2019年11月30日土曜日

ジョン・バリー作曲集#4
Follow me:John Barry
ジョン・バリーの音楽の特徴は
まず007物に象徴されるサスペンスの盛り上げ方
「野生のエルザ」「アウト・オブ・アフリカ」の
ダイナミックなオーケストレーションの編曲の巧さ
それにもう一つ
此の「フォロー・ミー」のメロディの美しさ
おそらくファンは特に此の曲にハマった事だろう。
妻の浮気を心配して探偵に調査を以来し
尾行する場面にフォロー、フォローとリフレインされる
此のメロディーは映画が終わっても
余韻が頭にリフレインして離れない。
よく此の曲をかけロンドン観光をしている
気分を味わったものだ。


深川おじや
昨夜の内にアサリの身と汁を分けて
味噌汁を作るつもりだったが
今朝はやたら寒いので、味噌の代わりに
ご飯を入れて、おじやに変更。
卵を落とし、少し蒸らして三つ葉を。
でも鮭や納豆それに糠漬けは、いつもの通り。
やはり、おじやは身体が温まるね。

2019年11月24日日曜日

ジョン.バリー作曲集#3
ナック:ジョン・バリー
「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」の新感覚映像で
有名に成った監督リチャード・レスターが撮った
此の「ナック」はカンヌ映画祭でパルムドールを取った。
今観れば美大生の実験映画の様だが、
とにかくメジャーでこんな作品を作れた彼の才能が素晴らしい。
イギリス時代のジェーン・バーキンがチラッと出て
それが縁で此の作曲家ジョン・バリーと子供まで作ったのも面白い。
映像に合わせてJAZZから叙情的なオーケストレーションと
此のサントラ盤は彼の才能が満ちあふれている。

鶏そぼろ丼
何やら少し早めの赤鼻のトナカイの様だが。
三つ葉の山葵和えと、おでんは昨日の兄貴。作り置きとも言う。
ナメコ豆腐の味噌汁の味噌は自家製。

2019年11月23日土曜日

ジョン・バリー作曲集#2
ハメット(1982)・ジョン・バリー
此の映画は、あのフランシス・F・コッポラが金を出し
ドイツのヴィム・ヴェンダースにメガフォンを取らせた。
ダシール・ハメットが探偵をしていた時代の小説を映画化したもの
途中で二人は喧嘩して中途半端になり
興行的にも失敗作と云われているが
レトロなアメリカの時代考証がしっかりしていて
全体に渋い画調がハードボイルドらしく
また此のジョン・バリーの曲も、それを増幅して
私の好きな映画だ。



浅草の朝ご飯
タラコに三つ葉のお浸し
おでんの盛り合わせ
蕪に自家製の味噌汁
土釜で炊き立てご飯

2019年11月22日金曜日

ジョン・バリー作曲集 #1
さらばベルリンの灯 (1966)
ジョン・バリーの書いたスコアの中でマイ・ベスト5に入る此れは
アダム・ホールのスパイ小説「不死鳥を倒せ」の映画化。
主演はジョージ・シーガルにアレック・ギネス、
マック・フォン・シドーと名脇役を揃えた
東西冷戦時代のスリラー。
サスペンスの盛り上げ方は既に007で証明済みだったが
此の哀愁のあるメロディーは
当時の悲劇を浮かび上がらせるのに余りあるものであった。
ラストのマット・モンローの歌は
”ロシアより愛をこめて”を超えている。



海鮮チゲおじや
フリーズドライのチゲスープを使って
チンご飯を足し、煮込んで海鮮おじや!
真冬の様な寒い朝は直ぐ温まるから
こんなのが一番、野菜は糠漬けで。

2019年11月21日木曜日

ウエスタンシャツ完成!
長袖シャツはアロハの袖を長くするだけでなく
カフスとか手間が掛かる。
更にウエスタンとなるとポケットに蓋を付けるから
なおさらだ。そして、それぞれにボタン。
全部で9個は、面倒極まりない。
まあ、馬に乗っても中のものが飛び出さない様にと
必要から生み出されたデザインなのだが。
肩に付けた生地は飾りではなく鞍を担いだり
綻びやすそうな部分を先に補強してある。
それでも西部劇好きの私にとっては
ガンマン気分になれるコスプレってやつだ。
首のバンダナは乾いた西部の埃や砂除け、
もしくは銀行強盗の時に顔を隠すのに便利?

先に作った全部此の生地のやつは
ウエスタンシャツと、やっぱり分かり辛いな。

Jane Birkin - Jane B. (D'Après Un Prélude De Chopin
そんな訳でゲインズブールがらみで今日はジェーン・バーキン。
彼女はフランス女の代表の様に思われているが
実はイギリス人。
リチャード・レスターの映画「ナック」でデビューし
その音楽を担当したジョン・バリーと結婚。
その後フランスに渡り、ゲインズブールと出会い事実婚。
一緒に歌ったというか、何なんというか
「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」がヒットし
そのままパリに居ついてしまったという訳。
ゲインズブールに女を磨かれた風に思われているが
彼女は芸能一家生まれ、もともと素質があったのだろうね。

