2015年10月27日火曜日

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シバ - 埃風
シバをYouTubeで検索すると
レイモン・ルフェーブルの”シバの女王”が出て来てしまう(笑)
彼は此のジャケットも手がけた三橋乙揶という
所謂、”ガロ世代”の漫画家でもある。
そして彼は昨日の高田渡などと”武蔵野タンポポ団”を
結成して活動していた。
そのグループ名の謂れが中津川フォーク・ジャンボリーの時
シバが河原のタンポポを食べていたからと云う。
どちらにしてもソロでは孤独を歌う彼が
そう金は無くとも、友達と一緒だと楽しい時代だった。


最近のランチ麺三種
上から豚バラと竹輪に青梗菜を炒めた
”チャンポン風ラーメン”
付いているスープの素を少なめにして
少しアンチョビ・ペーストを足すと
それらしい味となる。

真ん中は山梨の吉田うどんと云う
”ほうとう”まがいのゴン太いうどんを使った
”イカの塩辛焼うどん”
此れにはイカの塩辛が具と味付けを兼ねる。
日本酒で塩味に丸みを付けるのがコツ。

下は、此処ではお馴染み”栃木焼そば”
茹でたジャガイモをサイコロ型に切って入れる。
実は前夜の肉じゃがの残りだが
その肉汁もちょいと入れるのがポイント。
あっそうそう、某漬物メーカーの
新生姜を載せると更に栃木らしくなる。

2015年10月26日月曜日

1 第一次世界大戦 百年の悲劇はここから始まった」
以前、放映された「映像の世紀」の出来も良かったが
新たに発掘された映像を使って制作された
此のドキュメンタリーは更に面白い。
科学の発達は未来を目指すものだが
極端な例を挙げればブラキオザウルス等
恐竜は此の20年の間に、新たに見つかった化石で
形態はどんどん変化しているし
あの写楽は誰だったのか?龍馬の本当の暗殺者は?と
過去の資料の科学的な解析は今
既成の事実を大きく覆すものなのだ。

ところで第1集の此れだが
第一次世界大戦は第二次世界大戦へのプレリュード。
まさに総てが100年もの長い戦争の前編に過ぎないと
捉えているいる制作者に、今時まともな歴史観を感じた。
米英独露の大国が植民地の独立で失った領地に
更なる利権を求め、部族間の争いに介入
武器を売る為、戦争を仕掛ける構図は
露骨なほど解り易いが、今でも続く世界の現実だ
毒ガスを発明したフリッツ・ハーバーの
不気味な眼鏡に映るのは
ドイツへの愛国心から化学兵器を作り
戦場を戦う以前に地獄と化しただけでなく
自分がユダヤ人である事を忘れ
結局は同朋をアウシュビッツのガス室で
大量虐殺させた愚かさだ。
アラビアのロレンスの長い顎には
自分が英国のアラブ支配の為の
謀略に加担している事を途中で気付きながら
ヒーローとして担ぎ上げられた心地よさに酔い
その神輿から降りなかった間抜けさを感じる。
ピーター・オトゥールとは大分違う。

他にもレーニン、チャーチル等と歴史を動かした人物が
実像として動く、語る、迫力は映画の比では無い。
ときおり映像を着色パート・カラーにするのは
興ざめだが、デジタル・リマスターされた画像の
リアルさに圧倒される。
全部で6集、月1集の割合で制作するらしい。
暫くはBS-1の番組表から目が離せないな。

それにしても、過去の歴史に何も学ばず
戦争を何度も繰り返す人間の愚かさよ・・・。
加古隆のペシミスティックな音楽が心に突き刺さる

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 コーヒー・ブルース:高田渡
昨日の加川良が下宿屋に訪ねて来た時
只のさ湯を出した今日の高田渡は
当時、京都を拠点にしていて
貧乏な筈なのにイノダという珈琲屋へ通っていた
此処に出て来る”かわいこちゃん”がその後
彼の奥さんになったという噂もある。
それはともかくフォーク界の長老
(いや見かけ程、実際は歳はとっていなかった)
やれ酔ってステージ上で寝てしまったとか
晩年は落語のしん生の様なエピソードが
なぎら健壱のネタにされてしまった。
風貌はフォーク歌手の代表と云える。

2015年10月25日日曜日

究極のランプレドット
そんなワケでベランダに残って居た最期のミントで
ラム・ベースのカクテル”モヒート”を作り
例のチーズ削りや、サラミでアペリティフ。
先日、スーパーで見つけた”ギアラ=牛の第四胃”を
圧力釜を使わずグツグツと時間をかけて作ってみた。
焼肉用とあっただけにセロリと煮たら臭みも無く
蕩ける様に柔らかい。
此れはランプレドットというトスカーナ料理でも
トマト味では無い、珍しいもの。
フィレンツェではパンに挟んだりするが
私は先日,茹で置きしていたパスタを
チンして温め、スープ・パスタ風に。
此れが偶然出来た究極の味。
果たして二度と同じ味が出せるかどうか?
早くも今年の「今日の1食」BEST-5にランク入り!
まだ頑張る朝顔
昨夜は北風が吹き、もう10月も終わりだと言うのに
我が家の庭の左、国道135側にまだ咲いている朝顔。
去年辺りから、勝手に咲き始め
どんどん増えて此処ままだと、ウチの囲い全部が
朝顔で埋まりそう。
今年は入谷の朝顔市に、お中元のお返しに送ったが
此れだけ在ればウチには要らないな。
紫蘇は終わったし、ミントもバジルも
勢いが無くなった。
さて、今夜は、それを使ってカクテルと
イタリアンでも作ろうかい。

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下宿屋:加川良 
此のレコーディング・マスター・テープに
曲目を書いただけのストレートなジャケットは
入っている加川良の気持ちが伝わって来る。
フォークと云うより今ならラップに近い
長いナレーションの此の歌は
当時、GSに憧れたのに、何故かフォークの方が
もっと格好良いと感じた素直な彼の全てが歌われている。
此の下宿屋で彼に湯だけの茶碗を出したのが高田渡。
”ビンボー”と”懐かしさ”をテーマにした此のシリーズ。
歌謡曲から始めたが
フォークをネタにするとキリが無いな。