2016年11月20日日曜日

フィリー・ソウル特集#1
You Make Me Feel Brand New:The Stylistics
1973年にリリースされた此の曲は彼等最大のヒット。
その後、ソウル・スタンダードとしてシンプリー・レッドや
ロバータ・フラック、ベビーフェイス等にカヴァーされている。
彼等はジャンル分けで所謂”フィラデルフィア・ソウル”
と呼ばれている。
それまでのダンサブルなR&Bモータウンサウンドに比べ
華麗なストリングス構成で、ロマンチックなムードが特徴だ。
先にヒットした”ユー・アー・エブリシング”同様
此の曲でも不思議な弦楽器が甘いムードを強調している。
仕掛人はトム・ベルというシグマ・レコードのプロデューサー
彼の狙った、ラッセル・トンプキンス.Jr,の
中性的なファルセット・ヴォイスが何とも美しい!
当時デヴィッド・ボウイが此のサウンドに憧れ
全米ツアーの途中、ドラッグのリハビリをしながら
現地で録音したアルバムが”ヤング・アメリカン”
その過程がドキュメンタリーで存在するらしい。
是非観たいものだ。




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