政婦の”けなげさ”が市原悦子にかかると
♪アンコ椿は〜と何とも可愛らしく思えて・・・
まあ此の話、落ちはあるのだが、それはさて置き
例によってラストは会長・野村昭子もろとも階段から
派手に落ち大怪我。傷だらけに包帯を巻いて
家政婦は今日も大邸宅の門から顔を出し
「ごめんくださいまし〜大沢家政婦紹介所から参りました〜」





すき焼き
スーパーに国産黒毛和牛の切り落としを見つけ
此れに白滝、春菊、焼き豆腐を揃えて今夜は"すき焼き"と決める。
飲物はポルトガルのシェリー酒
常備菜の高菜漬けも(^^)


 

2025年5月30日金曜日

ピーナッツバターの野球ユニフォーム風シャツ完成!
背中にヨークを付けたのは汗取りと言うか汗を吸わせる為、二重にしてある。
何しろ野球は汗をかくからね。
だから襟も無し。
前と後ろの丈を丸く伸ばしたのは激しい動きにズボンからはみ出さない様に。
それはカントリーシャツと同じ。
でも野球をやらなければズボンから出した方がオシャレかな?





「モンタナの目撃者」(2021):テイラー・ショリダン監督作品
主演はアンジェリーナ・ジョリー
彼女は「真夜中のカーボーイ」のジョン・ボイドの娘である。
父親に似ず母親譲りのネイティブ・インディアンの美貌は
人気男優ブラッド・ピットを虜にした。
彼女の石原さとみと同じ”タラコ唇”に憧れて
日本でもプチ整形をする若い女子が増えてるとか
でも下手すると”オバQ"みたいなるから辞めた方が
という前置きはさておいて
此の映画では撮影スケジュールの都合か彼女の出番は遅い
先に殺し屋兄弟を登場させ、その残忍な手口を見せる。
その兄弟の次なるターゲットが父と子。
その父親は、先に殺されたのが自分に関わりのあると察し
息子を連れて逃げるが途中モンタナの森で殺されてしまう。
マフィアの裁判の証言者が狙われたのだ。
アンジェリーナ・ジョリーの役は森林警備隊員
森林火災で夢でうなされる程、自分の失敗で
少年3人を死なせてしまったことを後悔している。
そこに、マフィアの殺し屋兄弟から
逃げる少年を見つけ保護する。
それに山岳地帯を管轄する保安官とその妻が絡み
ドラマは同時進行で中々3つの話が纏まらない。
それがミステリアスで少し”コーエン兄弟”映画のようだ。
此の殺し屋兄弟、森林警備隊員、山岳保安官夫婦
何も真面目で、ネバー・ギブ・アップ!と三つ巴になり
ひたすら自分の”仕事”をやり抜くから
観客は最後まで気が抜けない。
それに実際に撮ったと思われる森林火災の映像が兎に角凄い。
広大な焼け跡も含め、どうやって撮影したか興味は尽きない。

ミシンマ ユキオに夢中で
ディナーの用意が無い時は
冷蔵庫のシャルキトリに
サラダで適当に誤魔化す。
マヨネーズとヨーグルトにカレー粉でサラダ・ソース。
それに今日はモッツァレラの期限が迫ったヤツも有るから
ベランダのバジルでカプレーゼ。
此れだけ有ればなんとか成る。


 

