2022年8月20日土曜日

月の歌#9

ピアノソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2 :ベートーベン

”月光ソナタ”として知られる此の曲、1801年彼が30歳の時に書いたという。

別に彼は月光のイメージで作ったわけでは無い。

後日、音楽評論家が”スイスのルツェルン湖の月光の波に揺らぐ小舟の様”と

表現した事による。それ以来、ベートーベンの意図した

”幻想曲風ソナタ”から離れ、”月光ソナタ”になってしまった。

まあベートーベンは、それに異議をとなれたかどうかは

死んだ後だから解らない。





 

2022年8月19日金曜日

さらば友よ (Adieu l'ami1968
サブカルチャー史60'年代のフランス編で
少しアルジェリア戦争の”影”に触れていたが
私には此の映画のオープニングが確か
”アルジェリア帰り”だったなと、昨夜DVDを又観た
2枚目のアラン・ドロンと対極的なキャラクターの
チャールズ・ブロンソンのユニークな組み合わせは
当時、此のポスターだけで観客を大動員した。
私はドロンがブロンソンのタバコに火を付けてやる
ラストシーンしか覚えて居なかった。

二人はアルジェリア帰りの船が一緒だっただけで接触は無い。
しかし豹柄コートを着た女がドロンを執拗に追いかけるのに
興味を持ったブロンソンが彼に興味を持つ。
女は軍医のドロンに、地下金庫の大金を奪う計画を持ちかける。
その計画に乗るドロンには、、それだけの理由があったことが後に分かる。
そうアルジェリア戦争は、やはり徴用された若者に
影を落として居たのだ。
その後遺症から自殺願望になった「鬼火」のモーリス・ロネ
そして傭兵らしきブロンソンにも・・・。
此の映画はドロンとブロンソンが地下金庫の前で
クリスマス・イブに金庫を開けようとした挙句
逃げ場を失い絶体絶命に追い詰められて行くサスペンスだが。
その過程で殴り合う男対男の憎しみが、何時しか友情に変わる
とても怪しい映画なのだ。
その世界を盛り上げるのは近未来的なビルのインテリアに
当時、絶好調の作曲家フランソ・ド・ルーベ。
監督ジャン・エルマンは此れと「太陽の200万ドル」と寡作だが
もっと評価されて良いはずだ。
”俺たちは一緒じゃなかった”とあくまでもシラを切る二人に
女達のドンデン返しのラストが待っていた。

ボケるのも悪くない、映画の展開を殆ど忘れていたのだから(笑)






月の歌#8
Kiko and the Lavender Moon:Los Lobos
ロス・ロボスは今は皆オッさん達だが
元はL.A.のメキシコ系の高校生たちで作ったバンド。
その実力は全米のみならず世界のファンを魅了している。
此の曲は此の様な映像が付けられて更に魅力的だ。
此の映像作家は誰なんだろう?





 

昨夜のディナー

ミントとラムのカクテル、モヒートに始まり、

ゆで卵のオリーブ載せ、自家製しおらっきょうをツマミに

冷凍したタネ2種を混ぜて作った混合カレーの出来上がりを待って

伊東駅前のサザンカのもちもちベーグルで。


 

2022年8月18日木曜日

月の歌#7
Marquee Moon (1977):Television
パンク・ムーブメントは米英どちらが先か忘れたが
とにかく彼らはニューヨークに彗星の如くデビューした。
ジャケット写真はロバート・メイプルソープが撮り
此のアルバムは当時、評論家たちに待ち焦がれた様に絶賛された。
Marquee Moonとは”天幕に描かれた月”の意だが
それに触発されたリーダーのトム・ヴァーレインの歌詞は
和訳しても難解だが、言葉がナイフの様に鋭く、まさにパンク!








 

鰯の干物定食

味噌汁の具は野菜室の残り物

納豆には高菜漬けの刻み

デザートにスイカ付き


 

2022年8月17日水曜日

月の歌#6
Moonray:Artie Shaw & Helen Forrest
Moonrayとは日本ではあまり使わないが”月光”の事らしい。
アーティ・ショウが1939年に作曲し彼の楽団演奏で
此のヘレン・フォレストが歌いヒットした。
私にはイエジー・カヴァレロビッチ監督のポーランド映画「夜行列車」(1956)に
ポーランドジャズの名手アンジェイ・トシャコフスキーが
スキャットに編曲した映画音楽として記憶に残った。
ヘレン・フォレストはビリー・ホリデーの後釜として
アーティー・ショウ楽団のヴォーカルに雇われたが、人気が出て、
その後、ベニー・グッドマン、ハリージェームス楽団と契約した。