ブライアン・イーノの軌跡 #6
Heroes : David Bowie
ボウイのベルリン3部作アルバムの2枚目
ほぼ前作と同じコンセプトで作られている。
サウンドは後にフィラデルフィア・ソウルに近づく以前
イーノの影響か?悲鳴に近いアルトサックスやシンセの音色に
ポップスとは程遠い彼らの世紀末感を感じる。
ベルリンの壁の向こう側と、こちらで落ち合うカップルに
インスパイアされたという此の曲を、ボウイは
壁の向こう側にも聴こえるように現地ライブで歌った。
現ドイツのメルケル首相が、ボウイが亡くなった時
その死を悼むメッセージを出したのに心打たれた。
コチラのヴィデオ・クリップで、ボウイは
ヒーローには思えない華奢な身体を曝け出して
此の曲の本当のテーマを浮かび上がらせる。
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