2025年5月29日木曜日

海外TVドラマ「イコライザー」
映画ではデンゼル・ワシントンが主演した同名の作品があるが
此方はクイーン・ラティファ主演。
アフリカ系ラッパーであり映画「シカゴ」等で女優としても活躍してる。
まあ凡そアクションには向かないボテボテ体型のオバさんである。
同じ海外ドラマ「ヴェラ〜執念の女刑事」も、どうして彼女が?という位
お腹の出たおばさんデカが十数年も続いている刑事ドラマだが
こちらは刑事ではなく元C.I.A.で辞めた後”必殺仕事人”よろしく
世の中の恨みつらみの仕置きを個人で請け負うダーク・ヒーローいやヒロイン。
しかもシングル・マザーで年頃(16歳位か?)の娘には、その仕事を隠しているから大変。
オンエア形式から言えば「ヴェラ 」が2週に跨いで前後編で更に
込み入った人間関係にボケた老人は話に付いて行けないが
此方はアメリカらしい解りやすいドラマで米国らしい”暴力的なシーンがありますから気を付けて下さい”と断り書きが冒頭に出るくらいで
アクション好きのおじさんでも付いていけると思いきや
速攻型の短期オンエアで一晩に3本続けて観れるというというか
観てしまうので、此れもボケ老人には結構キツい(笑)
ヒロインは個人営業とっても、強力な助っ人を二人抱えており
一人はI.T.を酷使して彼女の目や耳ととなる天才男。
(明らかに鼻の形はユダヤ人だな)
そして、そのパートナーのアジア系女性は
時々、現場に出張、撃ち合いに参加もする。
そして主演のクイーン・ラティファが引き受けるのは
警察では扱ってくれない事件ばかり、
まあ其処が”仕事人”ぽい所なんだが。
しかし、その警察にもう一人、助っ人刑事を彼女は抱え込むのだが
彼は非合法の”仕事人”を追う刑事でもあるからして話はややこしい。
兎に角、扱われる事件は麻薬絡みに人種差別
そして今の国際政治状況絡みのスパイ活動。
音楽にはアクション・シーンに”ラップ”が、かかり
アクションの切れ味も良い。
此のシリーズの完結編で娘に彼女の”仕事人”はバレてしまい
さて人気シリーズらしいから、どう続けるのかな?


 

 

早速、ちりめん山椒を試食
うーん出来は、まあまあ
味噌汁は昨日のモヤシの兄貴に
卵をポンで活性化。
納豆はひき割りに和布蕪と茗荷。
糠漬けは3日目で古漬け。
此れで朝ご飯の手抜きが出来るか?


2025年5月28日水曜日

鯵の開き定食
ウチの定食でいちばん出番の多いメニュー
と言うのもこの辺りのスーパーに
良く出ていて安い!
糠漬けはセロリと茗荷が美味い。
味噌汁の具はシメジとモヤシ。
納豆には和布蕪や長芋を擦って。
明日から雨らしいから
梅雨の前、貴重な晴れだ٩( ᐛ )و




 

2025年5月27日火曜日

座頭市あばれ火祭り」(1970):三隅研次監督作品
シリーズ 21作目、東宝と勝プロの合作「座頭市と用心棒」の後
今度は”用心棒”の悪役・仲代達矢を起用しての此の作品は、
すこぶる面白い!
前作で敵役に新劇の大御所・滝沢修を使ったが
ここでは名優・森雅之が座頭市と同じ盲目だが
関東一帯の裏社会を仕切る極悪人”闇公方”にした。
目にコンタクトを入れての森雅之の演技は流石にキミ悪い。
更に、仲代達矢が武士崩れのヤクザを演じ
そう言えばカメラは同じクロサワ「用心棒」の宮川一夫だ!
不倫した妻(吉行和子)の仇と”市は俺が斬る”と執拗に市を追う。
妻の不倫場面を監督・三隅研次は前衛的というかシュールに描き、
後の「TV座頭市物語」の勝新演出の兆しが感じられる。
此れに池畑慎之介ことピーターが絡み
座頭市は”両刀使いか?”と思わせる・・・ねっ面白いでしょ?
もっと面白いのは映画では初めての銭湯での戦闘場面。
市も敵も真っ裸での立ち回り、カメラの宮川一夫が
上手に撮っているからナニは見えそうで見えない(笑)
此れでヒロインの大原麗子が良ければ”座頭市”シリーズのBEST-5に入る
作品になった筈だが、
彼女は時代劇に不似合いな、つけまつ毛に下手な演技でアウト。
これだけ揃えた贅沢なキャステイングも無駄となった。
それでも、宮川一夫のシャープな映像美と冨田勲の前衛的な音楽に
美術・西岡善信の凝ったセットは観る価値は有る。


 

深川おじや
昨日の浅利を半分に分けていた。
その汁をご飯と煮てオジヤ
柔らかくなったところで
浅利の身を戻し
卵を落とし火を止め、蒸らし
三つ葉を足して完成!
今朝は寒かったから丁度良い。
糠漬けは二晩で私好みに。
納豆には和布蕪。






 

2025年5月26日月曜日

 

