2013年2月18日月曜日

Milladoiro-La Musica de los Dioses
ケルト音楽は、地域的にブリテン諸島が中心だが
スペインのガリシア地方にも、それは存在して
今でも伝承されている。
今日の”ミジャドイロ”は、そんなガリシアのケルト・バンドだ。
何処か我々日本人の琴線に触れる、その哀愁あるメロディは
民俗学からすれば中央アジアの草原をローマ人に追われた
ケルト民族の血に流れるものだとか、
つまりモンゴロイドに繋がっているのだ。
祭りに使われたらしい、素朴なダンス音楽も有るが
殆どは彼らの虐げられた歴史を物語る。
美しく哀しいメロディは、古代から現代に蘇り
それは何処か懐かしい記憶として心に迫ってくる。

1 件のコメント:

  1. 此の曲のタイトルはスペイン語で
    翻訳すると”神々の音楽”という意。
    私には神と云うより太古の昔からの
    自然に対する敬意や崇拝を
    表現している様に聴こえる。

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