2017年7月31日月曜日

花火の残り物-その2
花火の破片が降った雨のせいで
まだ通りにへばり付いて散らばっている。
ウチは今朝も花火の残りもの( ̄(工) ̄)
頂いたバケットに腰塚のコンビーフと野菜を
カレー味で炒め、挟んでサンドイッチに。
カラフルなピクルスも食べ切れない程。
関係ないがコーヒーカップの絵は
先日のわんぱく戦争と同じサヴィニャック
パリ祭に描いた物らしい。

"一発屋"その3
M - ポップミュージック
一発屋の事をアチラではワン・ヒット・ワンダーと云うらしい。
此のMはテクノポップ全盛時、つむじ風の様に登場して
いつの間にか消えて居た。
曲全体の印象がリズムボックスの様で
アスレック等にも使える易く、今聴いても悪くはない。
"M"はロビン・スコットのソロ・プロジェクト。
まさに此れ1曲が世界的に大ヒット
その後2枚アルバムも出したが鳴かず飛ばず
ワン・ヒット・ワンダーの代表格となった。

2017年7月30日日曜日

花火の片付け
花火の時、ホームレスの方々のお住いは
区の条例で撤去されるが、終わるや否や、この様に
元に戻る。その素早さには驚くばかり。
同じ様に臨時の一方通行にした道路の鉄柵も
設置に1週間も掛かっていたというのに、撤去が速い速い。
カンカンと片付ける作業の音を聴きながら
昨夜のご馳走の残りもので朝ご飯も
いつもの夏の風情。

”一発屋”その2
The Captain Of Her Heart ;Double
彼らはスイスはチューリッヒ出身のデュオ。
クルー・マウルー(ギターとヴォーカル)と
フェリックス・ハウグ(ドラムとキーボード)のコンビで
”ドゥーブル=2人組”と云う訳。
1983年、AOR的な緩いムードの此の曲が当時の波に乗ったが
その後のヒットが続かず、コンビも自然消滅。
20年後に再会し、レコーディングを始めたが思う様に
制作が進まぬうちにフェリックス・ハウグが
心臓発作で亡くなり、完全に此のバンドは終わった。
ブルーの色で彼はイメージ統一していたが
サキソフォンの音色が、海の中に静かに
ゆらゆらと漂っている様に私には思える。

2017年7月29日土曜日

”一発屋”
Wonderful Life:Black
音楽業界では1曲だけで消えて行く歌手を”一発屋”と呼ぶが
此の人ほど、それにふさわしい人は居ない。
本国イギリスでは72位と、さほどヒットしなかったが
ヨーロッパのチャートには上位を締め
オーストラリアではトップにもなり
再発売されて8位まで駆け上がった。
日本ではウイスキーのCMに使われ、そこそこヒット。
Blackことコリン.ヴァーンコムはリバプール生まれ
その写真家ブルース・ウェーバーばりの斬新なヴィデオは
故郷のリバプールの海岸の遊園地で撮られたと云う。
しかし、何故か彼は此の曲以外ヒットせず
しばらく長い沈黙があり、その後、話題と成ったのは
自動車事故に巻き込まれ53歳で亡くなったと云うニュース。
此の曲に漂う哀愁同様、なんとも切なく儚い運命。

ぶっかけ流水麺そうめん
スーパーで若いカップルが
カップ麺をカゴ一杯買っているのを見て
えっ毎日そんなもんばかり食べていて
大丈夫か日本の食文化は?と
かねがね思っている自炊派の私だが
昨日、花火の準備で忙しく
晩御飯を作るのが面倒になり
スーパーに此れを見つけ
案外いいかもと、ついでにかき揚げも。
流水麺なのに水も入らず
袋から出してつゆをかけるだけ
こんな便利なものは他に見た事ない。
それでいて味も悪くない。
麺の流石シマダヤ。

