プログレシブ・ロックの記憶
EL&P : TARKUS
彼等は、俗に云うスーパー・グループだった。
キーボードのキース・エマーソンは、
それまでザ・ナイスというバンドを率いており
ベースのグレッグ・レイクは、なんと”キング・クリムゾン”の
ヴォーカルまでやっていて
ドラムのカール・パーマーはアトミック・ルースターと
それぞれが、一国一城の主。
エマーソンの呼びかけに集結、当然ながら
デビュー当初からロック・ファン及びマスコミの
脚光を浴びる事と成った。
グループ名を、そのまま取ったアルバムから
此の「タクカス」ムソルグスキーの「展覧会の絵」を
そのままロックに再構成した作品と、何れも大ヒット。
後に日本の冨田勲やジャン=ミシェル・ジャールの
パフォーマンスが続いたが
それまで誰も屋外で使用した事の無いムーグ・シンセサイザーを
ステージで演奏したのは彼等が初めてだった。
彼等が無ければY.M.O.も出て来なかったかも知れない。
とにかく、ロックとクラシックとの融合を計る
新しい音のスケール感と、スピード感は観客のド肝を抜き
他のプログレシブ・ロック・グループとは一線を引いていた。

0 件のコメント:
コメントを投稿