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トニー滝谷:坂本龍一
村上春樹の短編小説を市川準が自ら脚色映画化した此れは
市川がCM監督から長編映画へ転身して17作目の作品だ。
ファッショナブルな映像は広川泰士がムービーを回したもの
スチールカメラマンらしい端正なフレーミングに
坂本龍一が付けたピアノだけのシンプルなスコアが
現代人の堪え難い孤独感を表現して
映画全体に不思議な魅力を生んでいる。
坂本の音楽は聴いても心は癒される事無く
かえって空しくなるばかり、そうサティの様だ。
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