2013年5月2日木曜日

おウチで楽しむカクテル講座#-17
男と女
Un homme et une femme
<レシピ>
赤ワイン-30cc グレープフルーツ・ジュース-100cc

どちらが先でも良いが氷の入ったグラスに
赤ワインとグレープフルーツ・ジュースを入れて混ぜるだけ
赤ワインの量でアルコール度数は弱くも強くも成る。

昔から有る飲み方なのだが、特別の名前は無い様なので
「今日の1曲」で取り上げた映画に因んで、本日から「男と女」と私が命名。
カクテルのネーミングなど、先に付けた方が勝ちなのだ。
ワインが男で女がジュースか?等の詮索は、あまり意味が無い。

「男と女」はGoogleの翻訳を使うとフランス語では
”ア・ノ・メ・ニ・ファム”と発音する。



お好み焼き
お好み焼きが食べたいと云う客人のリクエストに
昨日のランチ、ホット・プレーで焼く。
まず、小麦粉を鰹昆布だし、長芋を繋ぎに
キャベツの千切り等を混ぜ、片面を焼き始める。
豚バラ肉を表側に並べ、表裏を返す。
肉に火が通ったのを確かめ元に戻し
真ん中に穴を開け、生卵を埋める。
此処でホット・プレートに蓋をして蒸らし
全体に火をまわし、完成!
好みでソース&マヨネーズそして青のり、鰹節をかける。
閃いて、パルメザン・チーズを擦ってみたが
それは失敗、やはりピザとお好み焼きは別の物であった。



Sanba Saravah - Pierre Barouh
ボサノバの魅力を再認識させたのは映画「男と女」(1966)だ。
アヌーク・エーメが、亡くなったスタントマンの夫(ピエール・バルー)と
旅したブラジルの想い出を彼が好きだったボサノバの曲で忍ぶ場面。
(ピエールがボサノバへのオマージュを歌い上げている)
クロード・ルルーシュは監督と云う仕事をパリの観光地に在る
覗き窓機械の音楽に映像を付ける処から出発している。
つまりMTV、今で云うヴィデオ・クリップの監督だったのだ。
だから此のピエール・バルーの曲に付けた映像の編集の見事な事。
これほど素晴らしいボサノバのヴィデオ・クリップは
今でも見た事が無い。
そして此の頃アヌーク・エーメとピエール・バルーは
実生活でも本当に愛し合っていたから彼女が、とても美しい。



2013年5月1日水曜日

ロビンとマリアン@-18



おウチで楽しむカクテル講座 #-16
イスラ・デ・ピノス
Isla de Pinos
<レシピ>
ホワイト・ラム-45ml  グレープフルーツ・ジュース-45ml
シュガー・シロップ-5ml グレナデン・シロップ-5ml

材料をシェイカーに入れ、シェイクして
大きめな氷を1個入れたグラスに注ぐ。

名前はスペイン語で”パイナップルの島”
パイナップルなど使ってないのに何故か此の名前
1970年代後半のトロピカルカクテル・ブームに日本に紹介された。
デートに誘い、BARで彼女用に注文して名前を云えば
グラスに浮かんだ氷が、南の島を連想させるから
「こんな可愛い島に貴方と行きたいワ」等と女の子に云わせたら成功!
ラムの甘みにグレープフルーツの苦みがミックスされ
味わいもスッキリ。



”鴨鍋”
夕べは越谷から運んで来た合鴨肉で客人自ら調理した鴨鍋。
昆布&鰹ダシも採って持参したと云うこだわり。
私はブラディ・マリーを飲みながら、先日のしめ鯖を肴に
その鍋が出来上がるのを待つだけ。
テーブルにガスコンロをセットして、
大根おろしやワケギを刻み
いよいよ鍋の登場!
越谷は昔、御狩場の地で野鳥肉はレベルが高いとは客人の説。
でも合鴨は野鳥じゃ無いだろう。
それはともかく肉はあくまで柔らかく脂がノッて
滋味溢れるという表現がぴったり。
一緒に入れた椎茸、牛蒡、長ネギ・白滝が肉汁を吸う。
此れには当然、ボルドーの赤ワインは常温で。
時が経つと共にワインも空気に触れ、旨さを増し
締めにはオジヤ!
しかし、それは例によって写真を撮り忘れた。



João Gilberto - Desafinado

昨日のジョビンと肩を並べるのが今日のジョアン・ジルベルト。
此の二人の出会いがブラジル音楽に奇跡を起こしたと
云っても言い過ぎでは無い。
ジョビンのピアノとジョアンのギターでレコーディングした
「溢れる想い(Chega de Saudade)」が、ボサノバ最初の曲だと云う人も居る。
しかしジャズのサックス・プレイヤー、スタンゲッツとのジョイント
そして妻だったアストラッドに歌わせた”イパネマの娘”が
世界中にボサノバ・ブームを引き起こしたのだ。