2012.12.02 NEWS
今日は木村沙織(ワクフバンク所属)のBSオンエアは無し
そのかわりVリーグの去年の優勝争いをした
東レと久光製薬の試合がBS-1で観られた。
流石に両チームとも全日本のメンバーが沢山入っているので
ゲーム内容は面白かった。
Vリーグ開幕前の情報では新監督・中田久美率いる久光製薬が
今年は台風の目になるとの噂だったが、それは本当だった。
セッターに転向した全日本の狩野舞子や石田瑞穂を温存しても
結局、3-1で去年の覇者・東レを破ってしまった。
その東レだが木村沙織が抜けた穴をプエルトリコからの
エンライト(20歳)というパワーのある助っ人で埋めたが
それなりの力は有っても、チームの精神的な支えにはならず
キャプテンの荒木の活躍だけでは、いかんともしがたい。
迫田さおりは怪我が治っておらず、セッターの中道瞳も辛そう。
一方、久光製薬は左右のウイング・スパイカーに
長岡望悠(みゆ)と石井優希という若手が伸びているし
ロンドン・オリンピックで守りの要に佐野優子と一緒に頑張った
新鍋理沙が攻守で中心的な存在に成っている。
それに背の高い岩坂名菜のブロックやサーブも有る。
これらを余裕で采配している中田久美は
これから長期戦のVリーグの先を見ているのだろう。
中田久美と云えば私は縁が有る。
その昔、日立のCMを撮った時、全日本の監督・山田重雄氏に
大林素子とコンビで当時は何処のチームもやっていなかった
移動攻撃を見せてもらった。
その美しさに魅せられて以来、私は女子バレー・ファンと
成ったのだ。
その後、中田久美は引退し、タレントに成りたい
という彼女の相談にのった事があった。
(まあ一緒にカラオケへ行っただけなんだが)
私は偉そうに「貴方はセッターだったのだから
相手の”コート”が見えるはず
芸能界という”コート”で自分が何をしたいのか?
何が出来るのか?考えて動くべきだ」とアドバイスした。
結局、彼女は、その”コート”には向かないと判断したのか
バレーボールの世界に戻り
イタリアにコーチ留学したりして自信を付け
今、久光製薬の監督をしている。
史上最年少(15歳)の全日本セッターとしてデビュー
抜群のトスワークと気の強さでオリンピックを3度経験した天才
彼女のバレーボール人生をいつまでも見守りたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