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ベストヒットUSAで小林克也氏が取り上げた此の曲
アルバムが出され此のヴィデオが作られたのは1983年
今まさに行われてる戦争を見る想い。


お赤飯に赤魚の粕漬け
鯛では無いが
何かおめでたい事が来る様に!
浅利も大き目で、蛤みたい。
糠漬けは糠床を大幅に入れ替えたので未だ浅漬け。
納豆には和布蕪と茗荷。


 

2025年5月25日日曜日

王子サーモンで買って来たサーモンスキンつまり鮭の皮
此れをフライパンに載せてカリカリに焼く。
そしてレタスの上に載せオリーブオイルとレモンを搾る。
ベランダのバジルにトマトとモッツァレラでカプレーゼ。
ニンニク油でエビと小イカに、タコは予算の都合で
ウィンナーの偽物(ー ー;)
白ワインはコスパの良いポルトガル産。


 

2025年5月24日土曜日

「家政婦は見た」8話
”銀座-京都 虚飾と欲望に燃える美しい母娘の艶
これは松本清張原作を元に映画化した”熱い空気”から始まった。
評判が良かったのでTVドラマとしてシリーズ化されたのだ。
生前、寺山修司は劇団「天井桟敷を主宰している頃
劇団員達に1つの家庭を覗き見して
トコトン調べ上げてレポートしろ! と言う課題を出した。
寺山自身も実戦して覗き見している所を不法不法侵入で
警察に逮捕されたと言うのが当時ニュースに成った。
まあ、どの家庭にも人に知られたくない”秘密”はあり
市原悦子扮する家政婦は派遣先で それを好奇心丸出しで覗き込む、
いや覗くだけでは物足りず、
家庭内でも お互い秘密にしている事を暴露して
彼ら同士の諍いを楽しむ・・・ という過激な家政婦なのだ。
こんなアナーキーな女が主役になるのは 松本清張から受け継いだ
オリジナル脚本の柴英三郎が 取り上げる家政婦の依頼先が
時代を反映した乱れた家庭なのだ。
そこに登場する無茶苦茶な人物を演じているのが
此れまた昭和を代表する名優怪優ばかり
前回の”Stardust Memories星屑たちの記憶”に出した 丹波哲郎と
同じ怪優の部類に入る女優の藤間紫。
彼女は生前、さまざまな菊田一夫賞などに輝く名女優だが
それに収まらないのが、その生き方。
先ずは12歳で6世藤間勘十郎に弟子入り
21歳で勘十郎から”紫”の名をもらい名取に
次いでに24歳年上の勘十郎の妻となる。
一男一女を儲けだが、その後1960年代から
今度は16歳年下の市川猿之助と生活を共にし
1985年に勘十郎とは離婚、
2000年に正式に猿之助と結婚
何だか私が”家政婦の市原悦子”みたいに成ってきたが(笑)
兎に角、此の第8話の元祇園の芸者と銀座のママの 母と娘が
若い男を奪い合う設定が余りにも彼女自身と重なって
良く此の役を引き受けたものだと・・・。

 

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デニス・プリジェンは
竪琴ハープのアラン・スティーベルと同じ
ブルターニュー地方のケルト音楽を歌う歌手
知らなかったがデビューは16歳今は、いくつ何だろう。
このYoutubeには海の風景が付いている。
ブルターニューにしては波が荒らしいので
ひょっとしたら彼らの先祖アイルランドかも知れない。
歌詞はブルトン語だが
画面の下に翻訳が付いているので
読んでみたら、やはり故郷への想いを歌っている。
鰯の開き定食
冷凍庫に入れ忘れていたヤツが
未だ大丈夫そうだってので焼いた。
糠漬けも野菜室で何とか。
味噌汁の具もワカメにシメジに豆腐で赤味噌。
納豆には茗荷を刻んで。
さて雨の降る前に買物に行かなくちゃ٩( ᐛ )و 

2025年5月23日金曜日


王子サーモンのおむすび
紅ジャケと秋ジャケの2種を
銀座で購入したが
チンするのにパッケージを取ったら何方が紅か秋か分からなくなった。
まぁ何方も鮭がタップリ!
此れを糠漬けと
けんちん汁の味噌汁で。
さて荷物を纏めて宇佐美へ戻ろう٩( ᐛ )و