2013年2月19日火曜日



三渓そば?
いつもの魚屋でスルメイカが豊漁らしく120円まで値下がり。
多少傷は有るものの捌くと吸盤が手に絡み付くから新鮮だ。
それならばと 例によって一夜干しして塩辛に。
それを茹でた小松菜の上に載せた。

ホッケは北海道から来ているが250円と手頃な値段だ。
焼いて生姜醤油をかけて臭みを抑える。
ボリュームが有るので1人では食べきれなかった。

もうだいぶ昔に成るが横浜の先の三渓園に行った時
園内で”三渓そば”なるものを食べた記憶が有り
自家製の松前漬けを観ていて、ふと閃いたのが此れ
松前漬けと盛りそばのコラボレーション。
こうすると酒の肴にも成り、そこそこ腹も膨らんで
マツダセイコ・ハイセイコー(古い!)

猪戸通りの酒屋の親父イチオシの日本酒は此れ。
ナント包んであるのは新聞紙に赤札。
口当たりが良すぎて、何処で止めよか迷った。


O bruxo da montaña - Milladoiro
今日のヴィデオでは”ミジャドイロ”のメンバーが観れる。
彼らがライブで演奏するケルトの珍しい民族楽器も興味深い。
そして何より、その音楽が育まれたガリシアの風土を
とても美しく捉えているのも魅力だ。
その光と影を見事にモンタージュした構成は
オーソドックスだが、音楽と映像の究極のマリアージュと
呼ぶべきだろう。
タイトルは訳すると”魔術師の山”。

2013年2月18日月曜日

(日本映画・女優編)

左幸子(1930〜2001)

彼女は、此のサイトの映画「暖流」や「にっぽん昆虫記」で
以前取り上げたので此れは追記のつもり。
生まれは富山県(どうりで「にっぽん・・・」の東北弁は巧かった)
骨董屋を営む両親の3男5女の長女。
東京女子体育大学卒業後、中学校の体育、音楽教師を
しながら俳優座の委託生として演技を学ぶ。
デビューは新東宝の「若き日のあやまち」(1952)
文芸映画の名匠・田坂具隆之「女中っ子」(1955)に主演
(この映画を私は公開当時、9歳で観ている)
イタリア留学から戻った大映の増村保造の「暖流」(1957)
今村昌平の「にっぽん昆虫記」に当時、夫の羽仁進の「彼女と彼」
の2作品でそしてベルリン国際映画祭女優賞(1963)を獲得する。
そして内田吐夢の「飢餓海峡」(1965)では
毎日映画コンクール主演女優賞と順風満帆の人生であったが
彼女が女優にのめり込む程に、夫・羽仁進の気持ちは離れたか
娘・未央を連れてアフリカ・ロケに行っている間に
此れに同行した左の実の妹・額田喜美子と不倫関係になってしまい
その後、二人は離婚する。
娘・未央も夫に付き、妻と母と姉の自分を全部失った左は
酒浸りの日々を送ったという。
それでも何とか仕事(初監督・主演「遠い1本の道」)で
立ち直ったかにみえた矢先の1985年
今度は彼女を、胃がんという病魔が襲う。
手術後も体調は回復せず長い闘病生活に入り
その後はテレビのバラエティ番組で人生相談の様なものに
時々出演するが2001年に肺がんで亡くなっている。
享年71歳。
彼女が映画で演じた役=逆境にめげず、強かに生きる女は
現実には無理だったようだが、それでも
「女中っ子」等、健気で明るい彼女の姿が私の記憶の中に蘇る。

Milladoiro-La Musica de los Dioses
ケルト音楽は、地域的にブリテン諸島が中心だが
スペインのガリシア地方にも、それは存在して
今でも伝承されている。
今日の”ミジャドイロ”は、そんなガリシアのケルト・バンドだ。
何処か我々日本人の琴線に触れる、その哀愁あるメロディは
民俗学からすれば中央アジアの草原をローマ人に追われた
ケルト民族の血に流れるものだとか、
つまりモンゴロイドに繋がっているのだ。
祭りに使われたらしい、素朴なダンス音楽も有るが
殆どは彼らの虐げられた歴史を物語る。
美しく哀しいメロディは、古代から現代に蘇り
それは何処か懐かしい記憶として心に迫ってくる。




 中華ディナー
上段は豆腐にピータンとパクチを載せ
辛し醤油をかけた冷や奴。

中段はアルゼンチンの海老を紹興酒とナンプラーに
漬けたものを焼いた焼き海老。
地球の反対側くらいの長旅をエビさん、ご苦労さん。

下段はハムと小松菜とシメジに木耳を入れた焼そば。
紹興酒のアテに成るよう、豆板醤を効かせた。
此の木耳は戻すと3倍くらいの量になるのには驚いた。
しかし食感が面白いだけで、海のクラゲと同じ
何の味も無いな、やはりタンメン等で使い
スープをたっぷり吸わせた方が良いのかな?


2013年2月17日日曜日

木製の鳥
自分で云うのも何だが
私は鳥の置物に昔から興味が有るらしい。
此れは宇佐美湾の左端に在るインドネシア・レストランの
土産物コーナーで、だいぶ前に見付けた。
此の写真では判りづらいが大きさが本物に近く
気に入った。
時々,浜辺や川にも南の方から飛んで来たのか
変わった鳥が居て楽しませてくれる。

Dr Worm - They Might be Giants
相変わらず軽快なテンポで進む彼らのヴィデオは
なんとも奇妙な世界だ。
とにかくヴォーカルにインストルメンタル全部を
自分たちでやってしまう彼らの才能が凄い・・・と
思ったら今回はサポートが混じっているね。
デュオのロック・グループはスパークスやホール&オーツ等が
居るが、何時までたっても
メジャーに成らないのが、私には何とも嬉しい。