2016年10月11日火曜日

プログレシブ・ロックの記憶(最終回)
原子心母:ピンクフロイド
彼等は誰もが認める”プログレ”の代表格のバンド。
克ってはシド・バレットが創立したワンマン・バンドだったが
シドがドラッグ(LSD)にハマってしまい早めにバンドから離れた。
それにより既に居たロジャー・ウォーターズより
シドの代わりに加入したデビッド・ギルモアが
存在感を示し、アルバムはプログレ・バンドとしては
その後、驚異的なレコードの売り上げをみせ
ライブ・コンサートでも圧倒的な観客動員を誇った。
5,000万枚の売り上げとなった「狂気」以降
作詞は殆どロジャー・ウォーターズだったが
デザイン集団ヒプノシスが手掛けた
燃える男のジャケットで有名な「炎」の1曲
”あなたがここにいてほしい”は
最初のメンバーだったシドへのオマージュと成っている。
更にアラン・パーカーが監督した「ザ・ウォール」は
映画としても完成度が高く
それを又、主題にしたベルリンの壁でのライブも
20世紀の最期のエポック・メイキング的な
イベントと成ったのは周知の通り。
彼等は時代と共に歩み、結果を残したバンドであった。

以上、プログレシブ・ロックは
その後、レッド・ツエペリンやエイジア、ヴァニラ・ファッジ、
ユーライア・ヒープ等のアート・ロックと変化し、
グランド・ファンク・レイルロード、カンサス、ボストン等
ヘビー・メタルに転身、多様化してジャンル分けは難しく成ってしまった。
それでも英国独自の深い霧や、雲の垂れ込めた重い空を
連想させられる、それらのサウンドは
懐かしい私の記憶と成って何時までも生きている。

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