2019年1月30日水曜日

Harry Nilsson-A Little Touch of Schmilsson in the Night

CDが出る以前、聴いたLPでは此れが一番多いだろう。
酔っぱらって寝る前に良くかけていたから
終わりにはノイズがブツブツ入って針が飛んでいた。
映画「真夜中のカーボーイ」の主題歌噂の男のヒット後
ハリーが仕掛けたのはジャズスタンダード集。
シナトラの編曲者のゴードン・ジェンキンスに目を付け
そのハリウッド・スタイルのおーケスレーションで
アルバムを作る事だった。
そして、本家シナトラを超えたのは、その選曲のセンスの良さ。
今日から、アルバムから1曲づくり取り上げて
カヴァー・シリーズをやろうかと・・・。

真子鰈の煮付け
卵たっぷりの鰈を
白鶴の純米酒で煮付けた。
烏賊刺しに山葵を載せて
ご飯にかける。
味噌汁は浅利。
いつもの漬物や納豆が無いのは
明日の入院に備えて繊維類を制限されている為。
もちろん今夜からアルコール制限!

2019年1月29日火曜日

いつもの朝御飯
赤魚の粕漬け
味噌汁、漬物、煮物と、やたら大根絡みの品が多いのは
近所の自動販売・葉付き二本で100円!のせい。
早起きなのは
朝からVリーグのオンエアのせい(^ ^)

2019年1月28日月曜日

「狼は天使の匂い」(1972)

「狼は天使の匂い」(1972)フランシス・レイ音楽
原作脚本はフランスの推理小説家セバスチャン・ジャプリゾで
原題は野原を越えた野兎レース
これをルイス・ブニュエル作品等のプロデュースで知られる
セルジュ・シュバーマンが「太陽がいっぱい」「雨の訪問者」の
ルネ・クレマンに監督させた。
その当時は、まだジプシーと呼んで居たロマ
北米と欧州の大西洋を跨ぐ執拗な復讐に、カジノ強盗を絡め
アウトローたちの全く先の読めない展開は
フィルムノワールとも違う大人のギャング映画となった。
口笛を効果的に使ったフランシス・レイの音楽は
ワールド・ミュージック・ブーム以前に
ロマの背景と、その哀愁を映画に漂わせて流石。
近くのスーパーに珍しく穴子が!
フライパンで酒醤油味醂で煮る。
穴子は長いから鍋に入り切らないのでね。
固くならない様に早めに穴子は取り出し
煮汁をツメにしてかけるのは、
鰤の照り焼きと同じ。
固くならないと言えば
安売りしていたイカの下足と耳を
昨夜、茹でて置いたた大根と炊き合わせる。
イカが固くならない様にするのが大事。
これには根生姜を擦って風味を付ける。
サラダ代わりに、サッと湯を通した生わかめと
玉葱スライスにマヨネーズを敢えて。
締めに、ご飯の上に穴子を載せて穴子丼。
なんかプロっぽいでしょ^(^ ^)

2019年1月27日日曜日

追悼 ミシェル ルグラン
5時から7時までのクレオ (1961)
去年の暮れに彼の特集をしたばかりだが、とうとう逝ってしまった。
コレは後に「幸福」で高い評価を得る前の
女性監督アニエス・ヴァルダの作品に彼がつけた音楽。
ルグラン自身もピアニスト役で登場している。
作中、主演の歌手役コリンヌ・マルシャンが歌うシャンソンの数々は
まさに「シェルブールの雨傘」や「おもいでの夏」に
繋がるフランス語の響きを生かした美しいメロディばかり。
私には此処にルグランの原点がある様に思える。


鯖の塩焼き定食(^ ^)

2019年1月26日土曜日

Martha & The Vandellas "Dancing in the Streets"
此のマーサ・リーブスとヴァンデラスも
映画「デトロイト」に彼女たちをモデルにした
ガールズ・コーラスが登場した。
シュプリームスと並んでモータウン・サウンドを
語るとき欠かせない存在だ。
絶妙なハーモニーと共にノリの良いパフォーマンスは
観るものをウキウキさせる。
ボウイとジャガーの此のカヴァーも良かったな。

