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Good-Bye-Frank Sinatra with Nelson Riddle Orchestra
そんな訳で今日から
”シナトラとアレンジャーの組み合わせ”のシリーズ。
此の曲はシナトラのお抱えアレンジャーの1人
であったゴードン・ジェンキンスの作曲。
あのベニー・グッドマン楽団のクロージング・テーマ
として有名だが
でも此のシナトラ用の編曲はネルソン・リドルの手によるもの。
名曲が名アレンジで復活した背景には
シナトラは女優のエヴァ・ガードナーと破局、離婚直後
ネルソン・リドルは実の母と娘を亡くしたばかり
どちらも”Good-Bye=さよなら”の気持ちが高まっていた
との記載が残って居る、切ない話だ。
ネルソン・リドルについて、もう少し・・・。
ラテン音楽のレス・バクスターのアレンジとなっているが
実際は、そこに在籍していたネルソンの編曲
それを知っていたナッキンコールが、その後
自分の曲のアレンジに、彼を抜擢したのは隠れたエピソード。
彼はトランペッター出身なので軽快なリズムも得意とし
シナトラの映画音楽にも多数参加している。
「オーシャンと11人の仲間」「ナイスガイ・ニューヨーク」等
オードリー・ヘップバーンには「パリで一緒に」
TVシリーズ「バットマン」のテーマはお馴染みだ。
それでも彼の得意とするのはスタンダード・ジャズのアレンジ
ロバート・レッドフォード主演の「華麗なるギャツビー」では
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