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The Rolling Stones - Like A Rolling Stone
此の曲をバンドの名前にしておきながら
何故かカヴァーしなかった彼等が突然やった裏に
どんなエピソードが有るのかは知らないが
此の演奏とヴィデオを観る限り
ディランのテーマが時代を超えた普遍性を
持っている事に気付く。
見かけは”お達者クラブ”の爺さん達の集まりの様だが
信じられないくらいにパワフルな演奏の”ストーンズ”は
ミック・ジャガーの気迫がグイグイ伝わって来る。
ヴィデオに描かれた女性の転落の日々は
正に”ローリング・ストーン=転がる石”
ドラッグでハイになった彼女の眼に映る歪んだ世界を
そのまま映像にしたアイディアもさることながら
描かれた英国社会が”怒れる若者たち”の頃と
何も変わっていない様に思える。
たった4分半のヴィデオだが此のクオリティは
トニー・リチャードソンの長編映画「蜜の味」
ジョン・シュレジンガーの「真夜中のカウボーイ」と
同じレベルだ。
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