今日は 映画「マルコ・ポーロ」について。
モンゴル帝国の王・フビライ・カーンに仕えたイタリア人の物語。
可成り前(1982年)のことだが
此の題名のTVドラマをイタリア、米国、英国、中国
そして日本の5カ国合作で制作し
深夜に3夜連続でオンエアされた。
監督はイタリアのジュリアーノ・モンタルド。
主演のケン・マーシャルは新人だったが
共演者が凄い名優ばかり
バート・ランカウター、ジョン・ギールグッド、アン・バンクロフト
日本からも丹波哲郎、石田純一、アグネス・チャン
勿論、中国からもモンゴル系の俳優が出演。
何より特筆すべきは
イタリア映画音楽の巨匠エンニオ・モリコーネが絶頂期で
西洋と東洋が溶け合う美しいメロディの
スコアを沢山書いていて、それら宝石の様に素晴らしく
私に取って忘れられぬものとなった。
ジャケットをクリック
MARCO POLO : ENNIO MORRICONE
今、此のサウンド・トラック総ての曲は嬉しいことに
YouTubeの此のサイトで聴くことが出来る。
それから30余年、同名の
TVシリーズ「マルコポーロ」を
NETFLIXが制作、インターネットで配信した。
ジャケットをクリック
Marco Polo:The FatRat-Xenogenesis
残念ながら、まだ私は観ていないが
此のYouTubeで観る限り、とても面白そうだ。
特に、クライマックスの此の合戦場面に
なんと”エニグマ”の「真実の目」を使っている。
シリーズ最初の方で紹介したが、此の曲は
モンゴルの”美空ひばり”こと、
ドイツの”エニグマ”がサンプリングしたもの。
最初のモンゴル旅行でライブで聴いた
彼女の生の声に感激して以来
モンゴル贔屓に成った私は
彼女の大草原に響き渡る”オルテンドー”が
大軍団同士の合戦場面に使われたのが、とても感慨深い。
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