2012年12月3日月曜日

Victer Young Greatest Hits -16
Chet Baker Trio -  My Foolish Heart
私の行く歯医者さんはチェット・ベーカーのマニアで
彼のレコードは殆ど持っていると云う。
写真家のブルース・ウェーバーが撮った記録映画「Let's Get Lost」で
彼の生涯は描かれていたが、麻薬中毒の後の晩年の姿とは想像もつかない
若い頃のハンサムぶりは、その甘い声(中性的)と共に
世界中の女性を虜にしたと云うのも頷ける。
トランペット奏者だから演奏も聴けるが晩年は歌の渋さで勝負していた。
此のビクター・ヤングの曲も“愚かなりし我が心”と
彼の人生への後悔の様に聴こえてしまうのは私だけか。




トリッパ!
久しぶりにトスカーナ料理の此れを作ろうと。
本当はハチノスと呼ばれるモツを使うのだが
中々売っていないので白モツで代用。
冷蔵してあるそれを水で丁寧に洗い
沸騰した湯で15分程,下茹で
(此れが臭い!クサヤの匂い、いやそれ以上)
寒いが窓を開けるしか無い。
その湯を捨て、生姜とニンニクと唐辛子を入れ
水を足し、再び煮立てる。
(此処迄は居酒屋のモツ煮込みと同じだ)
臭みが消えたのを見計らって、赤ワインにホールトマト1缶を投入。
グツグツ煮こみ、味付けにアンチョビーと
胡椒をたっぷり効かせれば完成!
パンに浸けてもパスタと絡めても良し。

アボカドの安売りに種を取り
凹んだ所へタラコ、もう1つはイカの塩辛を入れ
溶けるチーズをかけてオーブンへ。

サラダはマヨネーズにヨーグルトそして
カレーパウダーを混ぜてソースにした。




2012年12月2日日曜日

2012.12.02 NEWS
日は木村沙織(ワクフバンク所属)のBSオンエアは無し
そのかわりVリーグの去年の優勝争いをした
東レと久光製薬の試合がBS-1で観られた。
流石に両チームとも全日本のメンバーが沢山入っているので
ゲーム内容は面白かった。
Vリーグ開幕前の情報では新監督・中田久美率いる久光製薬が
今年は台風の目になるとの噂だったが、それは本当だった。
セッターに転向した全日本の狩野舞子や石田瑞穂を温存しても
結局、3-1で去年の覇者・東レを破ってしまった。
その東レだが木村沙織が抜けた穴をプエルトリコからの
エンライト(20歳)というパワーのある助っ人で埋めたが
それなりの力は有っても、チームの精神的な支えにはならず
キャプテンの荒木の活躍だけでは、いかんともしがたい。
迫田さおりは怪我が治っておらず、セッターの中道瞳も辛そう。

一方、久光製薬は左右のウイング・スパイカーに
長岡望悠(みゆ)と石井優希という若手が伸びているし
ロンドン・オリンピックで守りの要に佐野優子と一緒に頑張った
新鍋理沙が攻守で中心的な存在に成っている。
それに背の高い岩坂名菜のブロックやサーブも有る。
これらを余裕で采配している中田久美は
これから長期戦のVリーグの先を見ているのだろう。


中田久美と云えば私は縁が有る。
その昔、日立のCMを撮った時、全日本の監督・山田重雄氏に
大林素子とコンビで当時は何処のチームもやっていなかった
移動攻撃を見せてもらった。
その美しさに魅せられて以来、私は女子バレー・ファンと
成ったのだ。
その後、中田久美は引退し、タレントに成りたい
という彼女の相談にのった事があった。
(まあ一緒にカラオケへ行っただけなんだが)
私は偉そうに「貴方はセッターだったのだから
相手の”コート”が見えるはず
芸能界という”コート”で自分が何をしたいのか?
何が出来るのか?考えて動くべきだ」とアドバイスした。
結局、彼女は、その”コート”には向かないと判断したのか
バレーボールの世界に戻り
イタリアにコーチ留学したりして自信を付け
今、久光製薬の監督をしている。
史上最年少(15歳)の全日本セッターとしてデビュー
抜群のトスワークと気の強さでオリンピックを3度経験した天才
彼女のバレーボール人生をいつまでも見守りたい。




なんとなく中華風
<前菜>
最近の豆腐は保存が効く、それでつい安心して
冷蔵庫の奥の方で番をさせてしまう。
昨夜はそれにピータンを載せ辛し醤油で
白髪葱を作ると決まるのだがサボリ。
<中菜>
茹で蛸はニンニクと胡麻油と炒めナンプラーを少し
サラダほうれん草を添えて。
<後菜>
ケニー君の佐世保土産の小イカを
酒醤油で柔らかくしたものを入れ焼きそばに。
紹興酒とオイスター・ソースが極め手。
ベランダの香草も季節外れにしては
ちゃんと香りが良い。

そんなワケで、お酒は紹興酒を少し燗して。



Victer Young Greatest Hits -15
Margaret Whiting- My Foolish Heart 
昨日のビリー・エクスタインが思い切り歌い上げるタイプとしたら
今日のマーガレッウト・ホワイティングは、その逆
“愚かなりし我が心”を何とも優しく切なげに歌っている。
父親がリチャード・ホワイティングという作曲家だった彼女は
小さい頃からコール・ポーターやジョニー・マーサーと
大物作曲家が友人として出入りする家庭に生まれ育ち
彼らの新作を直ぐ歌ってみせたという才能は早く開花し
1950年にビクター・ヤングの此の歌をヒットさせた。
さりげない歌い方は大向こう受けするタイプではないが
その癖の無さ、こそ彼女の魅力で
耳に自然でソフトな声は広く愛され高齢になっても
乙女心を持った可愛い歌手だったと云う。

2012年12月1日土曜日

Victer Young Greatest Hits -14
Billy Eckstine - My Foolish Heart
と云うワケで最初に登場したのはビリー・エクスタイン。
”ミスターB"とも”黒いシナトラ”とも呼ばれた彼は
1940年代半ばからのビッグ・バンド全盛の頃のスター。
アール・ハインツ・オーケストラのお抱えからスタートし
自らリーダーを努めた楽団を率い全米で人気を博した。
お聴きの通りビブラートの効いたバリトンは圧倒的で
私も彼に対抗するのはトニー・ベネット位のものかと。
日本のフランク永井は名前からしてシナトラ・スタイルと
云われているが此れを聴くと実はビリー・スタイルだった事が解る。
どちらにしても歌の巧さと迫力で彼に勝る歌手は居ないだろう。



イカの塩辛納豆ピザ・アゲイン
2週間位前にやった塩辛納豆ピザの味が
どうにも忘れられなくて再現!
しかし欲張ってイカの塩辛を載せ過ぎた。
今回の塩辛はワタをたっぷり使ったので
納豆と混ざると、かなり濃厚な味と成り
それにチーズも溶けると
発酵、発酵、発酵だらけで口の中は、むせる様。
まあ”発酵仮面”の小泉先生でも此れは食べられないかもね。

サラダにはシラスをガーリックオイルで揚げたものに
レモンを搾ってドレッシング。

鶏の胸肉を買っていたのを忘れてた。
フライパンで皮の方から焼き、出た脂で反対側も
其処にワインと醤油とバルサミコ酢
蓋をして中まで蒸して
仕上げにオレガノを振って完成。

飲み物は赤ワイン、塩辛に赤ワイン?
そう云えば昔、イカの塩辛に赤ワイン入れた人が居たな(笑)