2016年12月3日土曜日

ファンク特集-その3
Get The Funk Out Of Ma Face:Brothers Johnson
ファンクにベース・ギターは欠かせないが
そのチャンピオンが此のブラザー・ジョンソン。
ベーシストとしてマイケル・ジャクソンの”スリラー&ビリー・ジーン”
そしてハーブ・アルパートの”ライズ”等、数々のヒット曲に
彼のそのスラップ奏法(チョッパーとも)を聴く事が出来る。
タランティーノの映画「ジャッキー・ブラウン」にも
此の”Strawberry Letter #23”が使われ当時の雰囲気を出していた。
その脅威のテクニックは”サンダー・サム=雷の親指”と呼ばれたが
惜しくも去年60歳で亡くなっている。


おりべのすき焼弁当
以前にも紹介した事があるが此の弁当を昨日頂いた。
夕方5時までの賞味期限だったが
ウチの廊下の先は冷蔵庫並みに寒いので
大丈夫だろうと今朝、電子レンジにかけて。
伊賀牛というブランドの肉は程よく固くて
歯応えが有り味付けも甘過ぎない。
観音裏の店まで行けば、しゃぶしゃぶも食べられるらしい。
此れにカツオだしのお吸い物を付けて
窓から差し込む温かい光とお麩の形で
なんとなく朝からお花見気分。

ソウル・ファンク特集 その2
Bootsy Collins - Stretchin'Out
昨日のジョージ・クリントンにも顔を出していた彼は
ファンクの元祖にして親分の
ジェームス・ブラウンのJB'sの元ベーシスト。
そのデケデケデンのチョッパー奏法はファンクの決め手。
そして聴けば直ぐ判るファンキーなブーツィー・ヴォイスで
パーラメンツからファンカデリックのブームを起こし
此の星形メガネにギターは彼のトレード・マーク。
一見、剽軽な外見に惑わされるが
ジミー・ヘンドリックの影響を受けた
ソウルのサイケデリックな流れであるP-ファンク
ソウルの革命児、その人なのだ。

2016年12月2日金曜日

ソウル・ファンク特集その1
Give Up the Funk : George Clinton with  Parliament
華麗なフィル・ソウルに続いて登場した
見た目もケバケバしい此のジョージ・クリントン率いる
パーラメンツはソウル・ミュージックに
確乎たる一時代を築いた。
ブラス楽器に弾むベース・ギターとオカズも一杯
コーラス群と編成も大所帯
衣装も派手と云うより無茶苦茶
オムツにヒゲの女装とピーカピカのギンギラギン
音楽のダダイズムと呼ぶべきか?
無理矢理にも観客をノセてしまう彼らの 
強引なステージパフォーマンスはソウル・ミュージックに
一つの変革をもたらしたと云えよう。
彼らのルーツであるアフリカ文化に帰依したスタイルと
云えば云えなくもないが、現代に彼らの原始的なエナジーは
足りないものだったのかも知れない。



東京駅グランルーフ地下 シーフードGIGAS
東京駅を通る度に立ち寄る此のシーフードBAR
いつも昼ごろなので牡蠣2個と白ワイングラス1杯で
駅弁のアペリティフにしているのだが
昨夜は時間も遅かったので、上の写真の様なフルコース。
グリーン・サラダにイカと牛蒡のフリッター
そして海の幸のぐつぐつつリゾットと云う奴を頼んでみた。
いずれも素材の鮮度や調理が駅ビルの中とは思えない
ちゃんとしたレストラン並み
特に”海の幸のぐつぐつつリゾット”は魚貝の甘みが
生クリームとトマト・ソースに馴染んで
とても素人の私では出来ない味であった。
此れからは只のオイスターBARとしてだけ使うには
勿体無い店と成ってしまった。

2016年12月1日木曜日

”朝から鯛のお造り”
昨日、ご近所のNさんから此んな”鯛のお造り”を頂いた。
ご親戚に釣上手なプロのコックさんが居るらしい。
昨夜の献立は用意していたので今朝の食卓に。
ワサビの代わりに下ろし生姜醤油を浸け
温かい御飯を焼海苔に包んで巻き寿司の様に頂く。
流石に此れだけの刺身は食べきれないので
途中から茶をかけ、鯛茶漬け・・・う〜ん
此れは銀座の「竹葉亭」のそれに勝るとも劣らんぞ。
味噌汁は豆腐と春菊、エリンギは松茸の代わり。
クアドロ・ヌエヴォ その4
Quadro Nuevo - Libertango
彼等はフランスのミュゼット、ドイツのポルカ、アラビックと
アコーディオンという楽器の可能性を探っている様に思える。
今日はアルゼンチンのピアソラの名曲”リベル・タンゴ”
リズムとメロディーを同時に出せる此の楽器に
官能的なサックスが絡み付いて鮮やかな色彩が浮かび上がる。

一方コチラはタンゴの本場ブエノスアイレスに乗り込んだ
Garcia's Tango - Quadro Nuevo
ガルシアとは同じ南米コロンビアの作家
ガルシア・マルケスに因んだ曲名だろうか?
妖艶な中に哀愁の在る音色と、現地ロケの効いた展開は
見事な映像作品と成っている。
オースラリアからドイツへ、そしてアルゼンチンと
地球を駆け巡る彼等ボヘミアンの旅は
留まるところを知らない。