The Train (1964)-Maurice Jarre
日本では「大列車作戦」として公開された此の作品は
当時、脂のノリ切った監督ジョン・フランケンハイマーと
俳優バート・タンカスターのコンビで
”芸術は命を賭けるに値するか？”というテーマに
鉄道網を使ってのスリルと、蒸気機関車という
巨大な乗物の迫力はエンタテイメントとして
上級なものであった。
此れに付けたモーリス・ジャールの音楽は
彼の得意とする打楽器を多用した高揚感に溢れるもので
ラストの空しい結果の静かなメロディにコントラストを
付けている。
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