炊きたてご飯
昨夜のうちに研いで水揚げしていた米を
早炊きタイマーで炊く。
その18分の間に、やはり昨夜茹でておいた大根で
アゴ出汁の味噌汁を作る。
葉とお揚げにシメジもちゃんと刻んで。
干物は金目鯛、高い金目も開くと幾らか安い。
後は糠漬けに納豆。
納豆には長芋を擦った。
炊き立てご飯は真ん中辺りが旨いらしい。
此れを更新する前に、ご飯は小分けしてパックに入れた。
これで暫くはチンご飯が食べられるぞ。


2019年1月25日金曜日

THE DRAMATICS : IN THE RAIN
映画「デトロイト」の中で登場したザ・ドラマティックスは
1964年に結成された実在のヴォーカル・グループだ。
当初、ダイナミックスという名前だったが、1965年に
ドラマティクスとスペルを間違えられ、そのままにしたという。
ラリー・リードは1967年の”アルジェ・モーテル事件”
の被害者になりグループを脱退した。
その後も、メンバーは入れ替わるもドラマティックスとして
数々のヒットを出し、今日に至っている。
映画でも見せた華麗なステージ・パフォーマンスが
モータウン・ソウル・グループの特徴で
今となっては懐かしい。





こんな空でも
今日は余り天気が良く無いらしい。
寒いから、手っ取り早く温まろうと
昨日のアサリの味噌汁でオジヤ。
ご飯が柔らかくなる間に、
分けていたアサリの身を貝から外し
火を止めて混ぜる。
トッピングに三つ葉を散らす。
納豆は昨日近所の自動販売で買った
2本で100円の大根をおろして。

2019年1月24日木曜日

デトロイト(2017)
此の作品の監督キャサリン・ビクローは
女性で初めてオスカーを手にした監督である。
その年の最終候補相手は「アバター」の監督ジェームス・キャメロン。
ご存知のように彼は元・夫で有る。
それに勝った作品がイラク戦争の爆弾処理班を映画にした
「ハートロッカー」(2008)
私は此れを観た時、心臓が早打ちして
途中で映画館を出ざるを得なかった。
思えばあのあたりから私は不整脈になった様だ。
それはともかく
此の監督の作品は押し並べて緊張感が普通ではない。
まるで現場に居合わせたかの様に観客を錯覚させる演出力がある。
此の映画「デトロイト」も、例外では無い。どこまでがドキュメンタリーで
何処が彼女が演出した場面かプロの私が見ても、その差は全く判らない・・・
というより彼女の撮ったリアルな映像に、
当人かと見紛う様なキャスティングの良さも相まって
観客は1967年のデトロイト暴動に巻き込まれてしまう。
私が此の監督の作品を最初に観たのはTVオンエアで、
痩せた女優ジェレミー・リー・カティスが新米警官になる
「ブルー・スティール」(1989)
そのマッチョ加減は、とても女とは思えないシュワちゃん並みのキャラであった。
そしてキアヌ・リーブがサーファーに化けて
銀行強盗を追う警官になった「ハート・ブルー」(1991)
サーフィンの魅力に、追う者と追われる者の男の意地を絡ませた名画だ。
この辺りから私は彼女の監督としての才能に、
おっ此の人は!と非凡なものを感じた。
そして私を心臓病にした「ハートロッカー」
そう、此の「デトロイト」も人種差別警官の黒人への尋問と称した
リンチは気持ち悪くなるほどのおぞましさだ。
歴史の中に埋もれたアルジェ・モーテル事件
現場に居合わせた人々の証言を元に構成したもの。
ただし此の作品は事件の前の被害者たちの生活も丁寧に追って居て
デトロイト=モータウン=ソウル・ミュージックそしてミュージシャン。
シュプリームス等のステージが再現されて居て、
その映像がミュージック・ビデオの様に美しく、
私の様なソウルファンには堪らない。
でも、被害者の一人は、あのドラマティックスのメンバーだったのだ。
その彼が、アルジェ・モーテル事件の裁判で証言するも
3人も黒人が殺されたというのに、白人が大多数を占める陪審員は
その犯人たる警官たちを無罪にしてしまう判決に
「もう白人に儲けさせたり踊らされるのは御免だ!」と
ソウル・シンガーを辞めてしまう切ない幕切れ。
その悔しさは、今でもアメリカは何も変わっちゃいないのだと
50年経って敢えて此の事件を映画化した監督キャサリンビグローは
完全主義者と言われる。
豊富なカメラアングルにテンポの良い編集には沢山の素材が必要。
だからハリウッドでは監督が撮影現場でシツコク粘る事を
スタッフ達はキャサリン状態と呼ぶとか?
そんな彼女は緻密な映像構成だけで無く、此の作品ではソウルという
オマケオカズを入れる余裕が出て来た。
それがキャサリン監督ファンの心臓の弱い私には喜ばしい。