早起きでオープンサンド
トーストしたパンに生ハムとレタストマト。
スープは玉葱コンソメ。
雲が多いが今日は晴れらしい。

2019年11月20日水曜日

素直な悪女(1956):歌・ブリジッド・バルドー
手当たり次第に男たちを翻弄する女を
演じさせたのは当時の夫ロジェ・ヴァディム監督。
どちらかというと手当たり次第は、お前だろうと
此の後、アネット・ヴァディム、にカトリーヌ・ドヌーブ
そしてジェーン・フォンダとデキて、結婚したりしなかったり
それぞれ主演させて映画を作ったのが律儀というか・・・。
一方、ブリジット・バルドーも別れた原因が
共演したジャン=ルイ・トランティニアンとデキて
その後別れてジャック・シャリエと再婚するも別れて
ドイツの写真家ギュンター・ザックスと結婚
その後、女たらしのセルジュ・ゲインズブールと不倫して
いや、アルバムを作って不倫している。
ジェーン・バーキンとの”ジュ・テーム・モア・ノン・プリュ”は
彼女の方が先だったとか。





深川おじや
先日、身と汁を分けていたアサリを使って
おじやに。
煮込んで少し酒と塩、卵を落とし、蒸らしたら三つ葉を散らす。
糠漬けは三日目で丁度。
納豆には貝割。
此れを昨夜録画して置いたクロサワvs勝新衝突の経緯
アナザーストーリーを観ながら頂く
朝からの至福の時。


2019年11月19日火曜日

TV「座頭市物語」6どしゃぶり
もう何度も此のシリーズは観て此処にも出しているが
その完成度は、やはり書かずにはいられない。
監督は田中徳三。
彼は大映で三隅研次、森一生、に続き
此のシリーズ本編を3本撮っている。
いつもながら日本映画の祖 マキノ雅広の言葉を借りれば、良い映画の条件は
"イチ筋つまり脚本
その星川清司は市川雷蔵の眠狂四郎シリーズの名手。
無理の無い設定で座頭市を窮地に追い込む展開は見事。
二ヌケつまり映像
カメラは森田富士郎。宮川一夫の助手も務め
言わば大映撮影部の生え抜き。
その凝った画面づくりは、どのカットを観ても
何度観ても、ため息が出てしまう。
特に此のどしゃぶりは題名通りクライマックスの、
ざんざん降り豪雨の仕掛けが素晴らしい!
クロサワの「七人の侍」の例をとるまでも無く、
雨を表現するのは照明。可成りの技術が無いと映らない。
そして三ヤクシャつまり俳優。
座頭市を弟の仇と狙う女スリに
今は亡き、朝丘雪路。
古風な芸風と、その艶やかさは匂う様で当にハマリ役。
そして悪役のヤクザの親分は藤岡重慶。
非道ぶりと間抜けさが同居した役作りが巧い。
それに雇われた殺し屋からっ風は成田三樹夫。
敵役が強いほど映画は面白くなる。此の俳優は晩年、
そのクールな魅力が開花した。
よくも揃えたものだと、キャスティングは完璧。
此れに倒産した大映のスタッフを丸抱えした
勝プロの社長兼主役の勝新太郎は
雨で敵の気配を消されようが、仕込み杖を取られ様が、
バッサバッサの大立ち回りも絶好調で、もう無敵。
ラストの朝丘雪路の台詞あんたにゃ負けたが効く憎いオチだ。
火曜日のBSフジ7時は予約しておいた方が良い。

Yves Montand-Les Feuilles Mortes
今の季節にピッタリな此のシャンソンはモンタンが本家。
というのも彼が映画のデビューは
マルセル・カルネの「夜の門」で此れはその主題歌“枯葉”。
歌の巧さは彼は晩年のエディット・ピアフの
事実上のパートナーだったから。
彼の生まれはイタリアだがフランスやアメリカ映画にも
「恐怖の報酬」「さよならをもう一度」「グランプリ」
ルルーシュの「パリのめぐり逢い」コスタ・ガブラスの「Z」
と数多く出演し、人気歌手でもありながら
世界映画史上に残る名優でもあった。


ベーコンエッグ定食
魚ばかりの朝食も飽きたので。
昨夜の兄貴のブロッコリーも付けて。
糠漬けは日にちがかかる様になったので
漬ける野菜の切り方に工夫する。
例えば茄子は3分の1と3分の2という様に。
浅利は身と貝を分けて此れは半分。

2019年11月18日月曜日

Mireille Darc - Hélicoptère (1969)
ミレーヌ・ダルクは「恋するガリア」で人気が出て
ソバカスにオカッパ頭の彼女のフォロワーは
そのころ”ガリアンヌ”の名称が与えられた。
今でも時々そのスタイルのオバサンを見かける(笑)
とにかく当時フランスのお洒落な女の子の代表であった。
その監督ジョルジュ・ロートネルと旨く行っていたが
女殺しアダン・ドロンにコロリと参ってしまい
結局は別れ、79歳で亡くなった。
物凄い美人でもなくても普通の女の子が
センスで魅力的になる見本のような女優であった。





鯵の刺身
昨日、買って居たやつをチルドルームで。
炊き立て御飯に載せて海苔でくるむ。
茄子にキャベツにお揚げの具沢山味噌汁。
糠漬けは2日漬けでも浅い。
考えればそろそろ12月、糠も元気は無くなるなあ。