2017年7月28日金曜日

ウラジミール・コスマ特集
My Father's Glory:Vladimir Cosma
フランス映画の中で宝石の様に輝く
名画「プロヴァンス物語」の監督イブ・ロベールは
ウラジミール・コスマと、此の作品の20年前に
フィリップ・ノワレ主演の「ぐうたらバンザイ!」
でコンビを組んでいる。
その後,彼は本業の役者に戻りルルーシュ等の映画に
出演していたが長年温めていたマルセル・パニョルの
小説の映画化「マルセルの夏」「マルセルの城」の2部作に
再び作曲家ウラジミールを起用した。
彼は、その期待に応え全編美しいスコアを散りばめ
プロヴァンスの山々の壮大なスケールのテーマ曲を始め
登場する親子の心理描写に繊細なスコアを付け加えた。
夏の朝、此の曲をかけると
何処に居ても此の映画の世界が広がり
避暑地プロヴァンスに居る気分に成るのだ。

観音裏 蕎麦屋なお太
気になっていた新しい蕎麦屋に入ってみた。
まずメニューに卵焼きが有ったので頼む。
中に紫蘇、海苔、三つ葉どれにと言われ三つ葉を。
初めての所は必ず、盛りを試してみるので
盛りも。
待っている間、店内を見ればナント
猫、猫、猫の置物だらけ!
相当の猫好きとみた。
出てきた卵焼きも蕎麦も合格点。
ちゃんとしていたが
側に居た無口な目の大きな店員も
猫に見えて来た(())

2017年7月27日木曜日

御徒町・ニューサラティー
チャリで多慶屋に買物に行く途中
良い匂いを辿ったらこの店だった。
タイ人とネパール人がやっていて
私が頼んだセットランチの
タンドリーチキンが旨かった。
大きなナンもお代わり自由。
隣りで食べていたトムヤムクンそばも
良さそうなので又来ずばなるまい。
ウラジミール・コスマ特集
Le Bal1983
此の曲はエットーレ・スコラ監督が
フランスのミュージカルを映画化したもの。
あるダンスホールを舞台に第二次世界大戦前後の
ダンス音楽で踊るカップル達を追っている。
カリカチュアされた人間ドラマが
時におかしく時に切なく見事な作品となっている。
エンディングに流れた此のテーマ曲が
余韻と成って耳に残った。
観た当時、作曲家を調べたらウラジミール・コスマの名が。
コスマだから”枯葉”のジョセフ・コスマの息子かと
思ったが関係ないらしい。
とにかく映画も面白いが彼の戦前戦後のヒット曲の
アレンジを楽しむだけでも
此の映画、必見!


2017年7月26日水曜日

Sentimental Walk : INO hidefumi
”SUMMER SONGS"は昨日で、お終いにしたが
INOの曲に此れがあって
メロディーに思えがあり、気になって探したら
ジャン=ジャック・ベネックスの映画「DIVA」の挿入曲だった。
Diva - Sentimental Walk
さすがINOの選曲はセンスが宜しい。
作曲はウラジミール・コスマ。
フランス映画の名作に良いスコアを残している。
此の原曲の他にも私の好きなものが。色々有るので
今日からプチ・シリーズにしようかと・・・。

芭蕉の葉柄のアロハ
夏用の”絽”の着物を解体してアロハに。
ご覧のように柄がつながっていたので
そのまま生かし前身頃に。
簡単に見えて、此れが意外に難しく
それに前回の”蝶の着物”のリフォームでも苦戦した
”絽”という素材の縫い憎さ
前にも書いたが生地にコシが有って
妙に膨らみ正確な運針を阻み、やり直し数回
手こずること事、3日間。
仕上げは上々とは言えないが
まあ、柄の面白さでカヴァーして貰おう。
カタツムリも居る事だしネ。

食欲が無いのでロースト・ビーフ
脱水症にならないように昼間、水分を補給しすぎて
夕方になっても食欲が全然無い。
でも、夜中に腹が空くのは困るし・・・
ふと思い出したのは冷凍庫のステーキの残り
解凍すればロースト・ビーフになるはず。
案の定、明日のジョー
ご覧のような厚切りのロースト・ビーフに。
ポテチをパン代わりに食べだしたら止まらなくなった
食欲が無い人は誰れだっけ?
ランチョン・マットは頂き物のカウボーイ。
♪ローレン、ローレン、ローレン、ローハーイド!