リバーシブル ユニオンジャック柄コート完成!
制作日数2日半。
特別サービス裏返しの実演動画(^ ^)

所要時間7分前後の朝ごはん
イワシの味醂干しには、山椒の粉。
これで鰯が鰻の蒲焼に化ける。
漬物は糠に漬けてから2日目は冬のローテーション。
アサリの味噌汁は貝が開いたら
火を止め、出汁と別にして
赤味噌を入れる前に2日分に分ける。
三つ葉は水耕栽培。
納豆には和布蕪。
チンご飯があればネ。


2019年1月23日水曜日

"納豆チャーハン"
たまには朝御飯に変化をと
冷凍してあったシラスや黒はんぺんまで混ぜて、胡麻油で炒める。
味付けは酒と醤油をほんの少し。
漬物は栃木の某メーカーのピリ辛胡瓜。
一度食べたら後を引く旨さ。

2019年1月22日火曜日

鯵の開き定食
糠漬けは色は良いがまだ浅い。
味噌汁は2日目だから卵を落として活性化
納豆には和布蕪。

2019年1月21日月曜日

ハマチの刺身定食
味噌汁は昆布煮干し出汁
具はシメジ、もやし、ニラ。
此れに納豆、糠漬け。

2019年1月20日日曜日

武満徹の映画音楽その13
利休(1989)
野上弥生子の小説「秀吉と利休」を元に
映画監督にして草月流家元三代目でもある勅使河原宏が
華道とも近い、茶道の祖 ・利休を映画化したもの。
だから勅使河原作品を殆ど手がけている
作曲の武満も時代劇とは云え「切腹」「怪談」等の
琵琶や琴などの和楽器の現代音楽構成だけで無く、
何とスタイルをひねり、中世ヨーロッパの宮廷音楽
つまり、戦国時代の日本をグローバルに捉え、
秀吉と利休の確執を中世の権力者と芸術家の価値観の戦さとしたのだ。
私には此の音色、坂本龍一のダンスリーを聴くようで懐かしい。
此の映画に於ける武満の発想の転換は、
フランソワ・トリフォー監督の映画「アメリカの夜」で、
作曲のジョルジュ・ドルリューが撮影所を中世の城に例え、
撮影風景を宮廷舞踏会の音楽に置き換えたのと似ている。
それにしても、武満のイメージの斬新さ、
そして懐の深さを感じる音楽だ。

コチラは緊張溢れる映画のオープニング




水天宮前 中華の睡蓮
此の店の私の一番は鶏の唐辛子揚げ。
それに海老風味の大根餅
蜂蜜タップリの焼豚。
クラゲの薄切り生姜味。
豚肉と海鮮のボリューム一杯の五目そば
此れを五年物の甕入り紹興酒で。