2017年1月8日日曜日

鳥の歌#5 ”かもめ特集”
連休なので、今日明日と”かもめ”に因んだ歌を
思い出す限り続けて更新。
興味があったら時々覗いてください。
まずは此れから
かもめが翔んだ日:渡辺真知子
渡辺真知子は此の曲で1978年レコード大賞新人賞を得た。
失恋の歌にしてはアップテンポに勢いがあるので
千葉ロッテマリーンズのテーマ曲でもある。
恋人に振られ、ヤケになった女の再生を歌い込んだ
伊藤アキラの作詞に渡辺真知子の作曲と歌唱力は見事
私は大好きなので今予定している”かもめ特集”トップに!

かもめ:カルメン・マキ
此の曲は寺山修司が自ら主催した劇団・天井桟敷の
カルメン・マキの為に作ったアルバム「真夜中の詩集」の1曲。
勿論、”時には母のない子のように”も入っているが
作曲家・田中未知と共に詩人・寺山が
彼女に託した無垢な世界は詩情に溢れたもので
いま、聴いても心が洗われる。
それでいて当時の時代が描かれている貴重なアルバムだ。

かもめ:浅川マキ
寺山修司は先のカルメン・マキと同じように
”かもめ”という曲をアングラの女王と呼ばれた
浅川マキに書いている。
偶然か?意図したか?解らないが、
ふたりの”マキ”で二つの”かもめ”。
それでも曲は全く違う。
コチラ作曲はジャズ畑の山木幸三郎。
カルメンのほうが、メルヘンチックなのに比べ、
マキの方はポルトガルのファドかシャンソンの様に退廃的だ。
かもめという鳥に寺山修司は何を託していたのだろうか?
この曲の入ったアルバム"浅川マキの世界"も
”夜が明けたら”や”赤い橋””不幸せという名の猫”と
寺山修司・演出で構成され、此の”かもめ”は新宿蠍座ライブ。
当時の文化的中心であった街・新宿の時代背景が色濃く出ている。

かもめはかもめ:研ナオコ
此の曲は中島みゆきが研ナオコに書き下ろし
それがハマッて大ヒットした。
それは昔、彼女が”大きな煙草”を吸って逮捕され
半年の自粛休業を余儀なくされた後の
まさにカムバックの曲でもあった。
人生は、やり直しが効くのだ
清原も飛鳥も何とか頑張って欲しい!
歌の巧さでは元々定評のあった彼女だが
カヴァーする曲選びのセンスが良く
サザンの桑田佳祐の”夏をあきらめて”同様、
自分のものにしてしまうのが素晴らしい。

かもめの街 ちあきなおみ
彼女は引退以前に演歌はもとより、日本のみならず
世界中の膨大な数のカヴァー曲をレコーディングしている。
そして、もう歌い曲は無くなったとばかりに
人前から消えてしまった。
年を重ね、声量が落ち、衰えた容貌を整形や化粧で
隠して歌う歌手の中で、それは潔いと思える。
残された歌声や、此の様な映像で十分に彼女の
魅力は伝わるのだから・・・。

かもめの女房: 石川さゆり 
此の人はホリプロのアイドル路線から出発し
演歌に路線を変更して成功した歌手だと言われてきたが
”津軽海峡冬景色”と今や都はるみに次ぐ
女性演歌歌手として押しも押されぬ存在だ。
その佇まいも、そこそこ絵になり、あの歌は巧いが
目をつぶらないとイメージが湧かないデブの歌手とは
安心して聴いて居られる。
それにしても吉岡治のドラマチックな歌詞が
美人すぎる彼女には重すぎる様に思え
ちあきなおみが歌ったらと・・・。

「冬のかもめ」石川ひとみ 
コチラはアイドル路線をそのまま続けて居た石川さゆり
ポップス系ニューミュージックの”まちぶせ”で哀愁路線を
引いたもののなかなか大人の色気につながらない彼女は
今、幾つになるのだろうか?
どちらにしても、青い海に白いカモメが飛ぶ姿は
様々なイメージをおもいおこさせる。

石狩挽歌:北原ミレイ
此の歌でカモメはゴメと呼ばれている。
日本の演歌歌手の中でも特殊なキャラクターの彼女を
なんと表現すれば良いだろう。
所謂、水っぽい雰囲気はキャバレー歌手出身という
過去からか?
実力を水原弘に見出され浜口庫之助に師事し
作詞家・阿久悠の詞で”ざんげの値打ちもない”でデビュー
此の歌、石狩挽歌は、なかにし礼の作詞だ。
とにかく作詞家に特別なイメージを抱かせる存在なのだ。

・・・と全8曲”かもめ”の歌特集を終了。
如何でしたか?

0 件のコメント:

コメントを投稿