2017年7月25日火曜日

SUMMER SONGS #20(最終回)
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Madsummer Reminiscence : INO hidefumi
主に英語表記だが猪野秀史
彼はエレクトリック・ピアノ”フェンダーローズ”の名手。
でも普通のキーボードプレイヤーと少し違うのは
此の曲”狂った夏の回想”を聴けばわかるだろう。
私が彼を知ったのは”Love Them From Spartacus"の
カヴァーを集めていた時。
彼がアレンジャーとして日本人離れした才能を
持っているのを感じた。
Love Theme From Spartacus - INO hidefumi 

 
明るいディナー
地元のスーパーに大きなアサリを見つけ
ベランダのバジルと組み合わせボンゴレを。
アサリは火の入れ方が勝負!
暑いが火の側で、最初の貝が口を開けたら止める。
そこにアルデンテのパスタを絡めるのがポイント。
サラダにもニンニクを擦ってオイル&ビネガー&レモン
玉葱の辛さが食欲をそそる。
バケットにブルーチーズをつけて頂き物のサラミも。
ディナーといっても夏の陽射しが明るい。




2017年7月24日月曜日

情熱のピアニズム(2012)
久しぶりに凄いドキュメンタリーを観てしまった。
彼ほどの障害を抱えたミュージシャンは他にはいない。
生まれた時から骨に異常があり成長せず
しかも柔らかいので絶えず骨折をしてしまう。
成人してからも体長は伸びず、僅か1mそこそこ。
その彼が見世物小屋でもサーカスでもなく
コンサートでピアニストとして観衆を感動させる。
その軌跡いや奇跡を追ったドキュメンタリーである。
監督は映画「イルポスティーノ」のマイケル・ラザフォード。
しかし彼はもともと記録映画出身
だから只の記録映画に終わっていない。
音楽好きな父親に、小さい頃から徹底した英才教育でピアノを習い
17歳で米国へ単独修行。時はモダンジャズの黄金期
西海岸からニューヨークのジャズ・ジャイアントに
此の小人は愛され、彼らとセッションを重ね
徐々に頭角を現して行く。
興味深いのは彼の耳の良さ。
小さい頃から楽譜も読めず、耳だけで暗譜
フランス人なのに英語も数ヶ月で覚えてしまう天才。
しかし彼を、それだけの高みへ導いたのは彼の性格だ。
自分の体型のコンプレッスなど微塵も出さず
むしろ、それ逆手にとり、笑わせて友好関係を築いて行くのだ。
それは特に女性関係に有効であったようだ。
生涯数え切れないほどの女性遍歴
それも、その女性たちへのインタビューで
赤裸々になって行く。
自分は障害者ゆえ長くは生きられないと
彼は分かっていたのだろうか?
人並み外れた好奇心を満たすべく
あの時代ならミュージシャンは皆ドラッグ漬け
彼も例外ではなく、残り少ない人生を生き急いだ。
まるで彼の得意としたピアノの早弾きのように・・・。




SUMMER SONGS#19
Indian Summer : Chris Botti
”インディアン・サマー”とは
北米の晩秋にある小春日和のことだが
常夏のハワイでもホテルのオーナーの婆さんが
やたら暑い時”こりゃインデァン・サマーだ!”と言ってた。
私はインディアン様の祟(たた)りで暑いのかと思ったが・・・。
それはともかく甘いマスクのイケメン・トランペッター
クリス・ボッティは幾つになったろう
まだ美貌は衰えていないか?
コチラにライブがあるから見てみよう。
おウチで蒲焼。
土用の丑の日は明日
鰻の本当の旬は冬で、売れない夏
”土用の丑の日に鰻を食べよう!”は
江戸時代に平賀源内が鰻屋に頼まれて書いた宣伝コピー。
昨日、スーパーで国産品が刺身の盛り合わせと
同じくらいの値段で出ていた。
TVでやっていた”市販の蒲焼の上手な食べ方”を
思い出し、やってみようかと。
まずパックから出したら、表面に付いている
必要以上にテカテカしたタレを水道で流し落とす。
その水気を切り、スプーン1杯ほどの日本酒を塗り
それをフライパンに油をひかず、上下3分づつ焼く。
付属のタレは、食べる前にかける。
硬めに炊いた御飯に載せ、山椒の粉をかけると
ふっくらと香ばしく、スーパーの鰻とは思えない。
千住の尾花、浅草の前川、奴とは行かないが
何より予算内でサイズ的に、それらを上回る満足感。
これに枝豆、蛸のきゅうり揉み、
デザートにスイカを付けたら、
もう鰻は宇佐美に限る!だな。